死後の世界というつかみどころのないタイミングで
発達すると言われる冥王星。
境界線が解けた後の世界で、魂が次の段階に行くまでに育てる、
現世にいる限りは意識することが叶わぬ冥王星。
語るのに困難な、冥王星期について考察していきます。
もくじ
「死後の世界」という現世のエネルギーを超越した「冥王星期」

冥王星
年代:輪廻転生期
発達年齢領域:死の瞬間、死後の世界
公転周期:約249年
象意:死生観、強大なエネルギー、核、権力、破壊と再生
生命の樹:ダース(深淵、知識)
生命の樹においてはダース(ダァトとも)、深淵なる叡智に相当するのが冥王星。
松村潔先生の提唱した「創造の光線の流れ」に沿って言えば根本の部分にあたります。
つまり冥王星という強大な集合意識、
「なんとなしレベルでこのサインの要素を強制変更する」
という大元があって、そこから海王星、天王星、土星〜、と
細分化してその意志が加工されていくのです。
この冥王星期においては、冥王星が象徴する「死と再生」、
死を迎える瞬間に走馬灯のように人生を駆け巡るとされる時であるとか
人の一生を終えた後の「死後の世界」の範囲を示す、とされます。
冥王星はなんらかの「死」というものをキーフラグとして
それまでの振る舞いを一変させてしまうほどの
強烈なエネルギーを誇ります。
自分にとっての身近な人の「死」から強烈な感情体験をしたり、
自身が生死を彷徨うような出来事があったり、あるいは「社会的な死」に相当するような、
地獄のような暗闇の世界から抜け出して根底の意志にある選択を迫られた時など。
「死」を感じるレベルでの人生で深い挫折経験を感じた時に
「復活」という全く新たな「自分」というものの誕生という破壊的変容に連なるのです。
冥王星が関わると、コアで信じていた部分そのものが変わるので
全く新たな自分になるわけですね。
そして海王星期において「死後の世界」とコネクションしていましたが
この冥王星期は臨終前後、死後の世界に本格的にアクセスすることになります。
死後を迎えた後はアデプトプログラムで説明があるので割愛するが、
そこから先の世界に向かっていきます。
輪廻転生を迎える前にすべきプロセスというのをそこでやっていきます。
そのプロセスにおいて、改めて冥王星意識を使っていくのでないでしょうか。
どのような要素を根本的にコアから変容していくか?
死生観によって何が磨かれていくのか??
物事の「死」による、これまでの価値観の総書き換え

冥王星というのは「破壊と再生」の惑星。
現世にいる時でも、死に瀕した出来事のような時に
それは発動するとされます。
現世にとどまれるかの瀬戸際なのだけども、
それを乗り越えたことによって不死鳥のように蘇り、
より強固になって帰還してくる。
天王星も「変容」の原理ですが、
天王星は外側から見た視点で、現状の延長線からのアレンジですが
冥王星はそもそものコアから書き換えて、別物にしてしまいます。
生命の危機を克服して帰還した自我というのは
これまでの自分とは全く別人であるのがわかるでしょう。
先述のように自らの死のみならず、自分が懇意にしている人の死というのも、
また大きく自らを変えていきます。
「人の死」というものは人格を大きく書き換えるもの。
親密な間柄の人であればなおのこと。
「何らかの死」で揺れ動かない「人間」はいない。
死というのは現世における人間を大きく変えてしまいます。
仲の良かった人の死におけるショックはとても大きいもの、
これまでの自分の価値観が大きく変わります。元の自分には戻れません。
冥王星のサインによって死生観が記され、
そのサインに基づいて左右されます。
ある意味では現世にいる時でも「睡眠」することによって擬似的な「死」を体験することになるので、
冥王星を使っていないとは言い切れないところはありますが。
総括

冥王星という「死」にまつわる惑星においては
もうこの現世から肉体が完全に離れた後の世界になります。
そして「再生」の原理により、新たなる輪廻転生を経るのでしょう。
その人の人生は死を迎えた時に終わりますが、ホロスコープは今なお生きています。
死してなお崇められる歴史の偉人なんかが良い例かもしれません。
何らかの形で現世の人に影響を与えたり。
そうしたところで影響を与えているのでないかと考えます。
