年齢期考察7。55~70歳までの土星期に育てる「土星」意識。

壮年期である木星期が終わり、人生の集大成となりうる土星期。
社会という場所に自分の身を置いていられるであろう人生における最後の年代。

旧占星術においては最後の天体でした。
この土星期においては、人生の総仕上げ的な感じで
これまでやってきたことを社会の場において

目に見える成果として打ち出していこうとします。

自らの「限界」「社会的頂点」の見える「土星期」

土星

土星

年代:老年期
発達年齢領域:55〜70歳
公転周期:約29年
象意:自分の器、人生を信頼、試練、義務、父親、規律、社会におけるゴール
生命の樹:3 ビナー(理解)

カバラにおいてはビナー。
自分が守るべきルール、そして自分が社会で目指すゴール、
そして自らの「限界」に対する「理解」をしていくでしょう。

ここにきて至高の三角形に到達します。

少しずつ「神の意志」に近いタイミング。
セフィロトにおいても大詰めになってきました。

55歳以降になる土星期においても、人生の大詰めのタイミング。

その前に当たる木星期に、周囲が喜ぶことを自ら積極的に行い、
他者に対して感謝をしたり、引き立てをしたりすることで
自らの内なる平和を目指してきたが故に「慈悲」深い人物となり
その積み重ねで「尊敬される人」になりうるでしょう。

その一方で実年齢的には「定年退職」を迎えるような時期になり
自らの「限界」を悟るような時期でもあります。

2回目のサターンリターンが58歳前後で発生し、
自らの「老い」という事実に目を向けざるを得なくなる時期。

身体が劣化してきて、太陽期、火星期、木星期と
これまでの積み重ね次第では
「平和だと思っていた」日常を追われる可能性もあり得ます。
社会において自分が掲げてきた目標を打ち立てられるか?

それとも社会や家庭を追われることになるか?
この60代近くなってくる中で、

これまで真面目に生きてきたかを問われていきます。
土星は「時の神・クロノス」と同一視されます。

そのこともあって「制限」「限界」の分かりやすい枠組みたる「時間」を司っています。
「時間」というのは限界があります。

人間がその器で動ける「時間」というものには「限界」が。
その「時間」を超えたら人間の肉体は動くことがありません。

時間には限界がある、だからこそ無駄な動きを省いて
ゴールに向けて最小限にしなくてはならない。

そうしたところで土星が「収縮」の働きをもたらし、
無駄のない生き方の大切さを教えてくれます。
そして土星が示すのが「社会において目指す最終目的地」。

これまでの「試練」と思われていたことは
全てその場所でしっかりとお役目を果たすため。

遠回りさせてでも、「安定」した結果を残せる最適解を出させるために
その基盤を作らせるためだったのです。

こういった具合に土星サインは「自らの社会における理想像」を描き、
その枠の中において「太陽」の開花を目指していくのです。

第二次サターンリターン

土星

29歳前後に引き続き、58歳前後で人生2度目のサターンリターン。
2度目のサターンリターンにて「還暦」という一つの節目が見えてきます。

ここでは自分の「太陽」通りに生きてきたか?
ということを二たび問われるのです。

ここでも第一次サターンリターンと同じように、「転機」を迎えます。

どんな形であれステージが変わるのだから、
これまで使っていたものを手放しさせられるようなこと。

それが例えば退職、ないしは失職のようなことであったり
「家族に向き合っていない」という原因を太陽期から作ってきたなら
熟年離婚といったことも「収縮」の対象になるのでしょう。

仕事なでこれまで使っていたものを削ぎ落とされ、
どんどんと簡素化されていくのです。

太陽以外に不要なものを除去した上で、
「太陽サインとしての生き方の開花」を再度目指す形になります。

土星は「限界」を示すという先ほど述べたように
「自分に残された時間・余命」「体力の限界」の意識も向いてくるようになります。

この第二次サターンリターンは「第二のイニシエーション」のようなもの。
第一次のサターンリターン時は親が敷いたレールを自分で作り替えましたが
第二次においては、その自分が作り替えたレールが崩されていき
「働き方の限界」というものが見えて、
そうした「限界」を突きつけられる中、何ができるか?
というところでシフトチェンジを余儀なくされる…、という図式です。

土星というのは「自分が目指すべき社会でのゴール」「自分の社会的限界値」。

そうした形にはなりうるが、いよいよ目指してきたい自分のゴールを
社会に対して打ち立てていく時になります。

そのゴールを社会に対して実現しようとします。
この60代というのは人生の総集編。

これまできちんと「太陽」の生き方を目指してやってきたか?

土星は人生に必要なことに対して、きちんとそれないように
ゴールへの道というのを示してくれます。

仕事が「太陽」に沿っていないなら?
結婚生活が「太陽」に沿っていないなら??

第二次サターンリターンで、それを問われる。

総括

土星期

土星期、とりわけサターンリターンということで仕事を辞めることになったり、
やはり変えることになるなど考えられるでしょう。

60代、70代初めまでは今までしてきたことが問われる時期です。

ここで社会において目指したかったことを成しえられるか?
それは自分次第です。

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