2025年7月5日問題がかなり騒がれていて、結局、この日は、何も起こらなかった?こと。
ただそもそも「私が見た未来」の著者の方が「夢を見た日が7月5日」と言うだけであって
実際に「2025年7月5日」に起きる、とは明言していなかったであろう?こと。
今これをまとめている時点で、7月が終わっていないので
「2025年7月」に災厄の可能性はまだ無きにしも非ず、と言ったところ。
それにつけてもなぜ「2025年7月5日」がここまで問題視されのか、改めて考察。
結論を言えば「涙の29度」に関することなので、
改めて「涙の29度」についてもおさらいしてきたいと思います。
もくじ
何をやってもハードになりうる「涙の29度」

まず少し、「涙の29度」と言うところの解説に移りたいと思います。
「涙の29度」なんてよく言われるが、なんで29度が「涙の度数」かというと、
ここは次のサインに移り変わる一歩手前で
「これまで慣れ親しんできたところから離れる」意味合いもあるから。
そうやって人は成熟してゆくのだけども、次の世界に行きたいが、
だけども今の世界でやらねばならないことがある、
というジレンマに囚われてしまう境目が29度なのです。
次のサインにいかに切り替えるかというところのなので
サインによっては葛藤が強く、
29度の感受点に何かアスペクトを組んでいるだけで
無条件でハードアスペクトになるとも言われています。
水サインから次の火サインに行く時が結構きついとされており、
とりわけ蠍座の29度は12サインの29度で一番辛いと言われています。
蠍座数え29度のサビアンシンボル「自分の子供の命乞いをするインディアンの女性」からもわかるように
慣れ親しんだ世界から離れようとするのは、かくも過酷なものなのです。
自分が自由になりたいが故に、
愛する子供を間引かねばならない辛さのようなものがそこにあるのが、
蠍座における「涙の29度」。
四大元素の水のサイクルが最後のサイクルにあたるので
次の火のサイクルは新たな始まりのフェーズなので、
これまでの旅路においていらないもの、何かを終わらせなくてはならないのです。
ハードアスペクトだけに乗り越えることでやはり大きな力にはなってくれます。
柔軟サインの29度である「エリーズポイント」みたくに
活動サイン一歩手前の柔軟サインの29度においては、
「活動力が上がりやすい」ところだから
社会的に有名になりうるとも言われているところもあるように。
それくらい清々しければなというところでもあるのですけどね。
大谷翔平選手なんか双子座数え30度に水星をもっていて、社会的に有名になった事例でもあります。
時間や鍛錬をかければとても良いものになる好例。
2011年以来14年ぶりに天王星、海王星が同時に動いたのが2025年。

さて「涙の29度」の話から2025年7月5日の話に戻りますが
7月5日に記録されているのは、牡牛座天王星の29.53度。
天王星がサインチェンジする2日前ということもあり、
そして2011年3月11日の東日本大震災が起きた時も、やはり天王星が魚座の29.57度でした。
あの311というのは天王星がサインチェンジする2日前に起きた災害であり、
2011年も天王星と海王星が両方サインチェンジした年でした。
海王星だと分かりにくいが、天王星だと分かりやすい形で表現される。
それもそのはずで、海王星は「漠然というこうしたいという思い」を生み出すフェーズで、
それを行動として表現するのが天王星。
天王星と海王星が同時にサインチェンジするってなかなかないですし
トランスサタニアンが動く時は時代が大きく変わる時、と言われています。
そんな大きな惑星がどっちも動く年だから、世界情勢がカオスになっていくのだと考えます。
「前例」があったことからも、2025年7月説というのもまんざらではなく。
天王星が牡牛座29度台のこの時期にトカラ諸島で地震が頻発していたことも相まって、
大きな災害が危ぶまれる時期だったとも言えるから、
必要以上に恐れられていたのでないかと推察します(騒ぎになるのがいく分遅いような気もしますが)。
ただ、前回と違うのは今回は牡牛座の29度であったこと。
311の時は魚座の29度であったことからも、
同じ29度でも意味合いが違うのかと考えます。
先述のように水サインの最終段階というのは、最後のエレメントの終わりゆえに
その意味合いも大きので無いだろうか。
水サインで一番最後で「何かを終わらせる」魚座じゃないだけ、慈悲深いのかもしれない。
2025年3月28日の魚座海王星が終わる2日前にミャンマーの 方でM7.7クラスの大地震が起きていました。
新たなサイクルのために、どんな形であれ
古いものを無理やり終わらせようとするー
それが2011年の「涙の29度」だった??
そんな「前例」があったからこそ
2025年7月5日というのは必要以上に恐れられていたと考えます。
天王星が動く二日前で、尚且つ海王星も動いた年度だったから。
1995年1月17日の阪神淡路大震災も、冥王星が29.59度で
ちょうどその日の夕方に射手座にサインチェンジしたところで
次サインに切り替わる寸前でした。
大企業の不祥事が発覚したり、大災害であったり、
その都度「涙の29度」と関わっていると言えるかもしれません。
総括

そう言った具合に2025年7月5日も
「天王星が牡牛座の29度」というところであるのも付与されて
一部の占星術家によって恐れられていた日。
「天王星=地震」と紐づける事例も多かったのも相まって。
この29度の「新たなサインに行くための古いものとの訣別」の涙をどう解消するか、
腕の見せ所がこのギリギリのタイミングで問われているわけですね。