小惑星セレスについて調べています。
活用しているソーラーファイヤーに詳しい解説があるので紹介してみます。
あんまり書籍でも取り上げられることが少ない惑星。
もくじ
セレスが示すのは「どう育てられ」「どう育てるか」

小惑星セレスは「生育」を示す惑星であり
これによって母子関係に関する情報が明らかになる、と言われています。
自分自身が両親などにどう育てられたか?
そして自分自身が他者をどのように育てるか?
これらを示すのがセレスということです。
またセレスが穀物の女神であることからも
植物のような穏やかさでありながら着実に生育する状況、
女性においては妊娠、自分や他人を無条件に愛する能力を示すのもセレス。
セレスは1801年に発見された最初の小惑星。
ローマ神話の穀物の女神ケレスにちなんで名付けられました。
偉大なトウモロコシの女神と地球の母にちなんでいる。
ということはセレスは母性、育成の原則を示し、
セレスが機能する多くのケースは、非常に実際的な方法。
どうにも牧歌的、教育的性質が強いことから、
セレスは成長と発展を促進する保護力、というものも象徴します。
農業従事者や多くの一般労働者は、ほとんどが
セレスの温和な支配下にあるようだ、とされています。
ソーラーファイヤーによれば
セレスは一般の人々の幸福に明らかに関係しており
研究によれば、それが民主主義の精神と、実践の最も重要な
基本的なシンボルの1つであることが証明されている、とのこと。
人との相性を測るシナストリーチャートにおいては
セレスは非常に重要であり、深い善意や真の愛情からくる、お互いを気遣う能力を示すので、
セレス同士の相性が良いことがよきパートナーシップを育むとも。
「慈悲」と「過食」などの問題も?

まだ解説は続きます。
「慈悲の心」はセレスの影響を説明するのに、良いキーワードとされています。
またセレスにおいては「食品問題」との関連性もある、とされています。
セレスは摂食障害、あるいは過食などの
カロリー管理の問題の要因となる可能性があるとされています。
セレスのマイナスな側面においていえば、愛を窒息させる傾向があること、
またはある種のむさぼり食う性質。
過保護、あるいは愛における行き違いにおいて
愛する人たちとの分離に関する問題が発生する可能性があります。
しかしセレスは基本的にベネフィックとされており、
セレスのポジティブな側面は実際に非常にポジティブであり、
宇宙をより受け入れやすく、調和のとれた、
愛に満ちた場所にするために働く、というのが本質的なもの。
乙女座12ハウスセレス

私のネイタルのセレスを例として取り上げると12ハウスで乙女座セレス。
乙女座セレスは
他者があなたのスキルを完璧にすることを手伝ってくれると大切にされていると感じる。
他者、あるいは社会に対してに目に見える形で奉仕することが好き。
12ハウスのセレスは自分が宇宙に与えていると感じる時、自分自身や他者を育てる。
見えない世界からの干渉で、自信喪失や健康不良に見舞われる可能性も。
スピリチュアル的教訓は、要因がなんであれ、苦しんでいる人を助けること。
さらにセレスとのアスペクトは
月ーセレス60度 母親との関係はまぁ悪くはない。
金星ーセレス90度 臆病で尻込みしがちなのが目につく。
火星ーセレス45度 忙しい人生で慌ただしく、にもかかわらず協力を得にくいのが若干ありそう。
セレスーキロン90度 情緒不安定になって他者の支援を拒む傾向も。
セレスーベスタ120度 問題に深入りして現実を軽視しがち。
セレスードラゴンヘッド120度 健康的生活態度が、人々に感銘を与える。
セレスがカイトを形成する一方で、セレスを頂点とした金星ーキロンのT字スクエア。
ネットの世界やスピ的なところで育むスキルが災いして
時として人間関係の苦痛を生み出す、と。
言われてみれば、なんだか思い当たる節が。
ITの仕事を従事して会社に貢献するために頑張る一方で
職場での人間関係が悪かったり。
それが高じて極度な行動になって、休職したこともあったり
入ってしまったブラック企業での退場を何度も申し出たり、
そういう被害妄想って言うところから他者に迷惑をかけた、
といったケースが往々にしてありましたねぇ…。
金星ーキロンなので愛情問題に関するネック。
心療内科で聞いたのは幼少期の愛情問題に偏りがあった、そんな話だったよな。
母親との関係性は一見問題ないように見えるが、
内実はかなりのプッシュアップを求められた部分でありました。。
そういう酷い目にあったからこそ、
苦しんでいる人に手を差し伸べねばならない、ということか。
未だここは勉強中というところではあります。
目に見える形で他者に対して貢献せねばならんと。
あとは過食についても覚えがある。
T字スクエアなので、このハードっぷりが肥満を作り出したか。。
ここにきてセレスという惑星の働きが解りつつある。
自分が育てられるもしくは育てるやり方を作り出すことを示す。
ネットの世界を介して人を育てるというような感じだ。
セレスという星にどういう育てられ方をしたかが記されていて、
目立たないように、引き摺り出されたら「かっちりするように」
教わったことが書いてあった感じ。
12ハウスのようにとにかく目立たないようにする最適解として
会社や学校の制服というものがあったのかも。
魚座バーテックスというものが最適解、魚座なので、一人になる、
そして自分の心の声に従う、瞑想的になるということが必要な宿命だったわけ。
総括

「慈悲」といえば木星っぽいですね。
行きすぎると過食になってしまうのもまた木星らしい。
その人の「幸福」のポイントでもあるのがセレス、とのこと。
自分より弱い人をどう育むか、というのを示すというところか。
どうすれば自らが慈悲を受けて幸せになれるか、
また自分や他人はどう育つかというのを示すのがセレス、ということでした。
そして人を育てていかない限りは、ずっとちまちま同じことをやる繰り返し。
人を教える素養で言えば3ハウスや9ハウスにも示されることになるが
この辺りのハウスと、セレスあたりを見ることになるだろうか。
小惑星は意識して使うことのない部分であるが
この辺りが分かっていると、自分の適性というものがわかるし
よりやるべきことに対して向かいあいやすくなるものです。