2025年5月20日に乙女座トランスプルトー順行。
トランスプルトーというのはトランスネプチューンという仮想天体の一角。
机上の存在ですが、これが順行になるということで天空模様を伺ってみます。
もくじ
2025年5月20日 乙女座トランスプルトー順行

時間:16時32分31秒
トランスプルトーは別名でペルセポネーとも呼ばれ、
冥王星の外側を周回していると考えられる架空の惑星。
ネイタルで目立つ時は他者に批判され、他者の期待に従うことを強いられ、
内なる自分を成長させることが出来ないと感じた幼少期の環境。
ここが示すのは完璧への欲求、他者の意見を過剰に気にするところ、という点。
どの場所で他者の期待を感じてしまうか、
そのことで完璧な自分でなければと感じるか、という解釈になるでしょうかね。
カルミネートは火星で勝つことが義務付けられている感じ。
ライジングプラネットはリリス、ベスタ。
自己主張をするうちに浮き出た、内なる自分の抑えていた衝動。
義務付けられた仕事をしている時にそうした面が現れるかも。
各種サビアンシンボルは
ASC蠍座数え4度は「火のついたろうそくを持っている若者」
親しい人の会話をしっかり聞くこと。
MC獅子座数え9度は「息で形作るガラス吹き職人」
自分の描きたい形のために集中する。
太陽牡牛座数え30度は「古代の芝生の上を行進する孔雀」
自分の才能を思い切り発揮して輝く。
月水瓶座数え28度は「鋸で切られ倒された木」
木を切るように何かを断ち切り、振り返らない。
特殊アスペクトは
太陽ー月ートランスプルトーのTスクエア。
トランスプルトー・海王星ー冥王星、ドラゴンテイルーパラスーキロンのヨード。
先述の「他者の期待に応える」を過剰に意識する形になるかもという感じ。
トランスプルトーは10ハウスにおり、公的な立場において
期待に応えなければ、というものが現れる形。
前回は11ハウスで逆行。仲間の期待に応えるにはどうすれば良いか
それが見直しが入った、というところで
改めて公の場で仕切り直すようなイメージでしょうか。
https://ngx24.com/blog/20241202_valgo_transpluto_retrograde
乙女座トランスプルトー順行について

トランスプルトーは乙女座数え4度で「白人の子供と遊んでいる有色人種の子供」
何事も公平な考えが大事で、差別や偏見をなくし平等に見ていくように
自分が片付ける仕事においては分け隔てなくやっていくこと。
特定の人のことだけを過剰に気にするのでなく、分け隔てなく関わっていくことが大事になりそう。
乙女座トランスプルトーは几帳面な感じで自らを表現し、他者の期待に
結果を出して応えるという自分を演じること?
完璧主義がいきすぎて、まだまだ他人の期待に応えられるレベルでない、と感じることもあるかも。
10ハウストランスプルトーは職場など公の場所、ポストに立つにおいて他者の期待に応えること。
各種解釈

トランスプルトーを見ると
太陽ートランスプルトー90度
・自己の表現と他者に見せる顔が異なる。
月ートランスプルトー180度
・感情表現したい方向と、期待に応えたい方向の違いの葛藤。
トランスプルトーーASC60度
・行動としてはスムーズになる。
マップ

トランスプルトーーMCは太平洋上。
日本では冥王星ーICが関西、パラスーICが北海道道東、ベスターASCが日本列島を横切る形。
総括

社会の場、何かしら社会的地位に立つことというのは
往々にして衆目の目を浴びて、期待に応える、
という所作が行われやすいということ。
色眼鏡をかけずに分け隔てなく様々な期待に応えられるか、
というところになりますかね。
ポストにつくということはそれだけ期待も大きい、ということでしょうから。
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