2ハウス月の概説、考察。仕事は変転的で、潤沢なまでの「所有」が安心感をもたらす?

2ハウスに月がある場合のケースを考察していきます。
月というのは自分を安心させる場所、日常生活を示します。

「所有」を示す2ハウス月があると…?

「残高」が安心材料になる2ハウス月

2ハウス

月の基本的なデータでいうと。

力の強いハウス アンギュラーハウス 1、4、7、10
最も強いハウス 4
最も強い星座 蟹座
強い星座 牡牛座
弱い星座 蠍座
最も弱い星座 山羊座
タロット 2女教皇、7戦車

ハウスで言えば2ハウスの月はものがあること、
資金があること、牡牛座のように「所有」があると安心感を覚えます。

美味しいご飯を食える状況でないと腹立たしくなることもあるか
冥王星とコンジャンクションとかだったら、やばい時は余計にこだわりがある?

2ハウスオーバーだったりすると蒐集欲求も人並み外れている?と言った具合に。

月が示すのは自分が戻ってくる場所、日常生活、趣味。

この意味で言えば、所有の2ハウスにいるということは
物資的に余力があること、もしくはお金の残高に余裕がある、
ということが安心材料になります。
そして所有するもの、金銭が月の月相のように移り変わること。

安定することはないが、それは自分がお金を作るスキルがあるから。
どのようなスキルで資金が作れるかは月サインや月とのアスペクトから見る感じ。

月が示すのは母親、男性であれば妻を指します。
金銭管理ができる母親、もしくは妻ということ。

お金に関しては母親からの支援を受けるでしょう。

この人が生まれた時の母親というのは金銭感覚に優れた人物で
よく記帳したり、あるいは物にこだわりがある人だったのかもしれません。

その母親を見て育ってきたのがこの月から伺えるということ。
私自身が2ハウスの月なのでここは幾らか説明がつけられます。

確かに私の母もそういう財政管理ができて、財布の紐も硬く
物にこだわりがある、という一面を持っていました。

2ハウス月の概説

2ハウス月

2ハウスに月がある場合の概説。

このハウスに月がある人は物理的な所有物やお金といったリソースに重きを置き、
所有物や金運といったものが、まるで月の満ち欠けのように変動することを示します。
所有物、お金、お金を作るメンタルや才能まで、何を大切にしているかというのはこの月から伺えます。
月の意味合いとしては財源、価値観、メンタル、所有物、自尊心、
獲得したアイテム、果てまたはプラーナ(聖典)をも示すでしょう。

自らの財産を増やすことで精神的な安定を求めるタイプです。
先述のように金運が変動するので経済不安な時期もあるので落ち着かないかも。

しかし収入の変化に対しても対応できる能力があることも同時に示しており
友人知人からの支援があったり、人気を得られれば収入も上がるでしょう。

物質的なものが情緒に大きく結びついており、
華のある贈与や快適な住まい、穏便な暮らしで幸せを感じる人。

経済的に安定するかどうかが感情に関わるので、物質的な状況の良し悪しは愛情にすら響くタイプ。
一般的には個人業、特に一般大衆や女性向けの仕事に適すると言われています。

パートナーとの関係に物理的リソースの管理もまつわることも。

ここに月があるということで、所有するリソースが安心材料であり、
そして自らお金を作るスキルにも優れるということ。

2ハウスということで、金策においては母親の才能を引き継いだり
物的援助を受けたり。女性性的な性質もあり、大衆向き。

大衆の心を掴んで売れる商品を作れる人も。

お金作りに関しては物的なものかもしれないし、
サインによっては水サインとかだったら見えないものかもしれない。

お金がないと安心ができない、というところがあるので
理想があるからと言って早合点で仕事を辞めたり、
というリスクを取るよりは、十分な根拠ができてから仕事を変える、
という点があるかと思います。

言い得て安心できるのかもしれないところはありますね。

総括

月

月相が変わるように変動があるので、
お金を作る方法、つまり仕事が転々と変わるところはあると思います。

仕事が変わる可能性ということは安定もしませんが
しかしある意味お金を作る才能については恵まれていると言えるでしょう。

2ハウスが左半球で下半球のハウスであることから
誰かの主導でお金を稼ぐのでなく、何らかのスキルを構築して
主体的に自分のビジネスで切り開ける才能がある人、と見て取れます。

そういう意味でも個人商店向き、という見方もできます。

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