最近、魚座土星時代についていろんな方の解釈を見ています。
なるほど、魚座土星は魚座の見せる幻想、
そして土星においては現実を見せる、ということが起きてるわけ。
モヤになっていた、きらびやかなアイドルの世界の問題が
現実化して居るのが今、というわけか。
モヤを晴らし、真実なる姿をあるがままに映すのが
この時代の特色と言えるのかもしれません。
さてこれまで逆行していた土星ですが11月4日に土星が順行に戻ります。
この期間、どういったことに重きを置くのか見てみます。
もくじ
2023年11月4日 魚座土星順行

時間:15時36分
順行に戻った土星は11ハウスに滞在しています。
一般的に見れば友達付き合い、一緒に働く仲間、
そういったところの見直しというか
てんてこ舞いになりそうなのは伺えます。
「ビジネス的な友好」「年長者との友好」「友人の数は少ない」とも取れます。
しかし、新たな自分になるために殻を破っていく必要がある。
土星の役割で言えば、ある種「膿を出す」というのでしょうかね。
人間関係において整理を求められる、というのはいつの時代もあることだと思います。
また、ある解釈によっては魚座や海王星はモヤがあり曖昧さの象徴ですが
逆に言えばモヤがある場所にこそ真実がある、と。
魚座のヴェールに隠された向こう側のものは何も見えない、
それが土星によって真実の姿が見えるとも言えるかもしれない。
魚座、海王星についてはモヤがあるが、逆に言えばその向こう側に真実があるということ。
何が真実の友情、同盟なのだろう??
何が真実の人間関係なんだろう??
魚座土星解釈

魚座の土星の解釈で言うと、思いやり、直感がありながら悲観的になりがちな傾向があること。
気持ちが落ち込んでしまうことが身体の健康に影響出ることに注意。
しかし芯は強いので試練があっても乗り切れる強さはある。
もしかしたらこの期間で乗り切らねばならないカルマというものがあるかもしれない。
11ハウスの土星の解釈で言うと交友関係は狭く
友人選抜にも少数で落ち着いた感じの友人となりがち。
友人として年長者が多く、関係性としても物質的なものの縁起が強い。
ビジネス的な交流といった方が良いのかもしれない。
逆に言えば同年代との交流がうまくいかないゆえ、年長者を選抜するといった側面もある。
各種解釈

土星を取り巻く天体の解釈。
土星ーベスタの120度のみ。
教育事業で成功が見える星回り(土星ーベスタ120)。
土星が教えるものの役割、ベスタが勤勉な活動。
教え、教えられる関係の構築でしょうか。
ベスタが第3ハウスで、コミュニケーションのことか、通信のこと
何らか学びに関することですね。
キロンがライジングプラネット。
心の傷であるとか学び、といったものがフォーカスされる。
12ハウスのキロンから「潜在意識レベル」の傷、癒し
カルミネート天体は冥王星で、試練を乗り越えることで
大幅に自分というものが変わる、という示唆。
自らの深淵の世界、あるいは研究に没頭するであろう。
分野としては「継承と革新」にまつわるところ。
この技量を求め極めることが周囲にも影響をもたらす。
総括

人との関わりで、自分が知らずのうちにフタしていたものに気付かされる
社会的なフィールドで大きく立ち回りが変わる、そういった期間でしょうか。
人の成長の関係において人間関係というのは大事ですね。
交流する他者は、自分の鏡となるものなので。
土星の再構築が終わることで、新たな癒しの形も見えるでしょう。