年齢期考察6。45~55歳までの木星期に育てる「木星」意識。

自分の意志を社会に押し出す火星期が終わって、
壮年期である木星期に移っていきます。

それまで自分のことやその身の回りのことで多忙で
自分を守ったりするためにあの手この手尽くしてきたり
許せないことに対しては攻撃的になっていたり回避していたのが
だんだんと許容できるようになってくる時期。

木星の示すようなおおらかな性格が生まれて、
あらゆるものを許せるような「慈悲」深さが生まれてくる
木星期について考察していきます。

人生の大詰めに向けて「拡大」を続ける木星期

木星

木星

年代:壮年期
発達年齢領域:45〜55歳
公転周期:約12年
象意:人格、品性、生き方
生命の樹:4 ケセド(慈悲)

カバラ、生命の樹においても4番目のケセド(慈悲)。
5番目の「ゲブラー(峻厳)」を乗り越えたからこそ育まれる「慈悲」の深さ、
というのがここに生まれてきます。

「中年の危機」というこれまでの自分の殻を破る必要があるような
それぞれに与えられた危機というのを乗り越えたことで生まれた
「ゆとり」とでも言いましょうかね?

火星期にひたすら気合を入れて乗り切ってきたからこそ
経験値に深みが増して、心の寛容さが生まれてきます。

これまで自分が関わりを持とうとしなかったタイプの人を受け入れることができたり
自分や他人を許せるような「慈悲」力、他者を受け入れる心を持つことによって
自然と「自分で蒔いたタネは自分で刈り取る」ということができるようになったり、
成果を出す他者を評価して引き立てることができたり、
いわゆる「良き管理職」的な良さが現れるような時期。

「慈悲」のエネルギーをもたらす木星を
本格的に使えるようになるのはこの時期になってから。
45歳を過ぎてようやく「木星」を意識できるようになる人も少なくないとか。
46歳にしてようやく「木星」の効力がわかる、というべきか??

木星が社会天体であることから、
社会に対して自分のやろうとしていることを「拡大」しようとします。

自分の仕事のみならず、ボランティアのように弱い人に対して
「慈悲」をもたらすような気持ちも生まれて行動もスムーズになるでしょう。

そうした他者や世の中のために何かを奉仕したい気持ち、心掛け、行動、
その積み重ねで人格に深みが刻まれます。

ネイタルの木星において「何に恵まれるか」理解できるチャンスがある時期で、
「どこがどう恵まれているか」理解することが大事です。

木星の力をうまく使うには「謙虚」になることです、
さもなくば何においても「感謝」ができないまま横柄になり、

他者を羨んでやっかみをして、他者のために何かをしない怠惰さが生まれ、
自らの「拡大」のチャンスすら失することになるでしょう。

木星は生まれながらにして自然に恵まれる場所で、
自然にチャンスが広がるところでもありますが

勝手にチャンスが広がるのでそれに甘えて伸び悩む可能性もあります。
ゆえに「恵まれている状況に感謝」というのが大事。

この場所をうまく扱うには?
与えられたラッキーポイントに甘えず、うまく使っていくことです。

45〜55歳くらいの木星期も一つの充実するタイミングというか、
角が取れた穏やかさのようなものが見られる時期。

科学的な根拠に重きを置かず、神社にお参りをしていくような感じの心理。
精神性の充実、高さというのが伺えますが、ともすれば能天気にうつるかも??

火星期で積極的にやってきたことが認められて引き立てれたり、
社会的に立ち位置が向上してゆくところ。

立ち位置が上がり、そこからは自分だけでなく周囲にも気配りが大事になってきます。
この時期ではこれまで興味を示さなかったような人にも目配りしたり気にかけたり、
寛容な気持ちが生まれてくるとされる時期。

拡大意識を示す木星の時期であることから、
この時期は打ち出していったことをどんどん広げていくこと。

50代にやってくる「自らの癒すべき内的痛み」に向き合うキロンリターン

キロン

どの年齢期でもそうですが、試練の時期というのがやってきます。
「人生に楽なことはない」とありますが、本当にその通り。

50代前後で「キロンリターン」という難しい時期もやってきます。

なぜその場所に対して「痛み」を感じるのか?
心当たりも、身に覚えもなければ、その理由は当人にも分からない。

ただ「生まれる前に決めてきて、あらゆることを体験したい」
スピリットが望んだ、ということだけは分かっていること。

この50代前後に起きうる「痛みと癒しポイントの再確認」の時期になります。
自らが生まれる前に決めてきた学びだと受け入れる。

そして木星の示すポイントで「慈悲」をもたらすことが大事になってくるでしょう。

いかに寛容に受け入れられるか??
いかに「傷をつけてきた状況」を許せるか?
他者、そしてその状況を招いた自分を「許せる」か??

この傷を乗り越えることがさらにその人を強くするでしょう。
この痛みを乗り越えたことで、ブレイクを果たした人もいる時期。

「痛くはあるが、ジャンプアップのタイミングでもある」ということ。
新庄監督など、50代前後で活躍されている方も少なくないかと思います。

総括

木星期

それぞれの年齢域で発達する惑星には意味があります。
その年代だからこそ育つ惑星があり、うまく活用できる原理があります。

そのことを理解して、与えられた状況に感謝して、
日々を丁寧に過ごすことが大事に思えます。

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