デーカンという同一サインの三等分、乙女座についてまとめました。
獅子座のフェーズで創造性を導き出し、
王としての創造性を明確な形にし、
社会に役立つものに「調整」をさせていく調整役たる乙女座。
乙女座3区分を見て行きます。
デーカン
10度ずつ分割すると以下の通り。
1サインにつき30日ほど誕生日期間があるので
それを３分割した考え方です。
第一デーカン 太陽が0〜10度生まれの人（およそ8月23日〜9月1日生まれ）
乙女座の性質が二重に働き、水星の影響がより強調されます。
キビキビした能率の良い仕事ぶりと分析力が光ります。
合理的な知性、建設的思考を持っており、研究開発や何らかの学問習得に能力を発揮します。
何事も細かく、実務処理能力に優れたものがあり、束縛など意に介さず
世のため人のため役に立てるよう、勤め人としての任務を遂行します。
水星の悪い部分が出ると､些細なことに神経をすり減らし､非難を恐れて臆病
になり自らの限界を越えられなくなる｡
第二デーカン 太陽が11〜20度生まれの人（およそ9月2日〜9月11日生まれ）
乙女座の性質に加え山羊座の性質が加えられ、土星の性質が加わってきます。
規範を維持しつつ、仕事の効率に対しての知性というものが光ります。
水星の知性、分析力に土星の持つ具現化力、忍耐力が加算されます。
社会構造に対する理解と、組織的活動に適した思考と具体化力に優れます。
ゴールまで着実に順を踏んで型を守り、会計など経済的処理能力にも優れます。
堅実で道を踏み外さない仕事ぶりが評価をされ、着実に実績を積み重ね、
苦難があっても耐えつつ対処して行きます。真面目で信頼できるペルソナを作るでしょう。
土星の悪い部分が出ると、努力をすることから逃れて、結果に対して性急。
社会的野心が生まれるも、頑張りきれず言い訳ばかりが目立つ。
第三デーカン 太陽が21〜30度生まれの人（およそ9月12日〜9月22日生まれ）
乙女座の性質に加え牡牛座の性質が加えられ、金星の性質が加わってきます。
その分析力は確かな美的センスのもとに光ります。
水星の知性、分析力と金星の美的センス、生産力の加算。
オーガナイズするにしても見栄えなどの美意識にこだわりがあったり、
仕事においても統一性をもたらそうとします。
日常生活において質の良い品物を見つける審美眼、分析力といった形で能力を使ったり
社会においても仕事に励み、利益を得られる結果として具体的な線引きを設けて行きます。
金星の悪い部分が出ると、物やお金に執着して人の心を気にしないこと。
衣食住全てにおいて質の良いものを求めようとし、
たとえ手に入れても強欲になって満足しないであろう。
