2ハウスというのは「所有」のハウス。
職能であるとか、ものづくりなど、
「目に見える所有物」に関わるハウス。
どういったものを「所有」して「自己防衛」、
つまり生活を維持するかを問われているハウスということです。
もくじ
「社会にどう関わるか」の地のハウス

2、6、10のハウスは地エレメント定位置のハウス。
2ハウスについては経済的観点を示すところで、自分で生み出す利益、資質、価値。
お金の使い方、稼ぎ方、自分で稼ぐこと。
太陽だと自分の持って生まれた才能で収入をとっていく感じ。
月はお金の満ち欠けがあり、そこの安定をさせたい欲求を持ちます。
財源の安定を探し求めます。
月はサービスの惑星だから「おもてなし」と言うところでも人を迎え入れるビジネスもあるか?
蠍座が月だと潜在意識とかそう言うのが関係あるので、そう言うジャンルを活かして収入を取ることになるか。
キロンだとしっかりお金を取ろうと言うところに対して
自分に対しての遠慮などで「やってはいけないのでは?」と言う痛みを感じるかもしれない。
水星だとコミュニケーション、情報や知性を通じて財源を確保する。
金星は豊かさを楽しむのが喜びになる。美しさと絡むことで収入を上げる感じ。
火星だとやる気が収入に直結、自分で収入源を取っていくような感じ。
体力的営業仕事的なものも。
土星だとコツコツ安定した収入が入るか、
なかなか所有、収入に若い頃は恵まれないが。
年齢がいくと安定するイメージ。
中々お金が入らない側面がありつつも、規則的な側面を持つので
安定収入がないと不安になる感じ。規則的な仕事が好きな傾向。
独立のような博打的なことが苦手で、定期収入を得られるやり方を維持しつつやった方が良い傾向がある。
木星だとお金を得る可能性が広がる。恵まれやすい。よくわからないが恵まれる。
天王星だと人と違う稼ぎ方、定期収入よりも不規則な感じの収入。
海王星だと金銭的に安定しない傾向で、
お金が入ってきてもどういう感じで入ってくるかはっきりしなかったり、
出ていくお金も何に消えてくか分からないけど消えていく感じ。
収入方法は「見えない商材」かも?
冥王星だと貧乏か富豪か、常識を超える財政?落差の激しい金運。
この世界にない手法でお金を稼ぐ人。
2ハウスが何座かによってお金の使い方が違う。
カスプを見ると使い方が見えてくる。
カスプが地星座だとコツコツ溜め込む、
火だとパッとつかう、水だと人をくっつけたり情で繋げようとする。
そんな具合にどうお金を稼ぐか、使うかに関わるのです。
「所有」の2ハウス

2ハウスは「⾃分が何を所有しているか」、
そしてそれによってどれほどの安⼼感や安全を得られるかを⽰すハウス。
⾦銭や物質的な資源のみならず、才能や能⼒といった内⾯的資質もこの領域に含まれます。
何に価値を⾒出し、それをどのように形にしていくか
資産形成⼒、⾦銭感覚、物質的・精神的な蓄積への態度を通して、
その⼈の「所有の在り⽅」が明らかになるでしょう。
そのため2ハウスは「⾃⼰防衛のハウス」とも⾔われ、
個⼈の安定基盤や⾃⼰価値の感覚を象徴する場所でもあるのです。
配置されるサインによって、何を価値あると⾒なすかは⼤きく異なり、
⽕や⾵のサインは精神的資源や⼈とのつながりを、
地や⽔のサインは具体的な財や安⼼を重視する傾向と言えるでしょう。
「私は何によって安⼼感を得るのか?」という問いへの答えが
2ハウスに記されているのです。
職業的傾向としては、⾦融・経済・会計・投資・不動産・販売など、
資源の管理や増幅に関わる仕事に縁がある傾向も。
また、⾃分の才能を活かして価値を⽣み出すことへの関⼼も強く、
アーティスト、クラフター、料理⼈、職⼈、セラピストなど、
内的資源を「形ある価値」に変える職業に惹かれやすい。
所有と安定への欲求が強いぶん、収⼊や報酬体系が明確な仕事に安⼼を感じる傾向もあると言えるでしょう。
総括

自分がお金を稼ぐ才能ということで職能が示されるところ。
とりわけお金のことを聞かれることが多いだろうハウス。
どういうふうに収入を得るか、どういうふうにお金を使うか?何に価値を見出すか?
どうやって安心感を得るか?
というのを示す2ハウスでした。