「12」というのは古来より神聖な数字。
12サインであるとか、12チームであるとか、
1ダース12個であるとか、12個セットであるのが正当、
とされる風潮は昔からありました。
「13」が不吉な数字として扱われるのは、
「12という神聖な数字に1を足したから」と言われています。
12という予定調和の完結を暗示しているのが13。
ここではこれまでの流れにトドメを指す革命的意味合いがある。
この「13」についての流れを考えていきます。
もくじ
13は不吉な数字であるが、変化変容を促す数字でもある。

13が西洋で不吉な数字と言われるのは、先述の流れから。
キリストの13番目の使徒と言われるイスカリオテのユダも
「裏切り」をしたことで瓦解してしまったし。
日本では「死」を示す「4」が不吉な数字と言われます。
万国共通で「死」にまつわることは不吉、という風潮を持っています。
タロットにおいては「13」に相当するのが「死神」のカード。
蠍座や冥王星の象意が割り当てられるカード。
これまでの流れを変えてしまうような、予定調和を崩すエネルギー。
「自分の人生を変えるために、引っ越したり、転職しなくてはならない」
という流れを作るのが13でしょうか。
予定調和を崩される、ということでイヤな流れのように思えますが
人生の要所要所で変化変容は求められるわけだから
必然的に必要な流れを作り出すとも言えます。
「12」から「13」の流れ

数字は一つの流れでできています。
12ハウスという完結の流れではありますが、
この12では「一度完結した流れを手放すための準備」をしている、とも言えます。
その流れを作るための思想を膨らませたり、水面下で準備する、
12ハウスはそのためにある「聖域」。
4、8、12と水系ハウスは、それぞれミーニングが異なる「聖域」。
対向側の6ハウスで社会適応のための準備に追われるところですが
この12ハウスでは社会から離れて、社会に入ることもあれば
いらない時は切り離す、という柔軟さもあります。
「13」を分解すると「社会」を示す「10」と、
2で作ったものを応用する想像力、創造的を示す「3」を足したもの。
「13」は社会において創造性、想像力を使っていくとも言える。
13という数字は12で行った準備の集大成を出すところ。
次のステップに向かう、というところで
人の年齢でも13歳というところで「反抗期」にあたるところ。
これまで真面目に過ごしてきた子が、急に髪を染めたり、
派手なデザインをあしらったズボンやシャツを着たり、
いかがわしい内容のデジタルの情報に興味を持ったり、
これまで培ってきた常識や社会に対して反抗する意志を見せてきます。
「これまでの枠組みを再構築して、新たなステップにいくための段階」
というのが「13」の数字が示す段階。
13歳の時期ではそうした13の数字の意味合いが分からずとも
体感としてそれを体現している、というところでしょう。
「13 死神」

13はイスカリオテのユダなど、何かと不吉なものの象徴とするのは
キリスト意識にまつわるところ。
12という数字がキリスト教の「三位一体」の「3」、
十字架が「4」という数字にに連なると言われ、
その3と4を掛け合わせたのが12という数字。
「12」番目にあるのは無私の奉仕を示す魚座であり、
3と4を掛け合わせたロジックから行ってもこの数字は
「イエスキリストの数字」と言っても良いかもしれません。
12という数字は現代でもところどころで使いやすい、素数でないので
2や3、4、6などで分割できたり、キリの良さがあるところ。
それは既存システムを回す分には良いが、
現実世界に囚われてしまうような違和感を時に生むことも。
そこで12に「1」を足して「13」にすることで、
新たな流れを汲んでしまう、今までのやり方を一旦否定し
新たな朝日を拝もうとせん流れを「13 死神」が汲む。
これまで繁栄していたものをひたすら解体して終わらせて、無に帰していく。
これまでの形あるものを「破壊」して、最後に残ったものが本質的なもの。
この残った「本質的なもの」をベースに新たな流れを作り出そうとするのが
「13」であり「死神」のカードの示すようなところ。
そうしたことからいって13という数字が示す時期は
「今まで信じていたものを一旦手放す」「常識を疑っていく」
「再構築」「新たなるスタート」
そう言ったところが本質的にあるのでないでしょうか。
総括

12を一つのサイクルとすると、13というのは新たなる「1」のサイクル、
これまでの旅路で生み出してきた必要なものだけ残す、そこから新たな自身を再構築していく。
それが13という数字の流れであり、蠍座における
「破壊と再生」の流れ、ということでないでしょうか。
