ホロスコープ解析事例 1896年6月15日 明治三陸地震

気象庁は、6月15日は明治三陸地震があって
大きな被害が受けた日だと言っていました。

地震と大規模な津波で2万人規模の犠牲者がでたと。
この地震は強い揺れを伴わない「津波地震」とありました。

当地震による津波はハワイやアメリカ本土でも観測されたと言います。
当時を可能な限り振り返ってみます。

1896年6月15日 明治三陸地震

18960615明治三陸地震

発生時刻:19時32分

震源地 N39.50,E144.0
月相 4/28相

大惑星同士の180度がない。
太陽、水星、金星、海王星と水星、金星、海王星、冥王星の脅威の4ポイントステリウム。
海王星ー冥王星で海難に関わったら徹底的に事態を変える、と見るか。

カルミネートはキロン。医療を要する事態、傷がつくと見る。
ケンタウルスの受けた毒矢のような。

ハードアスペクトは

太陽・水星・金星・海王星0度
太陽ーセレス90度
月ー土星90度
月ー天王星90度
月ーセレス135度
火星ーキロン180度
火星ーパラス45度
木星ー土星90度
木星ージュノー90度
土星ー冥王星150度
土星ージュノー180度
天王星ーASC45度
海王星ー冥王星0度
冥王星ーIC45度
キロンーパラス135度
キロンーMC150度
セレスーASC90度
ベスタードラゴンヘッド90度

木星ー土星ージュノーのTスクエア。
コレが地盤を示す4ハウスのジュノーが土星とオポジションしている。
セレスー月ーパートオブフォーチュンのトールハンマー。

地球ードラゴンヘッドーハイジアー太陽ードラゴンテイルーMCのスターオブダビデ。
グランドトライン2つで六芒星を描く。

月が土星、天王星とハードになったタイミングか。
マップを見ると罹災地行き近くにドラゴンヘッドと水星、金星、海王星のICのライン。

18960615明治三陸地震マップ

岩手の海岸近くにハイジアーIC。健康上の問題が地盤に現れた?

1896年6月11日 双子座新月

18960611双子座新月

カルミネートはドラゴンテイル。カルマを突きつけられる?
コレが緩やかなオーブでパラスとオポジション。

海王星ーキロンーセレナで風グランドトライン、火星ーキロン180度でカイト。
これの場合は冥王星ーDSCコンジャンクションで
「想像を絶する事態に遭遇する運命」と見るか??

地盤を示す4ハウスの火星とキロンがオポジション。
8ハウスの木星、バーテックスが死兆を暗示?
エリスーICが0度で、魚座エリスということで海難トラブルを連想させる。

18960611明治三陸地震双子座新月マップ

マップではキロンードラゴンテイル=MC地点が震源地。
月(DSC)火星(IC)などパランが集中する付近とクロッシング。

さらに罹災した地域付近が冥王星ーDSCが通過し、
これまた大量のパランとクロッシング。

総括

海王星

水星、金星、海王星、冥王星が似たような場所に固まっておりステリウムを形成。
0度を形成しているところがコテコテの時代感を感じさせます。

マンデン占星術を見るにあたって0、90、180のアスペクトが重要で、
特に0はかなり強い時代色を彩る、とされている。

美意識であったりの価値観が大きく変容している明治時代の真っ最中。

これまで見てきた大型地震のように
土星かトランスサタニアンと180度の形成でない。

4ハウスを見たが地形に対してのマレフィックはなし。
8ハウスに月があって死亡率が緩和されるようでいて、
しかし土星や天王星といった地震を示す凶星と90度だった。

「強い揺れを伴わない津波地震」ということで実際のところ
4ハウスにおいて地震で地形がめちゃくちゃにされる
あるいは8ハウスで地震を示す星が明記された、というケースでなかった。

ただ起因は、月と90度を組む星が示すように地震(土星、天王星)だったという構図。

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