2025年6月10日に蟹座木星。
世間では12星座においての「12年に1度の幸運期」などと言われますかね。
蟹座は木星にとって居心地の良い場所でもあるので
社会的発展におけるエネルギーとしては発揮しやすい感じがします。
それが、どこで発展されていくのか。
もくじ
2025年6月10日 蟹座木星

時間:6時2分8秒
獅子座・水瓶座強調の牡牛座・蠍座インターセプト。
ある時になって大きなことが、ふっと湧いてくるイメージ。
各種サビアンシンボルは、
ASC蟹座数え11度は「しかめ面をするピエロ」
相手の感情を理解して、相手の気持ちを上げるように表現する。
MC魚座数え24度は「人が住んでいる島」
自分の理想を叶えるために環境を変え、可能性を開拓するのを目指す。
太陽双子座数え20度は「雲を作り運び去る風」
五感と繋がり、気持ちの赴くままに行動する。
月射手座数え4度は「歩くことを学んでいる小さな子供」
自分が挑み成長する有様を他者に教え、勇気づける。
カルミネートはドラゴンヘッド。組織体との関わり。新たに取り組むべきこと。
そのことによって得られるギフト。
特殊アスペクトは
冥王星ー金星ーベスタ・リリス、天王星ー火星ーパラスのTスクエア、
水星ー月ー冥王星、月ー水星ー金星のヨード、
太陽ー冥王星ーベスタ、ジュノー・水星・海王星のトールハンマー。
月が特殊アスペクトとも絡んでおり、何かと制限を感じるのかも。
唐突にライフスタイルを変えたくなるようなことが起きたりもしつつ。
何によってライフスタイルを変えることになるか、が大事ですが
牡牛座天王星なので「物的なこと」に関わる変動でしょうかね…。
12ハウスが強調されています。
内に籠る、内省、スピリチュアリティある活動、
あるいはYoutubeなどネット媒体での活動の強化、というところでしょうか。
木星がその12ハウスにおり、
12ハウスはルーラーハウスになるので木星がさらに強化されます。
見えない場所での活動などから可能性を広げていく、というところ。
蟹座木星について

蟹座に関してはエッセンシャルディグニティ的観点で言えばエキザルテーション(高揚)。
上手く使えば発展をスムーズに助けてくれるでしょう。
木星は拡大、豊かさ、知恵の惑星で、より大きな真実の発見を熱望している領域を強調する自己充足の惑星。
時にそれは過剰になります。より大きな真実を学べる限りさらに探求するでしょう。
探すことで「財宝」が見つかります。また人生においてのラッキーポイントを示します。
木星は深層意識内の「寛大な帝王のイメージ」を表現すると言われ
個人の願望を社会的に成就させる力を持っています。その人の発展、拡大する要素がどこにあるか?
本人の自意識拡張や社会的発展がどのようになるかを示します。
蟹座木星は活動的で落ち着かない性格ですが自信は強く、健全な経済的センスもあります。
男女問わず女性の良き友となり、良き家庭人としての素質があります。保護的で同情心も強く
世話好きであるものの他人事に出しゃばりがちな傾向に注意が必要。
愛する人の世話をしたいという強い衝動を持っています。理想主義者かもしれません。
世界が自分の家族であるかのように感じているかもしれません。
12ハウス木星は人生の意味を自分の内面奥深くから探し求めます。人生で最も絶望的瞬間に
楽観主義の泉を深く掘り下げる力を持っています。人に見えない場所で形而上学などの
高等学問を学ぶ人かもしれません。ここでは全ての不幸や災難にも最終的に打ち勝つことを示します。
心から喜んで人を助けたり人に譲ったりから良い報いを受けやすく
敵対関係にある人からすら利益を得ることがあると言っていいでしょう。
慈愛への情景、叡智に対する敬意の心があります。
各種解釈

木星を見ると
水星・木星0度
・学習への関心。教えること。
水星・木星ー土星・海王星90度
・狭く集中した思考。(水星ー土星)
・誤解。欺瞞。(水星ー海王星)
・個人と社会の目標バランスの難しさ。(木星ー土星90度)
・欺瞞や幻滅に対して脆弱。(木星ー海王星90度)
・熟考と瞑想が非常に役立つ。(土星ー海王星0度)
木星ーベスタ120度
・楽観さ加減と規律を守る塩梅が良く、そのバランスの良さで好かれる。
木星ーパラス120度
・良いアイデアに恵まれ、良い人に助けられる。
マップ

木星ーMCはアメリカの方。
日本ではドラゴンヘッドーMCが関東圏。
公的な団体との関わりが強調されるシーズンになりそう。
沖縄諸島あたりでのボランティア活動(水星・木星ーASC)?
神々の解釈

この事象についてのチャネリングして、神々の見解を以下に。
『航海をしている構図が見えて、そこに日の出がある。
船で旅をするものたちに光がさしのぼるような感じ。
その船には誰が乗っている?仲の良い親密なコミュニティというのは誰しも持っているものだが
そうした精神的つながりに対して、一つの方向性というものを明確にしてくれる。
どういった方向に可能性が広がるか?一番大事なのは、可能性を広げるにあたって
家族や仲間などに進化成長の可能性を浸透させる行動である。
そうした神に等しい行いをすることが可能性拡張に寄与する。
どのようなコミュニティが大事で、どういう方向性を持たせていくか?
家族など精神的な集まりに対して高尚な精神や学びをもたらすエネルギーがあてがわれ、
しかるべき行いに対して良いエネルギーが返ってくるというべきだろう。』
蟹座のエネルギーというのは、集合的な精神体を示します。
「家族」とか「仲間」とか。
いわゆる「XX組」「YY家」「ZZチーム」「XX人」のような、
具体的でないものの明確な抽象的な仕切りを設けて
コミュニティを作るものです。
蟹座・蠍座・魚座というのは水のサインで
安心できる「水」の敷居がそれぞれ違います。
蟹座的な意味合いでは「近所のママ友」のようなイメージがわかりやすいか。
そうした蟹座的にグルーピングされた、精神的に統一された群体というのは
一つのチームなのだけども、ややもすると「仲良し同士」の集まりで終わる。
言うなれば「近所のママ友の集まり」に目的ができて、
そこに向かって可能性を広げる要素が、日の出として現れたということ。
「バレーの大会で優勝して日本一になろう」
みたいに、ママ友の集まりに一つの目的が共有され、そこに向けて船旅をしていく、という感じ。
高尚な目的がもたらされる時期がやってくる、ということでもあります。
「仲良く楽しく集まりたい」という一点であれば
高尚なものを求めるのが、逆に辛いかもしれません。
総括

木星については「投げれば応えてくれる」惑星です。
だから「何もしない」という行いに対しては、何も返してくれない。
「神にも等しい行い」なれば、そこにアバンダンス(豊かさ)がもたらされる。
蟹座的に「守るべきもののために然るべき行いをする」、
それが例えば他者に対して「慈悲」をもたらすこともそうだと言えるでしょう。
12ハウスということであれば「見えない場所」「見えない世界」
について明るい時期であるのが伺えます。
「人から見えない場所」で形而上学や哲学など高等学問を学ぶのにも良い期間。
12ハウスは木星にとってルーラーハウスなので、より影響がありますが
12という意識できない世界、無意識というコントロールできない領域なので
一見すると影響としては分かりづらいでしょう。
不思議と「何かに守られている」感覚がその一端と言えるでしょう。
12ハウスというと自己犠牲も厭わない奉仕という意味合いも現れます。
なので必然的に他者のために「何かをしてあげる」
ということで「慈悲」のエネルギーが何らかの形で
良いエネルギーとして、何か贈与だとか社会的に発展するとかのフィードバックをしてくれる、
それこそが木星の「慈悲」の正体なのかもしれません。
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