2025年7月5日のホロスコープの見方をもう少し突き詰めたいのもあって
過去の事例をいろいろ探って見ています。
今回はボーラ・サイクロン。
1970年に上陸した大型サイクロンで、多くの被害を生んでしまった災害。
もくじ
1970年11月12日 ボーラ・サイクロン バングラデシュ

発生時刻:
いまいちはっきりしないが夜中上陸とのことで18時ちょうどに。
場所はバングラデシュのボーラ(Bhola)に。
月相 14/28相
ハードなのは
太陽・水星ー土星180度
太陽・水星ーMC90(IC90)度
太陽・金星・木星ージュノー180度
月ー金星・木星・ベスタ180度
水星ーパラス90度
水星ードラゴンヘッド90度
水星ーASC180度
金星・木星ーMC90(IC90)度
火星ー天王星0度
土星ーベスタ180度
土星ーMC90(IC90)度
天王星ーキロン180度
海王星ーASC180度
冥王星ーキロン180度
ジュノーーIC90度
0度か180度がとても多くこのことが中途半端感を無くして
過去稀に見ない被害を生んだのかもしれない。
ジュノーまで見ていくと、
土星ージュノーの0度、太陽、金星、木星でそれぞれ180度。
土星と一緒に畳み掛けるようにジュノーも180度。
ここからも当時の苦しさが伺える。
土星以降との180度においては大事件、大災害の相というこれまでの例通り。
太陽ー土星で国家を揺るがす苦難、金星ー土星で女性性や文化的建造物破損の苦難、
木星ー土星で苦難による予算の破綻や見込みにくい助力。
火星ー天王星で突如の対応での軍の出動、
水星ー海王星で想像力がありつつも混乱しやすい、水難でインフラが危ぶまれる、
金星ー木星で物質的助力・援助が強まる、
太陽ー金星で国が物資との関連を強める、太陽ー木星で援助の様相。
満月なので相当パワー強い。大事件の相。
1970年11月13日 13時28分(バングラデシュ時間)が
牡牛座満月の時間で、これから満月になろうというところであった。
海王星ーASC180度は水による被害を想起させる。
木星とか金星があるが、牡牛座、蠍座がインターセプトしていてうまく機能していなそう。
ASCが双子座数え4度で
「ヒイラギとヤドリギが家にクリスマスの雰囲気をもたらす」
MCが水瓶座数え20度で
「大きな白い鳩、メッセージを運ぶ人」
月が牡牛座数え10度で
「赤十字の看護師 」
事態的にわからないでない…。
カルミネートはパラス。独創性。
しかしこれが海王星ーパラスードラゴンテイルのT字スクエアで
海王星の示す水にまつわる災害に振り回されてそう。
元々天王星のように変転的な惑星で物事の解決のための独創的知性を使わせるために
強烈なエネルギーを送り込むこともあるとのこと。
ジュノーが災害や事件に関連づけられるのは
ジュノーが「パートナーシップ」の星だからだろうか。
関係性良いことを示すこともあれば、権力闘争や嫉妬につながることもある。

マップを見ると太陽や土星とICが90度になっている。
ICに対して、つまり地盤に対してダメージを与えている。
1970年11月6日 水瓶座上弦の月

カルミネートがパラス。これも変転の惑星。
4ハウスドラゴンテイルと180度になっており、地盤を変転させる。
海王星がDSCと10度前後のオーブで0度。
オーブは広いが、水害がやってきそうな感じも伺える。
月ー土星ー太陽・金星・木星ーハイジアの不動グランドクロス。

パランはノード(ASC)ージュノー(MC)など。
ジュノーーASCの攻撃的なエネルギーが近くを取り巻く。
総括

過去に解析した過去最大級の災害の事例。
マレフィック180度で災害という構図がよく見える感じ。
今回は1970年に発生したバングラデシュ・サイクロンの件を追ってみました。