6月10日以降に蟹座木星になってからか、
家族意識が向上された方もいたのでないでしょうか。
家族であるとか、自分が戻るべき場所であるとか、
そうしたことがテーマだったり。
2025年には木星以外にもセレナという感受点が
1月14日に蟹座に入ったので
その影響ではないか?と考察します。
だから蟹座意識、すなわち家族意識に傾いたのは
セレナの影響ではないか?と。
もくじ
蟹座セレナについて

1月14日にセレナが蟹座に移った時、
2ハウスにいました。なので家族的意識の向上というのが
自分のキャッシュポイントにつながるであろう周期、
というのが考えられるわけですね。
蟹座セレナはが示すのは、家族は神聖であるということ。
人間一人一人がお互いを思いやる必要があることもよくご存じでしょう。
自分の家族の重要な世話人になる可能性もありますが、最終的に重要なのは
神の家族であることも認識するということ。従って個人的または職業上に関わらず
子供、家族、動物との繋がりを持っている可能性があります。
いつ面倒を見るか、手を引くかというのを弁えた養育者。
2ハウスセレナはお金よりも精神的な価値観が重要であると知ります。
自分が大金持ちになる宿命にあるわけでない、と認識しているかもしれない。
自分の内なる才能において、必要なものがあります。
その才能が結果として人を導き、自らの財源となるでしょう。
一方で、自分の運命が天の富に焦点を当てることであると気づくまでに
お金の問題と格闘することに何年も費やすかもしれません。
もし家族意識をもたらすとしたら蟹座か4ハウスということになりますが
4ハウスは個人によりけりのところがあり、
トランジット蟹座であれば多くの人にその傾向があるとみます。
家族の神聖さ、養育者としての心のあり方というのがここに現れるので
慈悲をもたらす木星が蟹座に入ったことで
良いシナジーを生み出したと言えるのではないでしょうか。
セレナについて

ホワイトムーンセレナというのは、月という感情の善の部分。
月の軌道で地球に一番近いところにいるのがセレナ。
その対になるのがで地球に一番遠いところにいるのがブラックムーンリリスで
これが自分がフタをしている部分、気づいていない承認欲求の部分を指します。
ここでは自身の善の部分であるセレナの話をします。
およそ6年で全サインを一周してきます。
つまり6ヶ月に一度にサインがチェンジするのです。
6年に一度のプチ幸運期、とでも言えば良いでしょうかね??
木星は社会による拡大と発展をもたらす慈悲深さですが、
セレナは人の人生を光に導く清廉さ、奉仕的なあり方を示す感受点です。
セレナはギリシャ神話の月の女神セレネーに由来します。
天を渡り人々を照らす、純粋な女性性と霊的光明の象徴。
セレナが指し示すものというのは、この神話的要素を超えて、
魂の善性、スピリチュアルな役割意識を指す概念に近いとされています。
ホワイトムーン・セレナは「白い月」とも呼ばれる仮想感受点であり
月のサイクルの「霊的・理想的側面」を象徴します。
ブラックムーン・リリスが影や抑圧された欲望を映すのに対し
セレナは魂の進化や善性、霊的な守護、愛と調和の実践を映し出す、とされています。
ネイタルにおいてセレナが示すのは、人生を通じて他者を照らし
無意識に善なる行いを選択していく場所のことです。
それは今世だけでなく前世の善行とも関わり、
カルマ的な「加護」や「恩寵」が現れるポイントともいえるでしょう。
その影響は穏やかで目立たないこともあるが、
道徳性、清廉さ、奉仕的な在り方として人生に刻まれていくもの。
総括

おそらく家族的な意識が強まっているとしたら、
蟹座セレナにおける加護や恩寵がこの6ヶ月あるだろうから?
セレナは蟹座に8月15日まで滞在します。
そこからは自我が本来表現すべきものを主張する
獅子座サインに移っていきます。
蟹座というと自分が戻るべき場所。
木星とセレナのシナジーはこの2ヶ月くらい続きそうですね。