『南極のような氷で閉ざされた大地。この氷は永久凍土。
土星の氷で、金星のJOYが凍結されている。
この氷を溶かすのはあなたの太陽。そのことによって金星が解放される。
これまでの人生で会社や学校などに縛られ続けることで、
金星が凍結されてしまった。その金星を解放せねばならない。
土星は努力を要求し、そこに重厚な人格を寄与する。』
ある日、私のチャネリングコントラクトである天空神ホルスのリーディングで得たこと。
土星と何らかのコンジャンクションは土星の氷で凍てつかせたかのように
機能停止させられ、若年機は特にその機能を上手く使えません。
歳をとって円熟味を増してきたあたりで、ようやく味が出てくる、
というのが0度という極端なアスペクト、金星ー土星コンジャンクションの特徴。
もくじ
金星ー土星コンジャンクション(0度)の人生。何かと懐古的

金星ー土星のコンジャンクションは何かと生真面目。
若い女性(金星)と老人(土星)の混合。
女性の場合は年長の男性との交際、結婚といったことが考えられ
男性の場合は女性との交際が少ないことが考えられます。
土星は収縮の惑星なので「人間関係の収縮」すら行います。
愛情表現が奥手ながら、それが他者から見て魅力的と感じることも。
何かと若いうちからスキルを身につけようとする傾向もあるようです。
芸術としては歴史あるもの、形式的なものに惹かれる傾向があります。
土星が減らす天体なのを鑑みるに、人付き合いも減らす傾向がとても強いなと感じます。
土星様様であるが、土星が人付き合いに制限をかけるという意味でも
人並みじゃない人生を歩ませた要因でした。
私自身がこのアスペクトなのでよくわかるので。
「誰に対しても塩対応」「愛情不足」
「楽しみのジャンルが狭い」
自他ともにこんな人間でした。
土星ということなので太陽と同様、父性の星でもあります。
幼少期においての「父親」の関わり方であるとも言えるかもしれません。
思い返してみると、どちらかというと「過保護」でしたね。父親の方が。
それが0度というアスペクトに現れている気もします。
金星といえば恋愛の方向性を示す代表格ですが、
趣味の方向性を示すのも金星だったりします。
老人を示す土星であることから、オジンくさいという感じですかね。
私の若年期の趣味はほぼ父親の影響だったと思っています。
金星とコンジャンクションしているのが水星だったら
もっとキャピキャピしたものなんじゃないですかね。
私は3ハウスに金星があるのでいわゆるサブカル的なものに興味ありますが
新参アニメとかよりも、懐古的なものが多いなぁとは思い返しております。
昔はアニメをよくみていましたが
今流行りの転生ものとかあんまり観てないんだよなぁ…。
また、金星は人間関係をも表すので、金星とアスペクトを形成する惑星によって
人間関係もある程度読めると言っても良いでしょう。
金星とのアスペクト見て見たんですが
太陽、土星が0度(何らかの地位についた人や年長者が多い)
キロンが180度(やたらとキズついた人が多い)
セレスが90度(変に捻じ曲がった育ち方した人間との衝突)
ドラゴンヘッドと150度(集団と関わるには努力がとても必要)
って感じですね。
学生時代や社会人通しても同年代よりも年長者との人付き合いが多かった気がします。
土星だからだいぶ年が離れた人。父親や母親くらい年が離れた人。
まぁ心当たりありますね。
どうすれば土星の氷を溶かせるか

土星とのコンジャンクションなのでダイレクトに氷漬けされたわけですね。
金星ー土星の0度解釈例。
愛と調和への願いは妨害される傾向にあります。
愛情表現が下手なため苦悩を呼びやすく、結婚も概して遅れやすいです。
義務や責任のために自分の幸福を犠牲にする傾向を持つ反面、困難は緩和されやすいでしょう。
年齢差のある人に愛着を持ちやすく、年長者との共同に有望な星回り。
喜んで自己犠牲に耐えて、何事にも我慢するものの、なにぶん愛情表現に不得手。
あなたは内気で、個人的な関係において抑制的です。あなたはコミットメントを恐れ、
自分がコントロールするか、自分をコントロールしようとするパートナーを選ぶ傾向があります。
あなたの両親のどちらかが厳しすぎたために、
あなたは自分の気持ちを表現することを恐れているのかもしれません。
自分が不十分であるという感情を克服できれば、確固たる基盤に基づいて
安全で長続きする人間関係を築くことができるようになります。元来のあなたは忠実で素直です。
厳しいのは父親だったかなぁと記憶してますが(太陽ーキロン180度)、
母親も接し方が極端(月ー冥王星0度)なので
あんまり幼少期に家に居場所を感じた記憶がないんですよねぇ。
そんな厳しい両親のもとに育った子供は
どうしても自らの愛情を氷に閉ざしてしまいます。
それは生育家庭上、仕方のないことなんです。
私も心療内科に通っていた時に散々その話を聞かされましたから。
何が楽しみなのか分からない、素直に楽しめない、自分のJOYがこれなんだと素直に表現できない。
そんな苦悩が思い返されます。
どうすれば土星の試練を抜けられるか?ひいては土星の氷を溶かせるか?
ホルスがリーディングで言っていたように「自分の太陽の光を当てること」。
なぜ「太陽」なのか。
土星は「社会においての自分のゴール」でもあります。
そこに向かうために太陽の力を使うため。
自分の生まれてきた意味「太陽」の使命を思い出し
それに邁進して光を当て続けていく、、
そのことで土星における社会的ゴールへの到達の道が開ける、という寸法。
土星ってタロットで言えば「世界」なので。
ホロスコープにおいての土星は「その人のこの世界での完成点」をも描いているのです。
総括

土星の氷で凍てついた惑星は
若年期にその光を見ることはほぼないでしょう。
土星に絡まれたテーマは永遠の課題と思えるかもしれません。
しかし土星は社会的な地位として目指すところでもある。
凍てついた惑星を解放させて、
解放された惑星の力を使って突き進んでいくことが
「世界」の到達点へ向かう早道です。