6ハウスは「日常」の目に見える世界を管理していく「調整者」のハウス。

6ハウスは「日常」の世界を「調整」するハウス。

日々の健康であれ、ルーティンタスクであれ。
「日常をないがしろにしないことが神聖な生き方」
というのを体現するハウス。

古典の占星術などではマレフィック的な解釈もありますが
どのハウスが良いの悪いのと言うのは、偏った解釈と言わざるを得ないので。

12のハウスにそれぞれ意味があり、それぞれ意義があると言うこと。
ここでは6ハウスについての考察。

「6ハウス」と「乙女座」について

6ハウス

6という数字は愛情、受動的な動きを示すとされています。

なので外界から与えられた動きに対しての返信する動き、
というのがこの「6」という数字と言えるでしょう。

6ハウスは乙女座の定位置でもあります。

乙女座が示すのは防衛原理。自己防衛の意味合いもあって
健康や体調管理、というところの意味もあるサイン。

6ハウスにも同様に健康や体調管理の意味合いもありますね?

乙女座や6ハウスというのは、自分の限界というのを知った上で、
そこを超えない範囲で活動します。

自分の限界に向けて節度を設けてPDCAを繰り返していきます。

ある種の完璧主義というものがこのサイン、ハウスで示されるところで、
人の期待に応えられない、不完全であることを悪手とするので、
下手したらいつまで経ってもPDCAが終わらないかもしれません。

他者、社会の期待に応える力量をつけ、
その要求に応えることをよしとする意味の「奉仕」がある。

何かに従属した上で社会や身の回りの人に「奉仕」するのが
6ハウスや乙女座の意味合いとしてあります。

6ハウスは雇用とか、しばしばサラリーマン的なあり方と結び付けられることが多いハウス。

都心の満員電車に乗るサラリーマンは多いので、
多くはこの6ハウス的な生き方なのかもしれない。

ここでは上述のように健康問題がありますから、
健康の部屋と解釈する向きもあります。

ゆえに管理栄養士みたいな健康マイスター的な存在が
このハウスが強目に思われるかもしれないが
何もこのハウスの強調された人ばかりが
健康マニアと結びつけられない向きもあるのも事実。

健康を仕事にするならキロンやハイジアか。
マンデン占星術では6ハウスは行政改革でもあるところ。

ここにセレスが入ってるので農業が関わる、とみたりも。
土星が入ってるなら不動産、地下資源。土地資源についても、
こういうところも問題になってきている、と見る?

「右半球ハウス」にもたらされるもの

宇宙

6の他にも7、8と右半球にはハウスがあります。

6か7ハウス、DSCに土星が近いと
トラブルばかりのように感じて面倒だったり、人付き合いが限定的なもの、
というところが考えられたり。

自分が帰属する環境を通して自分を投影している、と言えばそうでしょうね、6ハウスとかでも。

足元をすくわれて面倒に感じるが、
面倒さすら自分が投影したものなのが自分以外の他人で構成される

7ハウスなど。自分の中身がなんとも面倒なものだ、
ということを他者を通して愛ばされるようなこと。

7とか8のようなハウスは自分の能力が他者に投影されるようなハウス。
つまり自分の中身というものを他者を通して見せてもらえるような感じ。

同時にそうした他者を通してその能力を学んでいきます。
6ハウスでもその環境を通して学ぶ。

7は「自分以外の他人」、8は「配偶者など1対1の親密な関係性」で現れる。

ネイタルで入っていなくとも、プログレスやトランジットで何かいると
「勝手に」そんな存在が現れます。

自分の目の前の人は鏡、、というのを体現してくれるハウス。

同時に、社会で活動するには他者と関わる必要がある、
というのを教えてくれるハウス。

このように、右半球側は環境によるところがあるかと思います。

「受動」は悪手ではない

乙女座

6ハウスは右半球側にあり、何らかの反応に対して
弾き返す形で活きるところで、
主導的にやることを善とする文化からすると
どちらかというと消極性、ネガティブさというのを印象付けるかもしれません。

しかし、誰もが好き放題に、同じ役割の人だけで
この世界が回らないのも事実です。
誰もが皆、自分が主体的に動いて何かを作ったり、
周りを引っ張るリーダーシップを出した生き方が向いている、
そう言い切れるものではないのは自明でしょう。

誰もが皆、自分のやりたいことだけやる生き方をできたら
それは幸せかもしれません。

だけど、インフラを整えたり、片付けが必要であるとか、
必ずそういうことが必要であるのは明白。

例えば駅や施設の掃除だったり、毎日5分間隔で来てくれる都心の電車運行だったり、
日常生活に必須なものを運用・調整してくださる方がいらっしゃるからこそ
この世界は効率よく回っているのです。

そう言った方々には「感謝」しかない。
この辺りが欠如しがちなところなんですよね。

そういう意味で、6ハウスの向きとしては
自身に与えられた役割や日常の世界で、能力を大いに活用します。

どうしても必要不可欠な日常の世界を整理し調整することで
自身と社会との接続点が構築されるのです。

総括

6ハウス

人は誰しも向き不向きがあり、6ハウスの日常の世界を整理することで
12ハウスのような非日常の世界が回るとも言えるし
12ハウスのような非日常の世界観が、6ハウスで目に見える日常を頑張る理由、とも取れるでしょう。

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