人は誰しもが得意不得意があって
それは10惑星に準えられています。
見た目が綺麗で人目を引く人は金星が強いし
負けん気が強い人は火星、秩序を守って運用する能力のある人は土星。
実験的な性格をもたらすのは天王星。
パートナーシップがテーマなのはジュノーといった具合に。
得意な惑星があれば、その惑星が強い場所にサインが位置しているだろうし
アスペクトも良好でしょう。
不得意ということであれば、その惑星が得意でないサイン配置であるのと
あるいは土星のように速度の遅い天体のコンジャンクション、
ハードアスペクトなどが考えられる、そんな具合に。
もくじ
人は誰しも10惑星の素養を持つ。

ホロスコープは人それぞれですが、ソフトもあればハードもあります。
過不足なく生きるというのはとても難しいです。
いかにして自分の満足できるように生きれるか?でいえば
10惑星の素養をそれぞれ生かし切って、それぞれを成長させていくことです。
例えば土星で言えば不幸や災難の星で、不要であったり毛嫌いされる素養のものですが
元来は自分のやることに対しての規律を守らせるもの
そして生きるための基盤を作成・整理する力が身につく星なのです。
それぞれが必要な星なのですが、なかなかその必要性に気づくことがありません。
それというのも星々には発達年齢行きというものがあって、
例えば火星であれば34歳以上の年代でないと
その必要性が見えてこないもの。
それゆえに占星術というのは年がある程度熟された段階で
理解しようというムーブメントがあるのだな、と思わされます。
惑星のサイン周期は、12星座を巡り巡って初めて終わる

その惑星があるサインに滞在している期間は
そのサインのテーマのことを着手することになり
あるいはそのサインのテーマを根底からやり直すなどがあるでしょう。
魚座土星であれば、見えないものや医療、スピリチュアルといった分野で
自分の地盤を再構成するということに向き合わされます。
月で言えば28日が公転周期で、その28日間で12サイン全て巡り、
魚座から牡羊座と新たなサイクルになるのです。
月は日常生活の出来事、何がしたいとかに関わります。
牡牛座であれば音楽が聴きたい、美味しいご飯が食べたい、
蟹座であれば家族や仲のいい人と一緒に過ごしたい、といった具合に。
日常的な出来事に月は関わりますが、
トランスサタニアンのような遅い天体はかかわらないですね。
トランスサタニアンレベルであれば社会的問題や、集団性の精神的問題に関わります。
人の一生においてトラサタ12サインを経験するなどまずないでしょう。
人生におけるテーマは10惑星のどれかが絡む

何かしらプロジェクトが発足するにあたって、
だいたい1、2年であるケースであることから
公転周期が1、2年スパンで12サインをめぐるであろう
太陽や火星に関係するテーマであることが見えてきます。
冥王星レベルの周期でのプロジェクトはまずありません。
自分自身が社会で地位を固める、人生のゴールを目指す、といったテーマは
木星や土星のように公転周期が長い惑星のテーマです。
土星のような公転周期の遅い惑星は深々しいテーマで、
公転周期の早いテーマは比較的軽いテーマであることがわかります。
公転周期の早い星、遅い星が重なると
長期的なテーマで行なっていることがなんらかのきっかけで表面化する、と言われています。
長い間取り組んでいたテーマでクローズアップされなかったものが
ひょんな引っ掛けでクローズアップされる、といった具合に。
土星のような天体のテーマを、月のような天体が引っ張り上げて明らかにする、といった具合。
例えば何かしら嫌な夢を見たとしたら、月が海王星、キロンと絡んできたりとか。
なんらかの恐怖をキロンが見せてきたり。
冥王星といえばガバメントのエネルギーなので
火星ー冥王星で政治のテーマを掘り下げてきたり。
遅いのは木星以降、早いのは火星以前、といった具合でしょう。
人生のスパンは土星でおよそ30年周期であるが、2、3年スパンで次のステージに行きます。
そんな具合に人生のテーマは10惑星のどれかしら、少なくとも土星以前になってくるでしょう。
総括

人生においてどの惑星が強くてどの惑星が弱いか。
何を鍛えさせられているか。
火星が弱ければ、わざと怒らせるような出来事があったり。
金星が弱ければダイエットを要求されるなど。
普段の日常から見えてきたりするものだったりするんですね。