富士山信仰や山岳信仰というのが昔からありました。
様々な日本独自の風習から踏まえて、
日本のネイタルはなんだろう、という考察です。
うーん、水瓶座じゃないことはまず間違い無いだろう、
ということで日本の真のネイタルについての考察をします。
もくじ
物的なものに重きを置く「牡牛座」?

ルールを守ることを美徳とする風習があったり
安定思考というか、平均値でありたい意識が強い気がする。
蟹座や山羊座というのは平均点であることを好むサイン。
蟹座、山羊座的な人が「日本人っぽい」と言えばそうかもしれないし。
さて、まず具体的にどこのタイミングを「日本国」と言っているか不明なので
明確なネイタルを出しにくいのが、複数起源説がなっている理由かと思います。
蝦夷、琉球など小国を取りまとめたタイミングなのか。
「天皇」というものが生まれたタイミングなのか。
定かではないのですね。
ここで結論を言ってしまうと、太陽サイン牡牛座説を推したいところ。
その理由は争いを好まない、平和的な要素、農耕民族、神様に物を捧げる風習。
モノに対する審美眼があるということでもあり、
必要以上に外の世界の刺激を好まない性質から、牡牛座的な色合いが強いと見ます。
確かにルール意識はあるが、土星ほど厳格でもなく、ゆるい感じがあるからそう見ました。
土星が強固なら社会主義的なところがあるのでは?と。
牡牛座の中でもデーカンであるとかドデカテモリが山羊座、土星といったところがあるのでないか?
その時々の指導者が土星が強かった者たちがいるから、
村社会のような風習が生まれたという考察をしています。
まぁ確かに平安時代の紫式部や清少納言といった人物が和歌集を残していましたが
厳格な山羊座というよりはおっとりした牡牛座テイストな気もしますからね。
牡牛座的風潮が強いのであれば、「ここはおかしい」と反発する
水瓶座的風潮があまりウケないのもガッテンが行きます。
日本国のチャートについて

さて、日本人というと「和」を大事にするとはよく言われています。
共通意識の中で、ルール意識があるということ。
そういうこともあって日本は「地」のサインが強いのでないかと考える向きがあります。
山羊座であれば「秩序」「規範」「上下関係」「勤勉」「集団意識」「保守性」
などの意味合いを持つので、列を乱さずしっかり守るとか、
というのが山羊座意識、すなわち土星が作り出すもの。
海外からすると日本人が列を乱さないとかというのはとてもすごい驚くべきことなんですね。
日本人からするとルールを破る海外の人を訝しんだこともあるでしょう。
それは海外の人が破天荒なんじゃなくて、彼らの中にルール意識があるから。
それぞれの国に土星意識があるから。
日本の方の中で守られている安心安全は、海外では通用しない。
自分の身は自分で守らねばならない。
日本人のルール意識が強いところがあるので、土星の影響が働いているので
山羊座が強い説もあるのかなと思います。
土星の役割はそこに敷居を設けて慣らして地盤を作ること。
ルールを守る平均的な正規兵を生み出すのが役割と言えるでしょう。
蟹座は人と人をつなげて共同体意識を作る。
人を出迎えるホームを作るのが仕事。ホストハウスとかレストランみたいな心地の良い空間を創出する。
規律を守らせるのも人の心を一つに繋げるのもベクトルは違うが、「平均点」を好む性質があると言えます。
その平均値を守ろうとしないものを嫌う。
平均点を守る意識が強すぎることに反発する人たちが東京に来るなり、
あるいは海外に行くなりするのだろう。
日本の満員電車とかもルール意識というか、平均化、集権化が招いたものだと思う。
本当はこう言った歪んだルール意識に対しても風穴を開けていかなきゃいけないと思うんだが…。
平均化を好む傾向から蟹座や山羊座意識が強いのでないか、と
当初思いましたが、モノを大事にする意識であるとか
平和的価値観というところで牡牛座なのかと。
太陽が水瓶座でないことは確かだろうと思います、
多様性が認められないのはおかしいから。
海外に在住されている方の話を聞いても、日本の教育はおかしいと言っていたのを思い出します。
日本的な特徴

日本にはいくつか過去から踏襲されてきた文化があります。
・富士山、山岳信仰
→山羊座ないしは土星?
高さ・厳しさ・修行・到達点。特に「登る」「頂上を目指す」という行為が山羊座的です。
・ルール遵守、集団同調
→乙女座、山羊座?
社会規範と集団の中での役割意識。マナー・協調。特に乙女座はマナーの逸脱を著しく嫌います。
・和を重んじること
→牡牛座、蟹座的?
身内意識と保護(蟹座)。
集団意識に対して同一した協調性を持たせるのが蟹座なので、蟹座起源とする説もあります。
・保守性の高さ、革命や変化を嫌う
→牡牛座、山羊座?
保守的で新たな文化を取り入れるのに慎重的。
二元性、曖昧さ(空気を読む文化)
→双子座、魚座?
明確化よりも調和・あいまいでいたい感じ。
私は日本のネイタルに水瓶座が強く絡んでないだろう、と言いましたが
水瓶座は「自由主義・個人主義・革新・独自性・脱権威・フラットな人間関係」を示すから。
過去の時代からあった、日本社会でよく言われる風習である
「縦社会」「年功序列」「出る杭は打たれる」傾向と大きく乖離しているかと。
日本は「地」の国?

元々「地震」が多い国でもあるし、保守性であるとか規律を重んじる、
といった部分が「地」のそれに則していると考えられるので
日本は「地」の国でないかと見ますが。
日本文化のそれらしい部分に、それぞれの照応するサインで見てみるとどうか。
蟹座(感情的帰属意識)
・「村社会」意識:内と外を分け、内に対して強い忠誠・外に対して警戒心を示します。
・集団帰属、身内びいき、空気を読む文化。
・伝統、家系、家制度の重視:かつての家父長制や「本家」の意識。
どこの国もそうかもしれませんが、かつては家父長制があったように
家族では父親が絶対であり、その家の長男が家督を継ぐというしきたりがありました。
日本も「家系」というものに重きを置きます。
蟹座なので枠組みというよりは、枠の中における意識づけというところ。
牡牛座(物質的安定、ものづくりの「形」の継承)
・保守性、粘り強さ:変化を嫌い、慣れ親しんだ方法を大切にし、代々にわたって形のあり方を継承します。
・五感的文化:和食、書道、茶道、着物、庭園など、美意識と自然との調和。
・農耕社会的価値観:耕す、蓄える、守るという性質。
乙女座(秩序と奉仕、改善)
・細部への配慮:マナー、ルール、礼儀、清潔意識。
・仕事観の真面目さ:「滅私奉公」や「陰徳」など、奉仕的価値観。
・官僚制度・公務員の厳格さ:マニュアル至上主義、過剰な手続き。
山羊座(構造・上下関係・修行)
・ヒエラルキー文化:年功序列、先輩後輩、上下関係の維持。
・国家主義的道徳観:「恥の文化」や「社会的責任」の強さ。
・山岳信仰/修行文化:高みへの到達(富士登山、滝行、禅の修行)
→ 「山=高み、試練、鍛錬、結果重視」という価値観は非常に山羊座的
また、「山」の象徴が「社会的成功」「到達点」と結びつくのも山羊座と一致。
→日本の公務員が持つ「責任・規律・階層性・マニュアル性」は
まさに山羊座+乙女座の合わさったものと言えるでしょう。
世界でもここまで形式主義的な「正しさ」への固執を持つ国は稀と言われています。
どういう人が海外に出たがるか

風サイン(双子座・天秤座・水瓶座)や火サイン(射手座・牡羊座)に強いと、
地サイン文化を「窮屈」「遅い」と感じやすいのでは。
射手座は「旅・拡大・異文化」なので
日本的な閉鎖文化との摩擦が起きやすいのではないか。
総括

日本を大まかに見ると地サインと蟹座的要素が散りばめられた国のような感じがしますね。
「安心できる枠の中での秩序ある美と奉仕」に強い共鳴がある一方で、
枠から出ようとする人には強い試練が与えられる、
という構造になっています。
といろいろ書きましたが、「和」の文化にも良いところはあり、
それが廃れないように懸命に継承しようという流れはあります。
モノに対する確かな意識と感性は、延々と語り継がれていって欲しいものです。