『尖った人生を生きよう』
水瓶座MCというのは尖った人生を好む感じの人が多い気がします。
元々保守的な性格だが、何を間違った(?)か、
「前に倣え」的な仕組みが嫌な様子。
非保守的な人生を好むアーキタイプである太陽、月サイン水瓶座に近い。
だからか、他の人が考えないことをやりたがる。
人生のゴールにおいて、自分の使命において、教科書的なことをやりたがらない。
その願いを何とか叶えて、世の中に革命を起こし、風穴を開けるのが宿命。
風穴を開ける、というのがなんとも風サインらしい。
今が水瓶座冥王星時代であれば、水瓶座MCの生き方としても活性化するものがあるでしょう。
もくじ
水瓶座MCの特性

MC(ミディアムコエリ)というのは生まれた時における南中点、
すなわち太陽の進む黄道において最も高くなる位置のことを指します。
生まれた時の天空において、最も高い天頂にあったサインは何であったか?
というのを示すのがMCです。
そうしたことから社会的頂点、自分の人生において目指せる最大値の場所である
ということが示されるわけですね。
大体の場合において、MCというのは
「自分が苦手なサインの性質」を要求されます。
水瓶座MCの性質は以下のような感じ。
自分が選んだ職業において、独特で独創的な人になるでしょう。
型破りなキャリアパスを選択することもでき
人類に貢献したいと考えています。業務は知的集団作業向きです。
「遅れてきた反抗期」

私自身が双子座MCなので、同じ風サインのMC同士、ウマが合うということでしょうか。
教育というのは、一つのクラスにまとめて、皆と同じことをやる中で、
皆が同じようなスキルを持って、皆が同じような形式で教わったことを展開させる、
という手口が常套化しています。
やがて冷凍食品を出して展開するアルバイト店員と同じように
誰が展開しても同じメニューというものが構築されるわけです。
慣れてくれば教わったメニューだけ出していれば良い、という風になる。
一度定型化されたやり方を踏襲すれば「楽」です。
しかしそこにマンネリを覚え、だんだん尖ったことだけをやりたくなる。
教わったことだけで飽き足らず、自分ならではという、より捻ったことをやりたくなる。
「その仕事って、俺じゃなくても良いよね?」となって、
自分がそれをあえてやる意味が見出せない、
だから社会から一歩抜け出して、自分しかできないことをやりたい。
MCが水瓶座ということは、ASCが別のサインなわけですので
多くは前例に倣うやり方の方が
コンフォートゾーンであるサインのケースが少なくないでしょう。
「常識」に対して反旗を翻す、ということはこれまでの人生で、少なくとも若年期にはあまりなかった。
「遅れてきた反抗期」ともいうべきでしょうか?
反抗期の性格が大人になって、社会貢献のためにそのペルソナが現れるのです。
総括

水瓶座MCの根本的な動機は「自由」。
皆がそろって同じように動くのが学校の教育の範囲だが、
水瓶座はそこから先の世界を見る。一歩先を見ている。
現状に風穴を開け、そこに未来を見る。
自由意識が枠組みから飛び出し、社会に対して、人類に対して意識改革を促す。
大アルカナで言えば「星(スター)」のような、
新たな世界を創出する「希望」のエネルギー。
水瓶座冥王星時代であることが、この水瓶座MCに、
風の時代で生きることに対しての拍車をかけるのでしょう。