天秤座の時期って人と会うことが多い感。
天秤座強目に持ってるということは先天的に人と会うことが多いと言えるでしょう。
人間関係のいざこざもある訳だから大変そうだなと思うが、
人と会うことがやりがいという部分が大いにもあるんだろう。
太陽がそれぞれのサインになることで特徴が出るというもの。
天秤座シーズンについての考察をしていきたいと思います。
天秤座太陽シーズン

天秤座太陽シーズンというのは「風」が吹く、
というところで涼しさを増してくるようなシーズン。
それと同時に人と関わるコミュニケーション、知恵というものも働くのが天秤座。
「人と会わないと死んじゃう病」というくらい人と会う予定を組む人も
中にはおられるのかもしれません。
人知れず、土日祝日が埋まっているということも少なくないのでないでしょうか。
天秤座について

牡羊座から生まれて乙女座まで来て、社会に出るまでの基礎を作ってきました。
天秤座から社会に出て自分を出していくフェーズになります。
ルーラーは金星で、牡牛座と同じルーラー。
牡牛座と天秤座のルーラー金星の違いは?、というところになりますが。
どこでやりたいか、の違いでは。
牡牛座は「私の所有」、天秤座は「あなたたち」のところで金星を使う。
牡牛座は自分の内側、感覚で使うが、
天秤座は他者の目を気にする側面があって見た目が良いもの、
ファッションやインテリアなど、他者の目に映るもので使います。
言うなればインナービューティー、アウタービューティーの違いか。
牡牛座の人はオーガニック(インナービューティー)、
天秤座の人はファッションデザイナー(アウタービューティー)の違いなところ。
天秤座は「他者を通して自分を知る」サイン。
他者との関わり方で自分の立ち位置を見出して
人間関係を軽やかに紡いでいきます。
天秤座はタロットでいうところの「正義」「ソードの2〜4」
二つのものを比較したり、バランスを取ろうとしているのが分かるカード。
ただし剣を持っているのは「自分」なので、
世間一般の風潮とかルール意識でなく、何を持って平等かというのは
自身を基準に委ねられると言っても良いのかも。
ヌーメラルカードであるソードの2〜4というか
ソードのカードは大体言論とか、言葉という「剣」で戦います。
天秤座の強かった時代に男女の平等が叫ばれたことがあったように
実態で言えば、何らかの「戦い」ありきでの平和主義なのかもしれません。
そういったこともあってか、天秤座は一番人間関係で揉め事が起きやすい、と言われます。
自分軸じゃない、「あなた(天秤座)」がどうしたいかはっきりしないから問題が起こってしまう。
良くも悪くも八方美人でいたいし、真に迫ることを言うとせっかくの調和が崩れるので
それを言いたくない。しかし、そのことを言わないことによる弊害が人間関係に起きると言える。
何かと人付き合いでクタクタになってる人も少なくなさそうなところ。
「私」という自我の部分をもてるようだと
上手に立ち回ることもできるでしょう。
天秤座は人間関係を通して成長を遂げます。
相手の諍いをおさめたり、弱者を守ろうとするにしても
その他者の弱さというのが、自分のシャドウとなりうる未熟な部分、
自分を投影している部分で現れる感じで、
その人を守っていることでもあり、自己弁護していることでもあり、という両面が出るところ。
誰かとの話題で、そこにいない他人の話題が上がる時って
大体天秤以降の後半部分が強い人にありそうな感じのところ。
そしてその筆頭が天秤な感があります。
人を繋げたり顔が広いが、良くも悪くも自身を空気と化そうとしている感もあるところも。
ケーススタディ

この天秤座では16度で個性を出そうとすると逮捕されたり、
個性の出し方が難しいサインだなと感じるところ。
天秤座16〜20度も人間関係で悩むのが多いとされています。
個性と協調性というのをどう割合を分散して出すか、バランス取るかが命題。
他者と同調するために自分が主張することも大事になるところ。
天秤座自体はそこまで知性に専門性がないが偏りがないイメージで
人と関わるにおいて様々な引き出しがあるが
後半部分にきて、より真理を深く知りたいのが伺えるような感じ。
天秤座は誰かにお伺いを立てて自分の決断を出すと言われますが
私が過去にメンターを求めていた理由がここにあったのだとすごい納得しました。
2ハウス天秤座火星で27度で持ってますが、全く新しい仕事をやるのでなく
誰かが結果を残したやり方というものを、
メンターと思える人に聞いたり、あるいは吟味をしながら仕事のやり方を模索していました。
私の持つ天秤座火星が数え27度「頭上を飛んでいる飛行機」
常に誰かを見ながら仕事の仕方を変えていたというか、
メンターを求めていた部分がここに現れる感じ。
だんだん蠍に近づいているので、深く関わることをより求めていたと見れます。
総括

天秤座太陽になったあたりで涼しくなったのは「風」の元素だからだろうか。
スマートな感じの涼しさ。
蠍座太陽あたりでだんだん刺すような涼しさ、そして寒さに様変わりしていくところ。
季節の移り変わりと共にサインごとのテーマが見え隠れしているのではないか、着目です。