私の友人で牡牛座初期の度数の生まれの友人がいるのですが
会社の過酷な業務に苦しめられています。
2025年は不動サイン受難の年なのか?
水瓶座冥王星の影響で人生の方向性を無理やり変えさせられている、
そんな印象を受けています。
出たいセミナーのために休みを取ろうとしたが取らせてもらえないという事態で、
会社に従属することを余儀なくされてしまったという。
冥王星が逆行しているのでなかなか初期の度数を抜けてこない。
水瓶座冥王星になると90度(牡牛座、蠍座)や0度や180度(水瓶座、獅子座)は
人生の方向性を360度変えさせられていて疲弊している人も多いのでないか、と見ています。
水瓶座冥王星時代、一体どういう状況になっているのだろうか。
もくじ
水瓶座という民主主義のサイン

水瓶座冥王星初期の度数ともあれば、不動サインの初期の度数というのは
ハードなアスペクトをタイトに形成してしまったり、逆行で影響が長引いたりでなかなかキツい。
特に太陽や月に不動サインで持っているようなら
何かしら自分の人生を大きく変えさせられるような事象に直面している人もいるのでは。
しかも冥王星なので強制変更であるため、抵抗してもどうにもならないことを示します。
私の友人の例を現象として説明するのならば、水瓶座冥王星に
牡牛座太陽としての方向性を無理やり書き換えさせられている感じです。
太陽という生きる方向性、指針において大きく変えざるを得ないということ。
確かに会社の仕事というと会社にいいようにこき使われたり
ろくなイメージがありませんし、実際に私もそう思って抵抗してきました。
ただ、こうして俯瞰してみると、どちらが正しいんだろうな?となる。
セミナーに何が何でも出るのが正しいのか??
それともこんな時期に会社休むべきでない、ともいうべきなんだろうか???
牡牛座というと「私の才能、所有」と溜め込むサイン。
溜め込む方向性が間違っていると、
理不尽な会社を通して気付かされているのかもしれない。
水瓶座のエネルギーの方が強いから、
これまで貯めてきた仕事の仕方、思想、
ひいては貯蓄に固執することがとても辛くなってくる。
民主主義的な思想に身を委ねねばならない。
実は理不尽とも言える会社の仕事を通して「自分のため」だけでなく
「民のため」というあり方を学ばされているのかもしれないな、と。
おそらくその人は会社の仕事を通して自分の流儀を蓄えてきたが、
そのことで逃げてきた要素があるのでないか?
90度とか180度というのは「他の価値観との相剋がある」
「影響が強い方を受け入れること」を余儀なくされます。
他者の意見を聞くことの大事さ、民主主義性、独自性というの大事にしていく、
そうした今まで牡牛座的要素では垣間見えなかった部分をさせられる、ということです。
100%「逃げない人生」というのは難しい

自分の持っているサインの要素が「やり慣れたこと」なら
トランジットで自分が入ってないサインは「やり慣れていない」。
誰しも「与えられた仕事」というのは
100%満足できるものではないでしょう。
生活のために、気に入らないところもありながらも
会社という組織の都合の良い方向のために、
渋々受け入れて仕事するのが勤め人。
そういうこともあるので、私が思うに、会社の仕事というのは
「目の前のことに100%手抜きがないように取り掛かれているものでない」と思っています。
10割あれば何割かは「逃げている部分」がある。
逃げて楽をした部分がどこかしらあって、
それに対峙させられている、と言えるのかもしれない。
そのセミナーとやらに出席しなければならない理由ってなんらかあると思うんだけど
そのセミナー出ることで「逃げている部分」がかえって増長しているだけでないのか?
だとするのならば、会社という場所に足枷をつけさせられていることに意味合いがあるとするなら
「自分の人生から逃げるな」ということなのかもしれません。
「逃げている部分」の仕事を誰かに任せるんじゃなくて
自分でけりをつけなければならない。
進めば進むほど、他人任せでいられなくなるもの。
水瓶座冥王星という「民衆」が、その人の手抜きの仕事を嫌っているとしたら、ね。
牡牛座という個人性の強きサインだから、
他者の意見をないがしろにしていた部分があったのかもしれない、
それを学ばされているんだろうなと想像する。
そのセミナーがどんなに優れていたり、
参加をすることが逆に逃げ口上につながる可能性もある。
セミナーを言い訳に逃げていたら何にもならない。
「自分のこだわり」を捨てさせるスパルタな水瓶座冥王星

そんな具合に太陽が冥王星とハードになると
自分のこだわりというものを変えさせられてしまう出来事に見舞われる。
不動サインというと自分のこだわりの強さがあり、
それが確かなスキルと頑健さに繋がるが、時にそれを手放していくことも学び。
反発するサインのことって「逃げている」ことにも繋がる事柄なので
容易に受け入れられないのも致し方ないところだってあります。
会社なんて尚更そういうのが多いでしょう。
乙女座だって一歩引いて接する性質があるが、
時には皆の前に出て引っ張ることだってやらされることもあるはず。
そうして「逃げてきたこと」に目を向けなければならないように。
太陽牡牛座VS水瓶座冥王星であれば冥王星の方が周期が遅いので
冥王星に軍配が上がります。
だが僕はセミナーよりも仕事を優先した決断を尊重します。
それは、ただ単に僕の一番辛かった時代に
会社に対する恨みつらみを聞いてくれた友人だから、というだけではない。
たとえそれが褒められた仕事でなかったとしても、
当人が「今まで向き合わなかったことに向き合う」ことを選択したわけだから。
それは尊重されるべき。
直向きに人生の課題に取り組んで、そのことが誰かの道標になるならば、
その方が価値になる。目先の利益だけ追うべきでない。
受け入れる、手放す、というのは簡単。
しかし満員電車でつらそうなサラリーマンを見ていて思うのは
「そんなに辛いなら、現状をやめるための努力をひたらどうだ?」ということか。
手抜きの仕事を嫌い、そのせいで事故があれば民衆は反発するわけで。
手抜きは反発すべき、それが民衆の総意だとしても、
会社のやり方に納得できないその人の気持ちも分かる。
私も会社という存在に対しては散々反発もしてきたし、逃げようと思うこともしてきたから。
総括

会社みたいに、人から与えられた仕事で100%の成果を出すのは本当に難しいです。
自分のこだわりがあっていいところもあれば、多方面から指摘される修正点もある。
自分のこだわりだけで納得しながら進めても、
社会では周りが納得しないと意味がない、
自分のこだわりやプライドを切って捨てられることもあるだろう。
ワンマンで進められる作業が何一つ存在しない。
だから「会社」という場所は辛い。
それが嫌なら独立するために本質的な自分を追い求めて、それを元手に活動するのが大事。