プレネイタルというのは産まれる前、
母親の胎内にいた時のチャートを読んでみる手法のことを言うそう。
自分が生まれる前に決めてきた使命であるとか、
どのように人生を送って行ったら良いかと言うアドバイスが見れる、
そんなチャート?
日食、月食チャートをサンプリングしてみたいと思います。
もくじ
プレネイタルにおける日食と月食

「未来」を示す太陽の通り道、「過去」を示す月の通り道の交点である
ドラゴンヘッドもしくはドラゴンテイル近くで
新月になった時が日食、満月になった時が月食と言われています。
「今世やるべきこと」「過去世」を示すドラゴンヘッドやドラゴンテイルの近くで発生することもあって
未来と過去とのつながりから、生まれる前に決めてきたこと、
と言うのが伺えるのでないかと推察します。
通説では
日食は太陽、月がドラゴンヘッドかドラゴンテイルの18.5度以内にいる時に起きる現象、
月食は月がドラゴンヘッドかドラゴンテイルの12.25度以内にいる時に起きる現象、
と言われています。
日食で今世果たすべき使命、そのための能力
月食で果たすべき使命を歩む過程で感じること、大切にすること、喜びとすること
というところでしょうか。
要するに日食の時に太陽、月食の時に月とそのサビアンシンボルを追いかける、と見ていく感じか。
ケーススタディ 日食が太陽蠍座、月食が月牡牛座

これだと私の生まれた前後の日の人も同じような宿命を持ち合わせている、
ということになるが。
日食図においては
日食図が蠍座数え21度で「任務を怠った兵士」
他者に同調せず、自分の意志を貫くこと。信念が強く、不条理なことには反抗、とある。
蠍座の性質で言うと、権力に対して反抗的な性質があります。
サボり魔でもあると言えるし、万年反抗期であるとも言えるでしょう。
一方でこれと決めたことに対しては大きく状況を覆す破壊的エネルギーがある、
と言う解釈もあります。
「破壊と再生」を司る冥王星の加護を得た蠍座のエネルギーらしいですね。
両極端な性質をもっていることもあって「他社の駆け込み寺」になりうる要素もあるのが蠍座。
毒を持つ蠍の性質ということが相まって
面倒ごとを引き寄せやすい、面倒ごとに関わりやすい性質があります。
まぁある意味、状況を一変させる破壊力があるからこそ頼られるとも言えるかもしれませんが…。
これが私の「使命」にあたる部分。
4ハウスの太陽なので、家族にまつわること、「居場所を構築すること」。
「自分の居場所を作って、そこでお役目を果たすこと」
というのが魂レベルの使命にあたるのでしょう。
蠍座サインということでオカルティックな分野であったり、
あるいは何かのジャンルについての探究心が異様に強烈なのが伺えます。
月食図においては、蠍座の太陽月で牡牛座数え6度、8ハウス。
牡牛座数え6度のサビアンシンボルは「峡谷に架かる建設中の橋」
新しい価値観を見て、自分の価値観を広げる。
橋をかけて新たな土地を目指すこと。
今いる土地でなく、新たな土地で見つかる品々を見て
自らの見聞を広げていこうとします。
既製品にないものを作っていくことが自らの心の拠り所となる、と見ています。
8ハウスなので合同事業でそれを行う。他者のリソースを持ってそれを使う。
誰かの仕事を受け継ぐことというのが起きやすいのかも。
「人はなぜ生きているのか?」的なオカルティックなジャンルに興味がある、
というのが伺える感じがします。
日食に近い生まれの人が積極性があり牽引していく側、
月食に近い生まれの人が内向的で自分のプライベートを大事にする側、
という説もあります。
私は前者のようで、自分の世界は自分で築く側のよう。
しかしこうしてみると太陽が4、月が8ハウスにいるような算段になるので
魂レベルでは自分で世界を築くというよりは、
他者の世界であったり、あるいはすでにあるものを利用する、
といったテイストが見受けられて、ネイタルとはまた違った結果が意外な感じがしました。
総括

こういった具合で、自分が生まれる前の日食、月食を知ることで
魂レベルで望んでいることで、どういった傾向があるか?
というのを見知ることができました。
これと似たようなものにドラコニックチャートというのがあったり
魂レベルで何を求めているか、というのは
さまざまな切り口から見ることができるのだなと思いました。
一つ参考資料としてみてみる、というのが良いのでないかと思います。