乙女座の性質、あるいは6ハウスというのは
誰かが作った王国の中で稼働して成果を出すようなところ。
そのため、その王国内のガイドラインを守って生きていくみたいなところがあり
何かにつけて閾値があり、その中では自由ではある。
「あなたは何やりたい?」と聞かれると
なかなかアイデンティティを見出しにくいハウス、サインでもあるかもしれない。
ある種の窮屈さが感じられるであろうところで、どうしていくかというところの考察。
もくじ
「6」という数字の原理から考える6ハウスや乙女座について

6という数字の原理を考えると、外界の反応に対して反応する、
という受動的な性質が見えてくるところですね。
乙女座は6番目のサインであり、次のフェーズとの接点であり、
個人の領域から社会の領域に飛び出す手前で「調整」していきます。
そのために受動的になることで、他者の要望に応える形でサーブしていきます。
それゆえサーヴァントのサインとも言われることも。
社会に出る前というところで、帰属する場所があり、
その建前を守る謙虚さというのがあります。
6ハウスであるとか、乙女座的な性質というのは
おそらくどこまで行ってもこの性質が際立つのではと。
6ハウスに集中されている方で
「あなたは何がやりたい?」
と聞かれて、その答えに詰まる人が少なくないという逸話も聞きました。
ただ、これは質問を変えると
「どういう人の期待に応えたい?」
と考えると、自然とやることが見えてくるのでないだろうか、と。
決められた枠組みの中でできること

乙女座も6ハウスも「枠」というのがあって
そこを乗り越えるのでなく、その範囲の中で「調整」していく。
乙女座というのは決められたものというのをすごく大事にするので
受け継がれた伝統というのを形通り守るし、またその通り継承していこうとするでしょう。
「決められた枠を守る」というところで完璧主義になるのが乙女座、
「こうと決めた枠を100%完璧なものに仕上げる」のが山羊座、という感じか。
その枠の領分というのは職場かもしれないし、日常世界かもしれません。
6ハウスをよく「サラリーマンのハウス」などと言いますが
サラリーマンというのは会社によって与えられた仕事があり
会社という世界を超えて仕事する、ということは決してない。
そう言われると少し窮屈な感もあるかもしれませんが。
10ハウス天体と何か絡んでいるとその枠の中で人の上に立つ、とも言われますね。
6ハウスだからといって個人事業主になれない、というお話でもない。
が、自分が決めた境界線はしっかり守りたい、というところはあり
健康という境界線を保っていたり、与えられた枠組みをしっかり調整します。
労働について

労働関係で考えるとなると2、6、10あたりのハウスが労働スキルを伺わせるところ。
6ハウスも10ハウスも労働が付き纏ってきそうで、実際その通りでしょうが
責任取る必要あるのかないのか、みたいなところあるのでは。
10ハウス(山羊座定位)だと進んで責任ある立場に向かおうとする。
雇用する側と仕事を受託する側の違い。
日本人口だと4割型はサラリーマンでないかと言われてて、
イメージだと6ハウスの人が多いのでないかと思われますが
差別化すると責任取る取らないであるとか、表に出る出ないの違いはあるかと。
10ハウスが左半球、6ハウスが右半球なのも相まって。
その一方で漫画家とかはサラリーマンと違って個人事業主っぽいと思えるかもしれませんが
実態は編集や読者の期待に応えて漫画を描く色合いもあるから
どちらかというと6寄りの気もしています。
漫画家のエピソードで自分の意向というより
編集者(読者)の意向が盛り込まれるエピソードが
少なからずあるんでそう思った次第。
6ハウス山羊座とかだと、6ハウスで他者の期待に応える部屋で
自分の王国、ルール意識、ビジネスを敷いていくというイメージと思います。
乙女座、6ハウスの課題は、コンフォートゾーンを塗り替える?

乙女座や6ハウスは他者の期待に対してサーブする性質があるところで
自分の要望や想いを大事にする魚座や12ハウスとは違うところ。
期待してくれる人の要望に応えるのが幸せなのかもしれないところはありますが。
乙女座が苦手とする惑星としては金星や木星、海王星という
拡張性がある天体が全般的に不得手とするところ。
乙女座は一歩引いた性質があって、枠組みというものを大事にする。
これらは「可能性を広げる」ような性質があるので、
枠組みを破ることになってしまう。
苦手なのは「自分なんて」という思いがあるから。
「自分をいかに喜ばせるか」がテーマとも言えるところでしょうし、
いかに枠を変えていくかというのも大事なところ。
その枠というのはコンフォートゾーンとも言えるところで、
職場を変えるであるとか、自分の住環境を変えるであるとか
そういった調整すべき場所を変えるとか、価値観を変えるとか、
いかにいい加減でもいいと受け入れるとか、
そういうのも課題と言えるところでないかと思います。
総括

誰もやってくれないと回らないし、誰かがやってくれるととてもありがたい、
そのような日常が展開されているのが物質世界。
多くの人が蔑ろにしがちな、その枠の中での仕事。
普段の生活を丁寧に過ごすことで道が用意されているとも言えるのが
乙女座や6ハウスというところ。
また同時に自分の枠組みというものがあって、
そこのコンフォートゾーンをいかに変えていくか、
日常をいかに変えるかというのも
また同時に成長させるための課題と言えるところでしょう。
