金星が物とか人に対しての愛の向け方というのを示すので
あとはその名の通り「金」の星であることから金運を伺うところで
金銭感覚が堅実か否かというのもまたここで伺える、という感じですね。
色んな見方はありますが、自他共に向けられる「愛」というところで
物質であるとか趣味、そしてお金というものが関わってきます。
果たしてどういった愛を満たすためにそのお金を使うのだろう?
もくじ
金星は趣味のジャンルを示す?

金星は新たなものに対する興味を示すことから、趣味というところが絡んでくるお話。
そこにも「愛」が向けられるわけだから、
物質世界だから当然のように「お金」が関わってくる。
土星との絡みだとストーリーの組み立てがしっかりした作風とか、
歴史物とかに対する興味関心になるだろうし。
美意識とこだわりを示すので、そうした根拠のないものを著しく嫌うとも言えるでしょう。
太陽から48度以上離れないので、金星を見れば大体太陽星座が推察可能です。
ネイタルチャートにおいて金星は0度以外のメジャーアスペクトは存在しません。
例えば射手座金星なら海外の芸術とかに興味を持つ?
これは月が土星と絡んでいてもやや似ているかもしれない、
土星がこういう個人天体と絡むと趣味らしい趣味が見当たらないケースを見ますので。
良くも悪くもではあるが、水星が絡めば文学など知的なジャンル、
土星なら歴史のような古いものであるとかしっかりした構造を持つストーリーやジャンル。
海王星ならファンタジー、理想を愛の形で表現しようとするでしょう。
ハードだと背徳的な道に行く可能性もなきにしもあらずで、
金星と海王星のハードで問題になっている人はいますね。
海王星が絡むと良くも悪くも現実離れしてしまう。
金星というと趣味とか新たなものへの興味を示すところ。
同じ「幸運」の星と言われる木星は社会に対して自分の可能性を広げる天体で、
金星は個人天体になります。
金星と何らかのアスペクトを組むということは、個人の興味をなんらかの形で紡ぐことになります。
木星や土星なら社会に繋がるということになるし。
同じ女性性の天体である月も比較対象になりますね。
月は日常生活全般であるとか、「過去」を示す天体。
月は昔まで慣れ親しんでいた趣味なれば、金星は近い未来に持つ趣味と言おうか。
金星の興味を示した趣味が取り込まれて、月の「過去」に蓄えられるわけです。
3ハウス金星ー土星0度の体験談

私が金星期にゲームに熱中していたのは3ハウス金星だからこそか。
情報流通の分野でサブカル的分野に明るい感じ?
2ハウスの金星なら何かの形で物的なものにこだわることになるんでしょうね。
太陽期になるにあたって自分の人生のあり方を考えだしたわけですが、
サイン的には澱みなく太陽期に行けたはずでした。
言い方を変えれば、澱みがないからこそ、
「このままじゃ自分はダメになる」と気づくのが遅れて、つまづいたのかもしれないが。
土星はストイックな美的表現を好むようになります。
そんなわけで金星というのをあまり堪能したことがないかな。
キャピキャピしたことがないんで。ご飯を食べる時くらいか。
会社でお金になるスキルにしか興味が無かったのが災いして、
自分の楽しみというのを度外視していました。
金星と土星が絡んでいたので、土星というのはゴールのために制限させる惑星。
趣味を作って楽しもうと思っても、自分のキャパをある程度超えると収縮させようとしています。
だからプライベートの趣味と思って買ったグッズも
いつの間にかある時には処分したりしていた。一体なんのために買ったのか…?
ゴール以外に必要ないものは収縮させられます。
それは趣味でも一緒で、ほぼほぼ「仕事」以外の趣味に興じれないような形となった。
今だと、昔聴いていた音楽を聴くことはあっても
趣味みたいのがないかもしれない。
一日240時間くらいあれば趣味に興じても良いが、現実はそうはならないので。
若い頃は金星に興じているが、歳をとるに連れ土星側に導かれるようにいくといいます。
その間の時期が調整が必要で、今はその調整に追われている感じでしょう。
土星が絡むので、「いかに社会でお金になるか」というところに
若い頃から強い興味関心を惹かれていました。
あとはまぁ、金星とキロンの絡みで、趣味を公にすることができなかったのかな。
ことあるごとに自分のプライベートは極力見せないようにしていましたし。
金星をあけっぴろげにしにくいキロンの配置のせいかもしれないし、
秘密主義が極度の蠍座というのもあるかもしれない。
蠍座冥王星世代なので、秘密が暴露されるようなことにとても恐れを抱いていたとも言える。
それくらい、自分の趣味というのは外に向けて大きくアプローチしなかったのを覚えています。
総括

金星を見れば年齢期が16〜25歳なので
どういう思春期を送ってきたかとか、何に対して愛を示すかが見れるところ。
それは他者に対しての愛の向け方もそうだし、
芸術とか物質的なものに対しての興味の向け方もそう。
どういう芸術ジャンルに興味を持つとか、というのも見方として現れます。