ノード(ドラゴンヘッド、ドラゴンテイル)は太陽と月の昇交点とされています。
太陽と言う未来を照らすもの、月という過去を示すもの、
この二つの交点という意味もあって、
ノードが示すものは過去生であるとも言われています。
過去生を示すとされるドラゴンテイル(サウスノード)について勘案していきます。
もくじ
ドラゴンヘッド(今世の目的)の獲得のために、ドラゴンテイル(過去の資源)を使う
ドラゴンテイルという過去から来る資源を使ってドラゴンヘッドを取りに行く。
今世でやらなくてはならないこと。4ハウスであれば家族との関わり、
8ハウスであれば霊性にまつわること、人に頼ること、
パートナーシップとかになるんでしょう。
ドラゴンテイルは過去生から積み重ねてきたスキルでもあり
過去から来るカルマの意味合い、とされています。
それは過去生のものもあるかもしれないし、
ふとしたキッカケで過去に触れることも当たるだろう、それが今世だろうが過去世だろうが。
痛いところついてくるな、というところかもしれないですが
キロンもそうだけど、過去における傷というのは痛々しきもの。
そこを乗り越えなくてはなりません。
占星術をやっていると、どうしても触れざるを得なくなるところでもある。
いつどこにおいても、過去は乗り越えるべきもの、と定義されます。
新たなこと(ドラゴンヘッド)をやるのに抵抗がある、
ということから、ドラゴンテイルとの180度の関係になるのでしょう。
ドラゴンテイル=反社的集団?ドラゴンヘッド、テイルのアスペクトが示す、集団との関わり方
ドラゴンヘッドというのが「自分が所属する社会的集団」という定義がなされています。
その社会的集団というのは会社であるとか学校であるとか
あるいは会社などとはまた別のコミュニティ、
サークルであるとかビジネススクールであるとか、といったものもあるのでしょう。
いわゆるマジョリティ的な気質を持つのがドラゴンヘッド。
ドラゴンヘッドとのアスペクトが良いことで人気取りにもまつわる、
あるいは人間関係に関わるとされています。
ドラゴンヘッドがそうした意味合いを持つのに対して
ドラゴンテイルは反対に反社的集団、という感じになるのかと思います。
反社となるとちょっといきすぎた表現かもしれませんが、
もっとマイルドな言い方をするとマイノリティ、ということになるか。
つまり社会的集団において何らかの理由で中央から遠ざけられた、
あるいは会社や学校などで爪弾きにされてしまった人、
という形にもなるのかと思います。
何らかの惑星とドラゴンヘッドが180度ということは
ドラゴンテイルと0度ということ。
土星ードラゴンヘッド180度とかだと組織の年長者との折り合いが悪く
組織から爪弾きにされた年長者との関わりが多い、ということになるのかな。
私自身が月、冥王星がドラゴンヘッドと180度で
組織の中でも折り合いの悪い立ち位置にいて、
どちらかというと組織の中でも中央から遠ざけられたような、
あるいは自ら集団から遠ざかったような人との関わりが多かったので
そのように解釈しました。
ドラゴンテイルとの合の場合は、マイノリティであるが
目的を同じする人との関わり、そして過去生から得た資源、持ち味を生かし
今世行うべき資源(ドラゴンヘッド)のために力を尽くすのでしょう。
総括
ドラゴンテイルというカルマでもあり、過去に散々やり尽くしたことであり、
そして過去生から積み上げてきた資源。
またどんな形であれ、自分と共通認識を共にする可能性がある人々。
ここでの出会いであったり、関わりであったりが
自らの進むべき道への標であり、そしてカルマ解消の標でもあるんでしょう。