夢というのは魚座や海王星の分野。なぜ魚座の分野で夢を見るのか?と言ったら
12星座のサイクルで一周してきて、もうあらかたやり尽くした、
次はどうしたいという理想が出てくるもの。
夢というのは「ないから出てくるもの」なんです。
夢の世界を示す海王星。宇宙の近道であり、
そのことで時流を掴んで流行を作ることができることも。
想像性を育み期待を抱かせるイエスキリストの星。
今回は海王星、魚座、夢についてのお話。
もくじ
海王星という想像力の無限生成機関

海王星は拡大のエネルギーが果てしない世界で、
想像力とかマインドの世界にとどまらずインターネット空間とか
見えない領域全般とかなり幅広い感じで網羅している惑星。
あまりにも広すぎて「抽象的」な海王星。
海王星というのは海の力そのもの、迷いもあれば浄化もしてくれるもの。
塩というのは生命エネルギー、真実の象徴でもあり、生きる力を与えてくれるアイテム。
海王星が上手く扱えないと想像することができていない、想像力を育めず自分本位になりがち。
確かにそれも辛いことではあるが、多くの人が「想い」を持っているようでいて、
それは幻惑をさせられています。
海王星がいっときの成功を演出するのだが
それは一時的なもので、のちに転落をさせることもあります。
そのことによって「間違いを信じていた」と気づかせるために。
そうして痛い目を見させて、軌道修正をさせる、やがて最後に信じるのは
「正しいことを信じて間違ったことを拒否すること」その真実に到達させるために。
迷いがあった時は海を見る、そして良い塩を取るべきだろうか。
海王星がトランスサタニアンで土星という「人間の意志」を超えた領海なれば。
海王星はその名の通り「海」のエネルギーも示します。
海はとても広い、全てを忘れるほどに。故に怖いとも言えるでしょう。
海王星というのは想像力を示す惑星でもあり、そして海のエネルギーが強い惑星。
よく迷う。何が正しいのか何なのか。
放っておくと悩みは海のように、どこまでも広がるもの
そして何が本当の問題なのかすら曖昧にして消しとばしてしまいます。
実は宇宙は解明されているが、深海はまだまだ神秘的な場所とされています。
そこを明るく照らす方がとても大変。
水=愛情、とても深い大海原のエネルギー。
深海は宇宙とつながると言われる。
深海のような奥深さ、つかみどころのなさが伺えるのが、海王星。
怪異ともいってもいいかもしれないですね。
「こういうのがあったらいいな」を思い浮かべる海王星

こうあって欲しいと思うものを思い浮かべ、そして実践しようとする。
山羊座海王星であれば新都市のような理想の仕組みや
組織体、枠組みに夢を見て、思い浮かべるだろうか。
海王星が働くと「こういうのあったらいいな」
影響が強くなるとやがて「無ければ作ろう」となる。
酒やドラッグに溺れるのも「これが現実に無ければ溺れた世界に行こう」となるから。
そうなると、不自由すぎる現世が不便なのかもしれない。
決して褒められたものではありませんが。
まぁいずれにしろ「無いから生まれるものが夢」ということ。
「あったらいいな」というのを演出するのですが
その「あったらいいな」の見極めというのは難しいもの。
なぜなら、間違ったことを信じている状態で
それを実行すると歪なものになるから。
例えばどのような会社には「理念」があるが
その崇高な理念とやらを見ているのは社長だけで
他はその日暮らしを考えていて、利益追潤最優になってしまう先とか。
それじゃ会社にまとまりがなかったり、
利益追潤が行きすぎて問題を隠蔽していた組織が問題になるのも
やぶさかではないでしょう。
総括

海の中に真実があり、そして全てを曖昧にするのも海とはまたよく言ったもの。
全てを浄化するし、汚れすら瞬く間にかき消してしまう。
癒しでもあり曖昧化する強力すぎるエネルギー。
これは取り扱いに困る。
このエネルギーをまさしく夢は海のよう。
広い海のようにいくらも考えのある、限を知らない枠組みのなき世界。
この世界に「ない」からこそ「あったらいいな」を作る、
夢も希望もない世界に夢をもたらすのが魚座の役割であり、
海王星の役割である、ということでしょう。