2025年3月2日に牡羊座金星逆行。
愛に関してのすれ違い、相違といったことが考えうるであろう時期。
あるいは新種の興味を示す惑星でもあるので、
興味を持って買ってみたけどこれ違うかも？みたいな。
どのようなポイントで見直しを要求されるか見てみましょう。
もくじ
2025年3月2日 牡羊座金星逆行
時間：9時36分5秒
逆行そのものは4月13日まで続くので
牡羊座、魚座の人にしてみれば
金星の恩恵を受け取るチャンスが長い、と言えるかもしれません。
カルミネートは冥王星。白黒つけなければならない時。
発想の逆転。これまでの常識が覆される。
ジュノーとDSC0度。射手座ジュノーだけに自由に向けた権利主張、というところ？
天王星がライジングプラネットになっており
何かと問題として噴出することになりそうか。
セドナもライジングプラネット。海の問題、難解な問題に対しての対峙。
4、8ハウスに天体なし。
各種サビアンシンボルは
ASC牡牛座数え29度は「テーブルで働く2人の靴屋」
古いもの、新しいものどちらにも良さを感じるセンスと葛藤。なかなか断捨離が難しいかも。
MC水瓶座数え10度は「一時的なものであることを証明される人気」
自分の意志を貫いて社会に媚をうらない生き方を目指す期間。
太陽魚座数え15度は「部下を訓練する準備をしている将校」
自分が学んだことを誰かに継承する努力をする。
月牡羊座数え12度は「雁の群れ」
自然の流れに身を任せる。
太陽・土星ー火星ーベスタの水グランドトライン。
サークル、コミュニケーション、職場における活動が良い水のエネルギーを育む。
リリスー太陽ー木星のトールハンマー。
友人間での活動と体面のおおらかさの葛藤、
そこが職場という場で見てみぬふりをしたかった蓋が開こうとする？
月との絡みを見ると金星が0度で愛情豊かで穏やかになりやすい、
木星も60度で絡んでおり、ともすれば過保護な感じになるかも。
逆行だからそれを鬱陶しがるイメージ。
強調されたハウスは11で、友達やグループとの関わり、
公認団体外の関わりでの活動がピックアップされるだろう期間。
そこに金星もいて、どちらかというと12ハウスよりかも。
何らかの団体にいて、そこでの仲の見直し、的な。
牡羊座金星逆行について
金星は牡羊座数え14度で「男女の近くでとぐろを巻く蛇」
自分に反対するものを受け入れることが成長の鍵。主張する以上は何かと反対意見もある。
例えば仲の良い人とのものの贈与で美的センスに合わないものが突きつけられたり。
ホワイトデーにも重なるところなので、男性は女性のニーズを掴むのが大事に思えるし
女性は違った価値観でも受け入れる寛容さが欲しい、というところでしょうかね。
金星逆行とは愛情に関する齟齬や、物質や人間関係の価値観の相違が見られやすい時期。
「自分がこれだけ愛情持って接したのに、相手が受け取ってくれない」という感じで不満が溜まったり、など。
価値観に相違が生まれて、そのギャップが大きいほど自らの殻を破れなくなりがち。
価値観の相違で周囲と比較したり、情報に振り回されず、自らの価値観がどれだけ大事か、
満たされるものが何か、というのを大事にすると良いでしょう。
牡羊座金星は一度好きになったものは人であれものであれ、熱心にまた性急に求めるようになります。
相手との関係性は自分が主導権を握ることを好みます。愛は勝ち取るもの、
という価値観で衝動的な恋愛が多く、時に愛するものと戦うこともあり
恋愛については事件になりがちな部分も。「勝ち取る」価値観が強く
ともすれば利己的にもなります。良くも悪くも欲求が強いので自制心を持つことがカギ。
11ハウス金星は友達が多く、グループでの交流を楽しめるでしょう。グループ内での活動は円滑で
良い時間を過ごすことに幸福を覚えます。友達内では平和をもたらすポジションにいるでしょう。
友達や仲間との関わりによって利益を生み出すことができるでしょう。友人知人も教養がよく
いい趣味を持っている人が多いというのが基本的な見方。
12ハウスに近く、やや秘密の愛の傾向。
各種解釈
金星を見ると
月ー金星0度
・恋愛感情。アトラクション。感情表現に対するオープンさ。愛情と育成。リラクゼーション。贅沢。
金星ー木星60度
・快適な社会状況。寛大さと親しみやすさ。大規模なプロダクションや集会。美しい外観。
金星ー天王星・ASC45度
・激しい社会的興奮。感情の異常な表示。型破りな行動。芸術的な反乱。不安定な感情。
マップ
金星ーMCは太平洋側にゼニスポイント。
日本では冥王星ーMCが関西地方で、権力者による公的活動。
天王星ーASCが中部地方を縦断、突発的な活動。
天界から見た金星逆行
天界の神々の観点も加えてみました。
『地下水脈の水面が干上がって、岩がゴツゴツした地形が浮かび上がってきた。
今まで美しかった情景から、一転して無骨な風景となった。
これまで「美しいと思っていたもの」が、実はそうでもなかった、と見直す時期。
例えば買ったものがあまり興味を引くものでなかったり、
あるいは愛を傾けていた人間関係で相手の見えなくていい点、アラが見えてきたり。
愛に傾けるも、人に傾けるも、興味や愛のエネルギーのあり方が変わるだけのこと。
ボタンのかけ違いが起きやすい。過去に興味を持っていた作品の再評価、
過去にどう対処していたか、というのを再度見てみるといい。
買ってみたけど違うという感じもあるかも知れず、
いわゆる本質が見えてくる時期として活用したい。』
これまで美しいと思っていたものに関していえば
改めてこの期間になってみると「何だこれは！」
となりうることを示唆していますね。
順調すぎて見えなかったことが、一転してアラが見えて。
しかしそういった「詰まり」を調整することが
順行期間に向けて大事なことですね。
金星は愛を傾ける、美の表現の星。
愛を傾ける方向性が物質か、あるいは対人か
というところの性質が伺えます。
金星というのは「新規の興味の方向性」を示す惑星であることから
その対象が何らかの物品、芸術作品とかに現れる、
と言えば良いでしょうかね。
一般的には「物品の購入に向かない期間」などと言われます。
なので流通というか売れ行きが滞ることが考えられる、
というところもあり得ますね。
逆行なので興味が湧きにくい、とみるべきでしょうか。
今まで買ってみたものを見直してみるのに良い時期。
過去に面白かった映画を見ても良い時期になりそう。
牡羊座であればスポーツ関連、魚座であればファンタジー作品とかか。
総括
11ハウス金星ということで、それが友人間における対人関係に現れます。
気持ち的に鷹揚になりやすい期間で、世話を焼いていたつもりが
世話を焼かれた人からすると「いい迷惑」と感じたり。
またそうした人間関係において「愛は勝ち取るもの」という価値観になるところですが
「本当にそれで良かったのか」と身の錆を落とさせてくれる、
と考えても良いでしょう。
親しき仲にも礼儀あれ、という感じがしました。
