ホロスコープにおいて、ルーラーと同じ星がその星座にある場合
力が強まると言いますが、どういう性質を持つか。
個人的な物差しで見ていきます。
もくじ
太陽・獅子座

太陽を最大限生かす星の元に生まれた人。
皆の中心でいるのが太陽の性質であり、
気がつかないうちに中心に立っていることが多い。
いでたちからして目立つ格好の人が多い。
上昇志向が強く、常に上に立っていたい。
自分でチラシを作るとかのような、細かい作業は不得手で
そういう意味でもNo.2のような存在を追い求めたい人でもある。
月・蟹座

需要力溢れる母親のような人。守護者(ガーディアン)。
面倒見の良さが最大限発揮される。
感受性の高い人で、男性でも母性を持って他者に接する。
他者に、特に目下の人から慕われる人も多いだろう。
「女子力が高い」というのはここからくるものかもしれない。
水星・双子座

知性に優れる人。常人の倍以上の速さで頭を回転させ、突発的なことを言うことがある。
並の知性の人では、この人がいったことについていけない。
それだけこの人が知性、頭の回転力に優れているからだ。
常人よりも状況を飲み込む力に優れ、
現状がどういう問題点があるかなどいち早く把握する。
風の星座ゆえに言葉が諸刃の剣にもなりうる。
水星・乙女座

知性に優れる人。彼らはコミュニケーション能力に長け、
あまりにも知性に優れるゆえか、話したくて仕方がない、話したがりが多い。
分析力に優れ、自らのロジックを元に体型立てて、ロジカルに説明する。
人の話を聞くのは不得手かもしれない。
誰かに何かを伝える仕事であったり、伝道師向け。
金星・牡牛座

美的感覚に優れる人。金星の加護を受けることから、
尚且つ物質を司る地エレメントの星座ということもあって、
この人のこだわりはものに現れる。
いい装飾品を身につける、いいものを食べる、インテリアにはこだわる、
どことなくエレガントな雰囲気が伝わってくるはずである。
もののこだわりにはうるさい人。
金星・天秤座

美的感覚に優れる人。金星の加護を受けることから
所作であったり趣味であったりにそれが現れる。
芸術的なもの、例えばバレリーナなど、人前に出るような趣味を持つ。
とどのつまり、人前に出るしかない宿命の人。
愛と平和のためにその力を最大限発揮できる環境でないと、個性が死んでしまう。
火星・牡羊座

闘争の星である火星の影響が一層強くなり、闘志がずば抜けている。
戦いにおいても怖じることなく立ち向かうだろう。
仮に折れることがあったとしてもタフな人、負けず嫌い。
何かを学ぶにおいても妥協がないだろう。
パッションに溢れており、その熱さが周囲を元気付ける大和魂の持ち主。
木星・射手座

どこにいってもラッキーマン。
人に恵まれるということでその幸運を実感できるだろう。
その奔放さが人を惹きつける。
拡大力がずば抜けている。
土星・山羊座

ビジネスとプライベートを混同させる人。
というのも土星がルーラーである彼らはビジネスをしに来た人だから。
何かしら成果を出したいという野心が人一倍強い。
土星の影響が強いだけにこの人たちに与えられる試練は並大抵のものではない。
生まれつき身体のハンディを持っていたり、あるいは学校や職場で酷いいじめを受けたり…。
優秀である分、その才能を妬まれてしまいやすいということ。
この星を選んできた人は、その試練を乗り越えることができるほど強いと認められた証左でもある。
人並外れた試練を乗り越えたその時、その人を新境地に連れていくだろう。
天王星・水瓶座

外見が良い人も、中身も良い人であることが多い。
人道主義者でいわゆる「良い人」ではあるが、
それゆえ現状に対して不満を持つことが多い。
現状が歪んでいると見做せば「革命」に移すのを辞さない。
不満の募りやすい組織にいる時に、真っ先に革命を起こすのはこの人。
この革命はこの人で終わるのでなく、後続の人に連鎖させるほどの影響力がある。
この人なりの「革命」に対する思想があるから、この人についてくる人がいる。
海王星・魚座

2012〜2025の生まれの人が該当。
海王星は見えないもの、奉仕、芸術を示す星。
この世代の人を占断したことはないが魚座にくるとパワーを発揮するので
より空想的、スピリチュアルな世界に生きる人が増えてくることは考えられる。
海王星はあちこち泳ぐ星でもあるので、より自由な振る舞いをする人も増えてくると思われる。
この世代の人が中心になって社会を回すようになる頃には、
息を吸って吐くかの如くスピリチュアルが身近なものになっている、
そんな時代も来るかもしれない。
冥王星・蠍座

1984年〜1995年生まれの人が該当。
人生のなんらかのタイミングで死生観について深刻に考える。
生と死、性をも司るので、人によっては性に対する関心も強い。
子供を持つことに強いこだわりを持ったりすることもその影響だろう。
また試練を突きつけられた時に、生きるか死ぬかといった深刻な悩みをすることもある。
しかして試練を乗り越えた時に、新たなステージに足を運び、悟りを開くこともあるだろう。
突如とした大変身を遂げたり、大きな断捨離をしたり、何らかの形で新たなステージを見出す。
それというのも自己変革の星・冥王星だからこそ成せる業(カルマ)。
「生きていても仕方ない」と自己嫌悪に必要以上に陥らないことが大事。
ここさえ乗り越えたら次のステージが来る。