ホロスコープ解析事例 1963年11月22日 J・F・ケネディ大統領暗殺とYOD(ヨード)について

YOD(ヨード)の見本として知られるJFK、J・F・ケネディ元大統領暗殺の日。
今後の大きな出来事を測るためにホロスコープを見てます。

テキサス州ダラス 1963年11月22日 12時32分

19631122JFK暗殺

ホラリーを見ると
月ー土星、天王星ー冥王星がコンジャンクションしており
天王星、冥王星を頂点とした
月ー木星(60度)、土星ー木星(60度)底辺のYODが形成されていました。

さらに付け加えると
天王星ードラゴンヘッド(DH)、冥王星ーDHが60度で

月、土星がDHと150度。
つまり月、土星を頂点として天王星、冥王星ーDHを底辺としたYODもあるという構図。

YODは二つの辺が150度、
底辺が60度で形成された二等辺三角形を描く形で形成されます。

神の手とも呼ばれ、ここで起きた出来事においては
その惑星の影響から逃れられない、
まるで神から与えられた宿命のような言われ方をしています。

土星がライジングプラネット(上昇星)。
12ハウスに月と土星。隠れた敵を示唆する。
土星から言って政治的なポジションに敵がいるということが伺える。

天王星(突如現れた犯人、革命家)、
冥王星(黒幕、マフィア)を頂点としたYODという構図か。

政敵がアングラな組織と結託して行ったという説もありますが。
ことは犯人とされたオズワルドが逮捕され、
そのオズワルドは2日後に市警本部で
ジャック・ルビーに射殺されたという顛末となっています。

海王星ー月、土星の90度。
この辺りが曖昧にさせて事件を終わらせた感もある。
バースチャートにもヨードがあるので調べる。

カルミネート天体は太陽。
カルミネート天体とはMc(南中点)に最も近い天体。

太陽が示すのは国のトップなどの中心人物、
つまり大統領がクローズアップされたホラリーであるということ。

総括

YODを多く形成する象徴的な出来事であり、
かつ多くの謎を残したこの事件。

逃れられない非情な宿命とともに、多くの謎を残したこの日。
大掛かりな事件でありながら「犯人はオズワルド」で終わらせて
ことが曖昧になって終わったという当時。

何が真相かというのは今でも迷宮入りで、
今でも真相の追求を計る動きもあるとされています。

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