ホロスコープの各ハウスの区分について

今回はホロスコープにあるハウスの区分について。
人の運命を織りなす12 の部屋があります。

ホロスコープは12星座分の部屋、12のハウスがあります。
12個の部屋はそれぞれ3つの性格を持ちます。

これから12の部屋を3区分に分けていきましょう。

10の天体がそれぞれどの部屋に振られてるかで
活動的なのかどうなのかがわかります。

これらのハウスにどれだけの天体が配置されてるかによって
自分の大まかな性質が見えてくることでしょう。

10の惑星がどこに配置されているか?

木星

10の惑星がそれぞれどこに配置されているでしょうか。
「10」 は運命の輪、ホイールオブフォーチュンを意味します。

運命の分岐点という意味でもあります。

自分の場合を例で言うと
アンギュラー:海王星
サクシデント:火星、 月、冥王星、水星、木星
カデント:土星、金星、太陽、天王星

活動1、固定5、流動4の割合で、傾向としては安定を望む性質がある、
と言うのが読み解けます。

アンギュラー(活動宮)

ハウス

アンギュラーのハウスは以下の通りです。()内はそれぞれのハウスの定位星座

1(牡羊座):成育時の環境
4(蟹座):家庭
7(天秤座):配偶者、協力者
10(山羊座):使命、組織における役割

アンギュラーのハウスに星があるというのは
波瀾万丈の人生を歩んだり、もしくは営業マン的な性質を持ちます。

1ハウスに星があると、成育時から何かしらの使命を帯びていたりします。
1ハウスの場合はライジングプラネット(上昇星)になる場合は

余計にその色が強くなります。

10ハウスはカルミネート天体になりうる、
つまり人生におけるやらなければならない「使命」があることを意味します。

4ハウスは家庭において活動的、
7ハウスは何かことをなすのに協力者、配偶者の力を使って活動的になるでしょう。

サクシデント(固定宮)

2ハウス

サクシデントのハウスは以下の通りです。()内はそれぞれのハウスの定位星座

2(牡牛座):財産、仕事
5(獅子座):恋愛、子供、趣味
8(蠍座):結婚後の生活、晩年
11(水瓶座):友人

サクシデントのハウスに星がある場合は安定を望む傾向があります。
固定宮は管理、保管を得意とします。

2ハウスの財産においては管理、保管の専売特許。
5ハウスにおいては自分の手の範囲内にあるものをどうこうするという意味で
恋人、子供、あるいは趣味があります。

8ハウスは時間が経過するうちに待ち受けている「死と再生」、
11ハウスは自らが置かれた環境で作る友人がいます。

カデント(流動宮)

3ハウス

カデントのハウスは以下の通りです。()内はそれぞれのハウスの定位星座

3(双子座):情報流通、教育
6(乙女座):職場、健康
9(射手座):海外、宗教
12(魚座):隠遁場所、見えない敵など  

カデントは流通の部屋。ここに星があるということは
性格が内向的であったり、瞑想や読書が趣味、という傾向があるようです。

自分のフィールドにある物質を流通させるのがここのハウスでの役割です。

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