太陽ー天王星の組み合わせって
コロコロやりたいことが変わる感じを演出します。
よくいえばフレキシブルで、悪くいえば堪え性がない。
太陽にどんな惑星が絡んでいるかが、
人生においてはキーポイントになるところです。
何度か取り上げていますが、太陽ー天王星の組み合わせを少し考えていきたいと思います。
もくじ
太陽ー天王星で急な人生の方針転換をもたらす

冥王星なら自分の人生を極限に変えるほどの妥協のなさがあるでしょう。
天王星はことあるごとに人生の方針転換をさせます。
私は太陽ー天王星コンジャンクションなので、
天王星の影響を良くも悪くも全て経験してきたと言える。
思えばよく決断を翻してきたと思いますね。
「おまえの要らないは当てにならない」なんて親にはよく言われたっけか。
このコンジャンクションを扱えないと本当に
支離滅裂な感じになってしまう感じがあります。
天王星は自由意志を求めるので、既存の枠組みに納まるのを極度に嫌がります。
だから、急に方針を転換するのです。
ソフトアスペクトレベルであればマイルドな感じに方針転換してくれるのだろうが、
ハードだったりコンジャンクションは人に迷惑をかけるレベルでもあります。
縛られるのが嫌なので、そこから抜けて
自由意志で自己表現を打ち出していくために様々な行動を打ち出そうとします。
束縛を嫌うということは、そういう立場を否が応でも拒否します。
女性であれば太陽は夫なので、唐突に離婚するなどということもあるかもしれません。
独立する人生方針を徹底させていく

太陽ー天王星は他者や組織にとらわれず、独特の生活方針をもたらすでしょう。
太陽ー天王星0度の私は今は一応自営業ですが、それまでは会社員をやっていました。
若い頃はがむしゃらにやって仕事を覚えて、
とにかく会社の上層部に認めてもらって給料上げていく、
というのをずっと考えていました。それしか頭に無かったくらい。
いや、給料の大幅増は望まなかったか。
薄給でも良いからとにかく認められて
技術者として高みに立ちたかったと言うのはありました。
高みを見たあとはいずれ退いて後進にひきついで、なんて考えてて。
先輩とか同僚とか見て給料の大幅増で生活の向上を望むべくもないと感じていたし
今のままで食っていけるなら悪くないだろう、と。
やがて会社で安定してきた時期になってきたものの、
一方で給料も変わらなければ、仕事の内容も人間関係も変わらない、
そして会社と家の行ったり来たりで終わる日常へ
不満や違和感を常に感じてました。
そういう時期になって退屈感、イライラが募っていた。
思えばそれが天王星の自由意志なんだと思うんです。
やがて転職を勧められたので、会社の退職を考えました。
「自分の人生のゴールに近い会社に転職した方が良い」
と転職を勧められて転職先を探したが、
自分の人生のゴールに近い職場なんて見つかりませんでした。
そういったこともあってフリーランスという、
会社とはまた違うレールを敷かれた道を歩むことになったのです。
どうせ会社に勤めたところでゴールなんぞたどり着けないから
会社をいつでも切り離せるようにしたい、と。
ノットノーマルが自分にとってはノーマルなのが平常運転でした。
天王星というのは土星までの世界、
今まで敷かれたことのないレールの世界を示してくれます。
常識に囚われないので異端に見えるが、宇宙から見ると土星の方が異端なんです。
宇宙的な意識を使っているだけに過ぎないのです。
もしかしたら天王星の度数やサビアンシンボルだったりが
新たな世界線へのヒントになるかもしれない。
総括

思えば天王星は革命意識も生み出します。
天王星が見つけられたのはフランス革命時代。
民主化のために多くの血が革命で流された時代でもありました。
風は人の都合を考えるエレメントではないので、
目的のために血が流されることがあるということ。
まず合理性重視で物事が行われる。感情がない。
そこで水というもので、誰かを慮ったりする必要がある。
だから風の時代の次は水の時代なんだと思うんですね。