2026年1月2日に牡羊座キロン順行。
傷の癒やし、そして自らの痛みに気づかせるキロンが
2026年は牡牛座に向けて進んでいきます。
傷が教えてくれた学び、どこで理解が深まるのか。
もくじ
2026年1月2日 牡羊座キロン順行
時間：23:37:33
カルミネートは月。世論、民衆の意向の反映。
大衆の期待とそれに対する政府の対応の可視化。支持率の問題。
受け入れること、寄り添うことが社会的テーマ。
セッティングはセレス。
食料輸入や外交、自然資源をめぐる交渉的なところ。
各種サビアンシンボルは
ASC天秤座数え10度は「危険な流れを抜け安全な場所に辿り着いたカヌー」
外部に対してオープンになること。人間関係の思い込みを外して対処する。
MC蟹座数え11度は「しかめっ面をするピエロ」
自分が感じる正しさと周囲の常識のすれ違い、反抗。
自分の主張を分かって欲しい。
太陽山羊座数え13度は「火の崇拝者（ゾロアスター教）」
自分の属する社会の中で強い意志を持って自立心を上げていく。
月蟹座数え1度は「船に掲げられる旗」
周囲に溶け込み、家族のように信頼できる仲間を作っていく。
いつの間にか人の輪を作る旗振り手となる。
特殊アスペクトは
土星・海王星ー月ー水星、キロンー木星ーベスタのTスクエア。
見えないところの課題であるところで、医療あるいは潜伏している敵などの問題？
医療の金銭や義務的負担など。
ドラゴンテイルーベスターエリスのトールハンマー。
過去からくる課題が大きくフォーカスされることに？
月ー冥王星ーリリスのヨード。
深みにハマる？
キロンは7ハウス。
対人関係、外交関係というのはさまざまな傷が生まれるのでないか、
と考えられるところ。そこが少しずつ修復の兆しを見せてくるだろうか？
牡羊座キロン順行について
キロンは感情的及び肉体的な傷。
その人の傷、あるいは傷つきやすい部分。自分の傷を癒やし、
個人的な領域を超えて他人の苦しみを見て、教師ないしは癒し手となることが望まれるところ。
「芸術」「予言」「高度の医療」「科学的占星術」など、そうした学問への明るさを示すことも。
キロン順行は例えば医療改革や心のケアのように、
傷の認識、癒しの実践が進んでいくようなこと。
社会的な癒しのテーマが前進していくであろうことが考えられます。
牡羊座キロンは何らかの形で自分が存在しているという感覚が侵害されている、という心の傷。
過去に強い圧をかけられたかで、自分自身の主張に対しての恐れを感じさせるところ。
身体的には頭に傷を負う可能性があります。何事においても一番であろうとするので
過剰に報酬を得る可能性もあります。「自分を主張することが怖い」
という傷を乗り越えた時こそ、人々の先頭に立つ先駆者となりうるところ。
7ハウスキロンは何らかの痛みを伴う人間関係や、パートナーや共同事業者からの
拒絶感に苦しむことになる可能性。
対パートナー関係の「心の傷」を克服する方法を教えてくれるパートナーが現れるか、自身が教えるか？
克服することで、パートナーや共同事業者との心の距離の埋め合いを手助けしていくことに。
サビアンシンボルは牡羊座数え23度「重く価値あるベールに隠されたパステルカラーの服を着た女性」
男性性と女性性の受胎。21度の能動的に獲得するエネルギーと、
22度の受動的に獲得できるエネルギーの受胎。
押し引きをバランスよく行うことが大事なところ。牡羊座の中でも充実するところで
本格的に受胎するケースもあったとされているところ。
対人関係で押し引きというのは大事なところで
相手に良い顔をしたいあまりに自分を出せなかったり
あるいは自分を出しすぎたり、コントロールが難しかっただろうところ。
数々の失敗を重ね改め、そのコントロールが巧みになってくる？
各種解釈
キロンを見ると
木星ーキロン90度
・高等研究を活かすチャンス。新たな啓発、精神的洞察に良い。
キロンーベスタ90度
・規律に沿った教えを狂信的に信じることも？
キロンーパラス60度
・献身的活動は人の信頼を集める。
キロンーパートオブフォーチュン0度
・癒しや傷の体験が幸福の源泉、過去の痛みが糧に。
キロンーエリス0度
・傷つけ・傷つけられる構図における目覚め、痛みの中の真実。
キロンーセレナ120度
・他者の痛みを理解し、共鳴できる資質。
マップ
キロンーMCはアメリカ西海岸方面。医療で言えば海外の委託などか。
総括
外交したりとか、他者との関わりにおいて過去のトラウマというのはどうしてもあるもの。
過去の過ちであったり、それを相手からほじくられて嫌な思いをしたり。
そのことによって自我を出せなかった、というのが外交関係であるかと考えます。
そこにおいて少しずつの緩和の道を開けるというところか？
マンデン占星術におけるキロンは社会的なトラウマや傷、
医療制度、癒しの必要性、被害者意識。
新たな医療のあり方であるとか、自分をアプローチするための技法、
そういったもので自我を出していくための緊張をほぐす、そんな流れに期待をします。
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