私と同年代くらいの男性で、仮想通貨の事業で生計を立てたり
chatGPTを活用してビジネスをなさっている方がいます。
仮想通貨の取引も GPTも「風」だろう、と思っていたのですが
その方のチャートを読むと、全く風がないということに気づくのです。
風サインはおろか、3、7、11という風優位のハウスにも何もない。
いったいなぜだろう?
というところで12ハウス、「仮想世界」についての仕事を考察します。
もくじ
「手に取れないもの」全般は12ハウス?

結論を言ってしまうと12ハウスに集約されるので無いかと思います。
12ハウスというと、ものによっては霊障の類もあるようで
ここに冥王星があると闇との対峙もあり得そうなところ。
そういう人は、結局は「見えない世界」において魔と闘うことが使命なのだろうか、
エクソシズムの仕事も少なからずあるかもしれないハウス。
そう言った具合にスピリチュアル系統であるとか癒しにまつわること、
見えないこと全般の活動を示す「隠されたハウス」であるのですが
この12ハウスは「無意識のハウス」。
夢や想像力、スピリチュアリティなど可視化できないもの全て。
「際限なく広がる才能」というのがこのハウスに格納されます。
「見えない」という意味でインターネットもそうです。
無限に広がる世界がこのハウスに展開されています。
私の知人の方の例で言えば、12ハウスの太陽と月、そして1ハウスの水星、
この辺りが仮想通貨だとかGPTの使い手としての素養が現れていると感じます。
仮想通貨で言えば2ハウスの金星ーパラス0度。
風系ハウスに目立った惑星がないのに仮想通貨やGPTに精通しているのは
このインターネットの世界という無限に広がる世界に精通しているから、
つまり12ハウスに対しての色合いが強いから、というところから言えるでしょう。
この12ハウスにおける太陽と月というのを
人から絶対に見えない精神世界や無意識の領域、
インターネットの世界での活動に明るいし、
そこにとてつもない居心地の良さを感じている。
だからこそインターネットを駆使した活動全般に明るいのでないか、と見ます。
12ハウスという「非日常な世界」

6ハウスが日常的なルーティンの中で活動することに長けるなら
12ハウスは存在そのものが非日常と言える感じの世界。
スピリチュアリティなど目に見えない存在と繋がるにしても、
インターネットの世界にしてもスピリチュアリティにしても「非日常」であると言えるでしょう。
6と12、いずれも奉仕のハウスなんだけども
6:日常業務的なもの、肉体の管理
12:非日常的、目に見えない世界、霊性
社会から与えられたものに対して物理的に返していくのと
よくわからない世界から与えられたところに精神的に返していく
という違いですかね。
インターネットの世界だと、見えない世界から、不特定多数かもしれないし個人かもしれない、
不特定な誰か、不特定な世界に対してその力を還元する、と言った具合でしょう。
12ハウスに天体が多いと、とにかく傍目から見て、影響力が見えづらいし
どんな行動をしているのか見えづらいので、プライベートもよく分かりません。
ここに太陽があったとしても、まるで存在感が薄い人のようにも感じるでしょうが
インターネットではとても有名人だったり?
月だと私生活がとても分かりづらいし、一人でいることを好むでしょう。
水星だとコミュニケーションがわかりづらい、火星だとやる気がわかりづらい、など。
金星だと隠れた愛?恋愛事情が分かりにくい感じの人、
財源が無意識の世界やインターネットの世界にあるとも言えるのでないか。
海王星だとルーラーハウスなのでスピリチュアリティ的な感覚の強さがあると言えます。
自分の意識の世界だとか、ネットの世界、隠遁場所での生活など。
非日常で他者から見えないところでは水を得た魚のようになります。
総括

そういった具合に仮想通貨、GPTの使い手について
どういったハウスが強いかという事例を見ていきました。
12ハウスも大概に分かりづらいハウスなのですが、
個人的には物質や精神が入り混じっている8よりは
わかりやすさがある気がします。
ということは仮想通貨やGPTは魚座っぽいという感じですかね。
確かに手につかめるものでないわけだし
ふとブームになることもあれば消失することもある不安定さもある、
といえば魚座やら海王星っぽいと言えるかもしれませんが…。