占星術の適性は天王星、キロンで見る??勘所の一つとして勘案。

ある書籍を見て、占星術という学問に対する適性は
天王星やキロンで測る、という記事を見ました。

天王星は「天」に近づける学問。形而上学であるとか占星術、
あるいはニューエイジにまつわるとされます。

土星における「常識」にとらわれない、天を見たかのような学問ということでしょう。

キロンは元々高等学問を示す小惑星で、
また癒しにまつわるところなのでヒーリングとか占いにも良いとも。

いくつかケーススタディを見て、適性の真偽を伺っていきます。

占星術を示すであろう感受点やサイン

占星術

サインで言えば、占星術単体で見ると射手座、となるでしょうか。

射手座水星は占星術に興味を持ちやすい、
射手座土星とかだと社会的な立場で占星術をやる、という見方も取れます。
あとは9ハウスの示すところでもあるだろうか。

精神性の高い学問という意味で言えば占星術や形而上学というのは考えられるもの。

天王星が示すのは従来の教えに風穴を開ける、
そんな学問ということもあるのでしょう。

そういう意味で形の上の世界の形而上学であるとか
あるいは自分の運命を知る占星術と言った意味合いも出るのでしょう。

差し詰め海王星は占い全般、冥王星は帝王学、オカルトというところか?
天王星で占星術の適性を見る向きの信ぴょう性を伺います。

ケーススタディ1 太陽ー天王星0度

太陽と天王星

私の場合は太陽以外に関わっているのはない認識だが、太陽と1度前後で0度。
細かいところで言うと天王星ーハイジア120度。

健康的な問題に対して形而上学だと関わった趣向で対処していく、
というイメージ。このアスペクトだったら健康問題か。

太陽ー天王星0度(コンジャンクション)の解釈ですが。
これは人生の方向性を打ち出していくにあたって天王星の自由意志、変革性が働くことを示します。
だからキャリアが変転的。しかしそれのみならず
人生の方向を打ち出すにあたって占星術や形而上学が常に付き纏うことになる、
ということでないでしょうか。

なるほどそうなると人生は常に、既存の概念に穴を開ける方向性で生きねばならないか。

これがハードアスペクトだと形而上学の概念に振り回されて上手く使いきれない感じかな。

加えて太陽ーキロン180度。
心の傷、見えない傷を庇うかのように、自分をなかなか打ち出しにくい傾向があります。
しかしそれを乗り越えた時に人生において癒し、高度な学問、
と言った学びにまつわると考えます。

見方を変えると「必要以上に占星術など高度な学問に傾倒する」と言っても良いかもしれません。
この説で言えば、私はネイタルチャートの時点で

占星術や形而上学などにずっとついて回られる人生、という感じがします。

ケーススタディ2 水星ー天王星・海王星120度

水星

これは本のサンプルでも、
「形而上学や占星術を言語化するのが上手いアスペクト」
と取り上げられた事例。

加えて天王星ー海王星0度の世代。
海王星になると想像の世界だとかアニメとかの演技などにも連なる部分も。

かつて「ご当地アイドル」をやっていた人の星回り。
スピリチュアルだとかハイレベルの学問の言語化能力に優れる、
という能力の一端が伺えます。

加えて3ハウスにキロン。上位の学問を国内、近い場所で学ぶ、
という意味合いで取った方が良いでしょうか。

この②の事例の人は、その「学び」のために
たくさんの場所に足を運んでいるそうです。

潜在能力には優れていて、ある程度惑星についての知識もご存じですが
今のところ占星術志望ではなさそうな様子。

占星術と関連が深い星座は射手座になると思いますが
その射手座が入っているのは冥王星のみ、
というところが影響しているだろうか。

あとは惑星が様々な場所に散るスプラッシュ型なので
「一つのことを継続する」より「様々な体験をしていたい」感じ。

ケーススタディ3 水星ーキロン120度

水星

この事例の人は天王星のアスペクトは特になく、
射手座水星ー牡羊座キロンの120度が存在。

キロンはヒーラー向けの惑星。

射手座水星というところになると、射手座は外国や哲学、占星術など
手に届かない学問というところに興味を示す、という可能性が考えられます。

本職の射手座ほど強烈な感じではないが
射手座が3惑星あり、サインオーバーしていて
自由意識の高さや高いレベルの学問に対する希求は確かなものがある。

しかしこの方曰く「占星術は訳がわからない、難しい」とのこと。
多分修練が必要になるだけだと思います。

興味を持って着手しただけでも良いと思うので。

ケーススタディ4 太陽ー天王星、キロン90度

キロン

私の知り合いの占星術師のチャート。
太陽が天王星、キロンとそれぞれ90度で
太陽が頂点としたTスクエア?

激動の人生をこれが演出していたが、
のちに学んだ占星術で一躍有名に。

キロンに痛めつけられると被害妄想にも入るが
同時に「学びたくもなる」。

そして天王星に振り回された本質的な人生(太陽90度)だったからこそ
自分の人生の本質を伺える星読みを学んだというところでないか??

総括

キロン

なんとなくだが天王星、キロン以外には
サインでは射手座あたりが絡むのでは。

射手座天王星あたりが適性が強そう。

天王星、キロンが絡んでいたというだけで
中々興味を持って継続して取り組む、というのは難しそう。

先天的にどれだけ興味を持てるかというのは
太陽(もしくは月もか?)に天王星やキロンがいかに絡んでいるか、
というところのような感じもします。

なにしろ人生が振り回されたのは
何でか知るのに都合の良いツールではあるから。

星読み専門家のチャートが欲しかったが、
一旦は検証したということで履歴を残します。

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