占断において、エリスという小惑星を加えてみました。
エリスは災いの母と呼ばれる女神。
軍神アーレスと同一視される火星(マルス)の妹でもある。
普通のアストロロジーではまずあんまりみない感受点ですが
どういうところが伺えるかというのを勘案していきます。
もくじ
小惑星エリスの特性

エリスという小惑星は争いと不和を司る女神にちなんで名付けられました。
2005年に発見された天体ですが、その当時に大きな論争が勃発したのをきっかけで
争いと不和を司る「エリス」の名が与えられた、とされています。
女神エリスとしての逸話としては
ギリシャの詩人ホメロスの叙事詩「イリアス」において
軍神アレス(マルス)の妹とされた女神。
トロイア戦争を引き起こした逸話が有名でしょうか。
女神テティスとペーレウスの結婚式に呼ばれなかったことを逆恨みし
「最も美しい女神に」と記した黄金のリンゴを結婚式の宴の席に投げ入れて、
その場に居合わせたヘラ、アテナ、アフロディーテの3女神の争いを引き起こした、とされています。
そういった逸話からか、争いや災い、不和を司る天体という位置付け。
また逆境、ケンカ、ライバル、復讐、嫉妬といった問題も示します。
その一方でエネルギーや機知、自己改善に向けた努力という前向きな面も意味します。
火星のマークに似ており、火エレメントなのだろうか?
1923年に牡羊座に入って、2048年に牡牛座に入ります。
太陽の周りを一周するのに約560年かかるとされており
エリスがどのサインにいるかというのはあまり重要ではなさそうです。
どのハウスに入って、どういうアスペクトを取るか、という点を見ることの方が大事。
エリスが示すこと

マップで見た事例とかだと、まだ一部しか見てませんが
火にまつわるトラブルだったりしたことがありましたね。
まだ事例が少ないので、これが全てじゃないのですが…。
争いの遠因をもたらしたというところもあって、トラブルメーカーな面があり
少々陰謀論じみたところも感じますね。
ホラリーとかだと、主に人災とかそういうところを見るのに役立ちそうでしょうか。
私のネイタルでは7ハウスに牡羊座エリスがいます。
7ハウスなので「結婚」「共同事業者」の部屋。
他者とのやりとりにおいて不和、トラブルがあることを示唆します。
例えば夫や妻などの配偶者、共同事業者といった関係。
ホラリーとかだと友好国との関係性でしょうか。
もしアスペクトが良ければ議論や意見交換で積極的に推進したり
やり取りを楽しむ、という側面もあるでしょう。
他者(他国)との外交を通じて外交力を養い、トラブルシューティングスキルを磨きます。
結婚という枠組みの中で地盤を築いて自分のために地力をつけること。
ソーラーファイヤーの解説によると、協力というより、競争を楽しむ人を組合に入れよう、とありますね。
さもなくば多くの意見が衝突したり攻撃したりで、愛する人を遠ざける可能性があるからです。
自分がその議論白熱で楽しむだけでなく、パートナーも一緒になって楽しまねばなりません。
別の見方ではコミットメントがしんどく、
1人の配偶者のみならず複数のパートナーだったり
あるいは逆に1人になることを好む、と示唆されています。
思い返せば、他者とは往々にして認識のズレでトラブル、
仲間割れを数多く経験してきました。
7ハウスなので「自分ではどうにもならない人」のこと。
自分じゃない他人なのでどうにもならない面がありました。
だけどその原因が自分にあるって探すのが本当に難しいことでした。
確かに「仲間」を求めていた時代はありましたが
お互いのゴールが一致しない、平行戦で終わって
結果として「1人になることを好んだ」という側面がありました。
総括

闘いの神・マルスの縁者だけあって「争い」が関わってますね。
白熱というあたり、やっぱり「火」が関わってくる気がします。
公転周期が冥王星よりも遅い天体なので
時代の流れをそれほど反映しないと思います。
魚座まで行くのに相当時間がかかるでしょう。
とはいえ何かしらトラブルとか相対するものとの不和となると
このエリスを見ることになるのかもしれませんね。
火星とアスペクトとるとどうなるのだろうか…。
端的にいえばエリスのギフトというのは
「トラブルシューティング能力を身につけること」でないでしょうか。