天王星は「XXの自由〜」というところで束縛からの解放を司るような感じ。
自由意志を強烈に促す惑星なので0度や90度、180度のように
強烈にアプローチをかけるようなアスペクト、
尚且つ天王星の方が遅いとなると、より自由意志が取り沙汰される感じになると考えます。
双子座天王星になるとどんな「自由意志」が働くか?
というと言論の自由でないかと、最近の世相で見れるところ。
どこに自由意志をもたらすか、というところで考察。
もくじ
双子座は「私の知識」の習得と共有がテーマ

まず双子座とは何かというところを整理。
双子座は一度行ったお店は行かず、次の店に行って新たに味見をするような感じで
一回そのことをすれば満足で、新たなところで生かしてみたくなる、
という性質があります。
一度経験すれば十分、という頭脳の回転・要領の良さと
新たな体験をしたいという好奇心を併せ持つのが双子座。
「私の知識」、個人スキルを体得して
類稀なコミュニケーション力にて展開していくのが
双子座のテーマとも言えるところ。
双子座は様々な人々と関わり色々な場所に行くことで「私の知識」を蓄積します。
自分の脳を刺激するための会話を楽しみたい、というのが念頭にくるサイン。
双子座は神経過敏で多忙なのが平常運転状態。
サビアンシンボルでも22度の「田舎踊り」くらいしか休んでない、と言えるところ。
それでも「踊る」なので行動しているので忙しなさが見えるが。
「やるべきことを一つに絞る」「休む」というのが難しい感じで
休まない方が精神衛生上に都合が良いサインとも言えるところ。
複雑怪奇ですが、そうしないと好奇心が満足を得られないから。
それに素直に従っていくのがよろしいかと。
自分が好奇心赴くままに脳を刺激させるために
コミュニケーション、学びをしていくことが安心に繋がるところ。
好奇心は双子座における生きるためのエネルギーだから。
双子座天王星は「言論の自由」を促す?

そうしたところで双子座は好奇心を満足させるために、
そして脳の刺激を得るためにあらゆる事象に興味を持って手出ししようとします。
あるベクトルで「自由」を求めていると言っても良いでしょう。
ある日のニュースで米国で言論の自由が、と問題になっていたが、
この「言論」というのは「双子座」に当たるところと考えます。
双子座天王星なので何らかの形で「言論の自由」を解放しようとしてる感。
双子座天王星は日本でいう戦中戦後(1942〜1949くらい?)で
戦後で同じようなことが日本でも「言論の自由」と取り沙汰されていたかと。
水瓶座冥王星時代なので、水瓶座と折りが合わないサインのトランスサタニアンだと
時として「時代遅れ」のような思想を持っている事もあり
時代と折りが合わなくなるから反発を招くー
という事態と取れなくもないと見ています。
社会における「束縛」のエネルギーというのが
双子座の好奇心のエネルギーというのを奪い取ってしまう。
言論が不自由だと知的エネルギーを得ることができず、知的好奇心を満たせません。
なのでその好奇心を満たさせるために改革、革命が起こりうる。
その好奇心を満たすためのテクノロジーは育ちゆく。
近年はインターネットが爆発的に普及したので
言論の自由がより活発になって、それが過剰になったのか、
そのことを束縛するような動きもあり。
それが見受けられたのがネパールにおけるSNS封鎖であり、
その「言論の自由」を取り戻すために行われたのが革命の構図ーということか。
総括

インターネットの普及によってコミュニケーションの自由度が広がり、
そのことにおいて束縛を敷こうとして
そしてその言論の自由を取り戻すために改革がなされようとして、
という形で因果を繰り広げています。
順行逆行を繰り返すことで、その改革の是非に賛否が分かれるところでありますが。
双子座サインの示す好奇心やコミュニケーション、
そこにおける自由意志を封じ込めようとするのは
もはや厳しい時代なのかもしれません。