あるイベントで太陽・水瓶座、月・獅子座の方にセッションさせていただきました。
ほぼ獅子座満月生まれの方でした。
中学生の年代で、起業を考えているとか。
いやはやなんとも、そんな若い頃からすでに起業を志すとは
ご両親の教育がよほど上昇志向なのか、
それとも最近は公務員やサラリーマンの安定志向という価値観が廃れてきつつあるのか
最近はYoutuberが将来の夢として描かれることが多いので
そういう時代なのかもしれません。
太陽・水瓶座、月・獅子座という配置ですが私の知っている人に
獅子座満月のような配置の方がいたので、どういった性質があって
どうすれば間違いの少ないゴールに行けるか勘案していきましょう。
もくじ
まずは起業のゴールを決めること。「土星」もカギになる

よりによって起業に失敗した私に「どうすれば起業がうまくいくか」
という質問が来るとは思わなかったので今回取り上げています。
私の経験談ですが、多分最初に「起業」するって目的だと
先の展開が見えにくくなると思います。
起業家というのは最初にたくさん起業した人がいたとしても
1年ごとにどんどん減っていっていく。
起業するからには何かしら目的地があるはずなので、
ただ単に会社が嫌だから起業したい、だと
起業することそのものがゴールで終わる。
奇を衒ったことをやることがゴールになると、方法論だけで終始してしまいます。
方法論は所詮方法論で、手段でしかありません。
「なぜやるのか」
起業の根幹は5W1Hの中でどれかって言われたら「Why」です。
起業して何を成し遂げたいのか?
自分にしかない「やる理由」ってあるので
その理念を見つけて欲しいです。
太陽が人生の方向性、使命であるのですが
社会で自分が成し遂げたいイメージというのは「土星」で描かれています。
ですので土星を紐解いてみると、社会で何を成し遂げたいのか?
というゴールイメージが見えてくるかもしれません。
太陽の光を元手に、土星のゴールイメージまで歩いていく感じです。
太陽・水瓶座のやりたいことは社会の欠点を補完すること

水瓶座冥王星時代ということも相まって、
起業活動の方がスムーズにいく時代だと思ってます。
これまでの仕事のあり方というのが逆に異端になるのかもしれません。
太陽水瓶座の特質として、
体制側を俯瞰して見るものだから矛盾が見えて仕方ない。
太陽・水瓶座、月・獅子座というと、
社会の領域にいる自分と、プライベートの領域の自分の顔が違うことを示します。
水瓶座は「社会が求める物を作る」、獅子座は「自分が表現したい物を作る」
そしてどちらもクリエイティブなサインであるのを考えると、
自分が作りたい、表現したいものを社会に打ち出していく。
どちらもクリエイティブなサインになるのですが、
創作性のベクトルが違いすぎるので、そこで矛盾が生じるのです。
社会のために何かしたいか、自分のわがままを押し通したいかー。
満月の生まれの人はベクトルが違うところに葛藤するのだと思っています。
その葛藤が解消されると、自分のことも見れるし、社会のことも見れるしで
バランスが取れてくるところになると思うのですが。
水瓶座の使命で言えば、社会に対して新たな改革を打ち込んでいくこと。
これまで安住していた地や人を離れることもあるかもしれない。
自分を含めて他者や社会を俯瞰して観れるので、社会の矛盾が見えてくる。
水瓶座の役割は、山羊座が作った社会の矛盾を指摘して
「これはおかしい」といって作り変えること。
私がよく知ってる水瓶座の人でいうと「これはおかしい」とよく言っていました。
月・獅子座の安心安全の場所は「主張すること」

太陽水瓶座、月獅子座の人に言えることがあるとしたら、「吼えること」でしょうか。
私が観てきた人の背中を見てきたから言えるが、月だろうが太陽だろうが
吠えるのは獅子座の特権です。理不尽で納得いかないなら噛みつくこと。
SNS上でも良い。友達が多いなら、誰か見ているでしょう。
月が獅子座なので、自分が光り輝く存在でいることであることもそうだけど
「吠える」という行為に「安心」を覚える。
ちゃんとわかってくれる人は賛同してくれます。
私の知っているその人はSNSで世の中の矛盾に対してずっと「吠えて」いましたね。
とても頼りになる人でした。
陰謀論とか世の中の嘘に対して切り込んで。
とてもよく議論したのを覚えています。
嘘を見抜く眼力に優れた有様がとても頼もしかったし
哲学を持っているし会話し甲斐があった。
今でもFacebookで吠えているのかな、まぁきっと吠えてるんだろうな。
本当に月獅子座らしさが見える、でなくば吠えまい。
総括

かつて企業に失敗した私も含むが
私が見てきた起業家でフェードアウトしていった起業家は
だいたいやりたくないことを頑張ってアプローチして、
そして自然にやる気が失せていって自然消滅していったケースが多いように思えます。
その人から受けたアドバイスそのまま言うがー
『自分が作りたいと思ったものを作って、
他人に見てもらって、喜んでもらうところから始めてみて欲しい。
そして、それでお金をいただけるようにすること。
自分の好きなことをやって、いつの間にかお金をいただけるようになるのがベストだ。』
いつしか人はやりたくないことばかり優先していて、それでやりたいことが埋もれてしまう。
だからまずはやりたくないことをことごとく辞めることです。
そしてその果てに残ったものを大事に。
そこに何もなくば、改めて探して
好きになったものでコツコツ努力して作り上げること。
大事なのは「誰かが喜んでくれること」。
それが起業できるポイントでもあるし、
それが苦にならず起業できるポイントでもある。
太陽も月もどちらも不動サインなので努力は苦にならないはず。