日中帯に眠気が襲い、眠りにつきたくなるのはなぜ?占星学的に考察。

「仕事してると眠くなる」という謎を占星学的に見るとどうなんだろう?
「眠くなる」というのは肉体を持っていれば誰しも当たり前に起きうること。
疲れが来れば眠くなるし。

しかし眠気をとるように、コンディションをどれだけ良くしても、急な眠気とか、
眠気覚ましをどれだけ使っても眠すぎるのが変わらない、というのもまた事実。

大事な会議中だったり、運転中に眠くなって困ることもザラでしょう。
どうして身体が眠気を襲うのか?

一時の居眠りで過ちを冒した私が考察をしたいと思います。

著者経歴

私の簡単な経歴から解説するが、
学生時代は授業中に眠いこともザラで、社会人新卒時代も部署配属早々、
初回の部会で居眠りして怒られたことがありました。

授業や会議で終わりぎわに目覚めることが多い。
どれだけ体をつねったり眠気を誤魔化す動きをしても眠ってしまうクセは変わらず、
以降も大事な打ち合わせの時に居眠りしてしまうのもザラでした。

特に自分が関係ないところを話している会議は。
不良社員などと言われたこともあったっけか。

フリーランスになって最初の現場で断食21日間をチャレンジしていたのですが、
断食道具があまりにも重すぎて身体が悲鳴をあげ。断食効果も手伝って毎日異常なまでに眠気を感じてしまい、
疲労に耐えられず客先の現場で居眠りしてしまい、
その姿を監視カメラでばっちりと捉えられていたので弁解も通用せずー。

その時、私は生まれて初めて「社会的な死」を迎えました。
そこで私は初めて気づいたのです。

「あ、居眠りするとクビになるんだ」とー。

社会的信用の損失を防ぐために毎日コーヒーを欠かさず飲んでいたのだけど、
断食期間はコーヒーは飲めないので、眠気覚ましを使えませんでした。

今までもコーヒーを飲んでいたが
この件があってから、現場ではよりコーヒーの飲む頻度が向上して
今でもコーヒーが手放せないライフスタイルになっています。

断食しようがしまいが、大事なミーティングの時とかも集中力が欠けてしまい、
コーヒーをどれだけ飲んでも眠い。

会社の業務において、当事者意識が欠けているから、
常にあさっての方向を見ているから、と言えばそれまででしょうが。

とは言えさっきも言ったように大事なクラスや打ち合わせ、
一歩間違えると大惨事になる運転中に目がぱっちり覚めてて欲しいのもまた事実。

しっかり考察していくことが不用意な居眠り予防に繋がります。
コンディションの不安を払拭した上で「眠い」と仮定して考察します。

①ASCや月との絡み

宇宙

特に海王星や冥王星がハード、あるいは0度に入っているときつい。
月は日常、感情を示すので普段使っている部分の機能が抑えられると、
仕事に没入させてくれない可能性もあるのでないでしょうか。

前者の方は自分の夢の世界に没入させてくるので、
会社の仕事という「現実」「どちらかというとやりたくないこと」に没入できない可能性も。

現実と理想なら理想の方が心地よいので。
後者の方は0か100かなので、必要な時でないとやる気を出してくれません、
眠気が覚めるのはこの仕事をやらないとやばいとスイッチが入る時。

私の場合は後者のパターンで、どうでもいい時はスイッチが入らないのですね。

メリハリが効いて良いと言えばそうでしょうが
1日の大半が眠気を誤魔化すアクションばかりなのが困りものです。

普段は大人しいが、皆が死んだ顔をしているような危機的状況だったりで初めて
異質なケースに俄然イキイキしたやる気と、

死にものぐるいでやろうとする底力を見せます、この度数は。冥王星は自身が強力なエネルギーを握っていたいので、
自分が主導権を握れない状況、他者に縛られてばかりの会社などは気に入らないのです。

やる気の起きないことには没入できない。

それゆえキツいです。

②地エレメントの少なさ

牡牛座

グランディング、つまり意識が肉体とどれくらい接着してるか。
物質的な感覚を感じる性質がある程度あれば、物質世界の仕事とかに没入できるんでしょうが。

ヒーリングとか受けててなかなか身体が戻ってきた感覚がない経験もあるでしょう。
その状況が日常的に続く感じ。

接地点が少ないことにより、関心を持てないことばかりだと眠くなる、と推察。
私も地エレメントがトラサタ一つだけなので、地の点数だけ見るとかなり低い。

地エレメントのハウスにはそれなりに数あるのだけども
やはり実生活においては興味関心の薄いことに没入できず、
自分の妄想の中に没入する経験がいくらもあったので、「今目の前」を見れていない。

運転するのキツい人というのはこの地エレメントにと現れると聞くが。
私もそういう没入出来ない状況を見るに「もっと周りの人に興味関心を持とう」とか
「集中力持て」って言われたが、
心の底から興味ないものって所詮その程度でしかないと思うので。

根性論が限界なのは、時代の流れからも分かることでしょう。
蠍座なら幽体離脱的な感じだったり、魚座ならとりわけあさっての方向に没入してそう。

現世に没入するのが難しい感じ。

③そもそもそんな仕事を心からやりたいと思っていない

太陽

最終的には「仕事辞めたら?」というお話になります。身も蓋もないが。
没入出来ない仕事を選んでいることがそもそもの間違いの源とも言える。

太陽通り生きていないと違和感を感じてしまいます。没入できない真の要因はそこになるでしょう。

「やりたくないことを、やっている暇はない」と
そのまますぐに辞めるのは危険。

ライスワークはアキレス腱でもあり生命線でもある。
根拠のないまま辞めるのでは生命線を確保できない。

私の住む日本だけなのかもしれないが、好きな仕事で食って行こうとしたら
「起業」しか選択肢はないように思えます。

占いが好きなら占いの勉強すれば良いし
お菓子を焼くのが好きなら、そのお菓子を誰かに食べてもらって評価してもらうこと。

とにもかくも「楽しいと思えることに、正しい努力」をしましょう。
いくら独立起業したくても、努力の方向性が間違っているなら、何の意味もない。

なんのために独立するのか?
会社辞めたい以上の目的があるはず。

そこをブレてはならない。
私もこれで何度も失敗しました。

総括

眠気

このように寝ても寝足りないように感じたり
肝心な時に眠くなるロジックをアストロロジー的に考察しました。

人は太陽の通りに生きていないと、サターンリターンのようなもので、どこかでそれを修正させられたりする。
人は「眠れる獅子」を、誰しも持っているものなのかもしれない。

その目覚めの時を、誰しも待っているのかもしれない。
己に必要な、真の自我の発芽の時を。

編集後記・「眠気との戦いは人生との戦い」

居眠りしたらクビになったり、転げ落ちるようにして転職した先がブラック企業だったり。

「やりたくないことを、やっている暇はない」と声高に叫びながら、
会社を辞めるために闘っていました。

かつての私は、会社の仕事を「生まれてきた理由」とうまく紐付けて行こうと努力もしてきました。
会社のために生きているんじゃないって、赤ン坊でも分かることかもしれませんが。

それでも、ダメだった。会社の仕事は

「自分の人生においてやりたいことでない」ということだけはわかったのです。
私の人生において、常に眠い時間の方が圧倒的に長い。何でこんな眠いんだってくらい眠い。

眠い時は寝たいのだけど、それが許されない時が長く感じる。

疲れて寝るのが許されるのは子供だけ。大人はそうはいかない。
寝たい時に寝ている子供が羨ましいー。

そう思った矢先に、あの居眠り事件が起きた、ということです。

思えば星周り的にどうなれば「夢」が誘うか、
というのを知るべくして起きた事件なのかもしれませんね。

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