2025年3月30日に牡羊座海王星入り。
約165年の時を経て、海王星が最後の魚座が終わり
牡羊座に入ってくるタイミングです。
実際は2026年の途中以降から牡羊座海王星ですが、
その夢の一端が見えてくるタイミングとも言えるでしょう。
もくじ
2025年3月30日 牡羊座海王星
時間：20時57分48秒
カルミネートは火星。勝ち取ることに意味がある。
競争。勝ち負けに関すること。トラブル。
ライジングプラネットがベスタ。
とても模範的、規範を持って勤勉にワークに取り組む。
魚座、牡羊座サインに惑星が集中してサインオーバー。
夢の終焉、新たなサイクルに向けての準備と、新たな開拓に向けての旅路が両方行われている感じ。
各種サビアンシンボルは
ASC蠍座数え18度は「秋の彩り豊かな森」
自分の取り組んだことを形にしたら他者に共有、ということを繰り返す。
MC獅子座数え26度は「光が雲を突き抜けると、完璧な虹が形成される」
自分の経験上で見たものが自らの使命、自分にしかできない社会貢献なのが見えてくる。
太陽牡羊座数え11度は「国の大統領」
社会の中で自分を出していく。
月牡羊座数え25度は「二重の約束は、その内的意味と外的意味を明らかにする」
自分の理想と現実のそれぞれの顔で自己表現。
リリスー木星ーセレスのトールハンマー。
他者との交流、国土に関する問題の折り合いの悪さが、対峙せねばならない闇として顕現する？
外交問題、国土の問題が大きくネットで顕現するようなイメージ。
天王星、ハイジアがDSCと0度。
突発的な出来事、健康に関する出来事にエンカウントするイメージです。
海王星が水星、金星、土星、ドラゴンヘッドと5ポイントのステリウム。
非常に想像性豊かなシーズンになることが伺えます。
それでいて理想を現実化する。
大海という果てしないエネルギーは多くのものを飲み込む、という感じが。
海王星は５ハウス。
そのファンシーさというのはエンタメの世界、華やかな世界で大きく生きることになりそう。
芸能、音楽活動であるとか、そういった場面において
夢や華やかさにおいての新たなあり方の構築、というところですかね。
「新たな思想体系」「新たなジャンルの芸能発掘」
日本限定で言えば、そんな感じが伺えるかなと。
牡羊座海王星について
前回は1861年〜1874年くらいの間に牡羊座海王星でした。
主に19世紀ですね。
各地で戦争が行われていた時代でもありました。
日本では徳川幕府が終焉を迎え、明治時代になった時期にも相当します。
新撰組のような国を憂う勇士たちが集い、
坂本龍馬や高杉晋作ら志ある者たちが幕府を打ち倒すため尽力した時代でした。
「新たな理想に向けて戦う」という世相も現れてますね。
日本に限った視点で言えば、徳川幕府が終わったことで
これまで鎖国していたのだけども、外来文化が入ってきて
「開国」したことでその境界線がなくなりました。
日本国においては外来文化を取り入れたことで
新たな文化を開拓していきました。
1863年といえばに新撰組が設置された時代。
明治維新といって新たな時代のための戦いが起きていた時代背景が窺えます。
これまでにない新たな時代の理想を求めて戦う、という時代性でしょうかね。
牡羊座海王星はこの世代に生まれた人は精神的パイオニアとしての可能性を秘めています。
勢いに満ちたイメージ構成力、力強いマインドの表現をもたらし、
時には自らの危険を顧みず神秘的領域に立ち入るでしょう。
弱者に味方し、自己犠牲も厭わない。マインド的に新境地を拓く意志が強く
理想を熱心に追い求めます。芸術などの分野で多くの先駆者がいるだろうとされています。
5ハウス海王星は類い稀な感性を芸術的な部分で生かし、
創造することができるでしょう。創作活動に至れるかどうか
という点においては、恋人や子供のために自己犠牲を払う可能性もあります。
娯楽が独特で精神性のあるものを好む。芸術や演劇などへの感性は優れています。
演劇や音楽などもそうですが、「秘密の恋愛」という意味合いもあります。
各種解釈
海王星を見ると
水星・金星・土星・海王星・ドラゴンヘッド0度
・想像力の使い方。正確な直観的思考。繊細さを大切にする。芸術的鑑賞。ビジョン。（水星ー海王星）
・愛と芸術に対する感性とセンス。ファンタジーの楽しみ。正確な美的判断。遠いものへの欲望。（金星ー海王星）
・この間、あなたは他の人々から切り離されます。ネガティブな場合には、
あなたが孤独を感じていて他の人に連絡を取ることができないためである可能性があり、
ポジティブな場合には、時間を真剣に熟考するために使用しているためである可能性があります。
このとき、自分自身の憂鬱に注意してください。あなたは人生の多くの分野で失敗し、
圧倒的な絶望感を感じているかもしれません。このようなネガティブな考えや感情には理由があります。
このトランジットでは、自分の人生を別の光、つまり物理的な光ではなく、
より精神的な光で見ることが求められます。最初はそれ以上の目的がない純粋に
個人的な野望を追求することの絶望性を悟り、憂鬱になるかもしれません。
しかし、トランジットの終わりまでに、あなたはより大きく、より無私の視点を取り入れ、
将来についてより明確なビジョンを持つことになるでしょう。
この時期には、熟考と瞑想が非常に役立ちます。（土星ー海王星0度）
・グループ、特に精神的および宗教的なグループとの関連が焦点になります。
あなたは今、グループへの所属を通じて人生のスピリチュアルな側面を探求する機会を持っています。
また、スピリチュアルな価値観と日常生活を融合させるために
変化を起こすことができるようになった可能性もあります。
重要な出来事や人物があなたの人生に新たな意味をもたらし、あなたの視点全体を変え、
あなたを異なる領域に導く可能性があります。（海王星ードラゴンヘッド0度）
火星ー海王星120度
・信念に基づいて行動を起こす意欲。信じる力。イデオロギー的な成功。起源を探る知的探求。
冒険とリスクへの欲求。力とエネルギーの繊細な適用。強い感情の表現。
海王星ージュノー120度
・芸能分野に良い。心身の安定性を求めるのが大事。
マップ
海王星ーMCは西アフリカ。日本ではハイジアーDSCが西日本に。
病気などに注意？
魚座から牡羊座の推移で、新たな夢を築くための調整が行われ、今まさに旅路の最中である。
ここでも牡羊座海王星時代の展望について、チャネリングしてみました。
『新たな大地を目指していく。新たな大地に生きる希望を見出していく。
新たな大地というのは霧がかかっていて、大地の全容が見えない。
そこが島なのか、大陸なのかもわからないし、どんな生物がいるのかもわからないし、
先住民がいたとしたらどんな性質なのかもわからない。
もしかしたら、戦いもあるかもしれない。新たな病を患うかもしれない。
そんな手探りの世界を切り開いていくことにロマンがある。
生きるための希望を根ざしていくために進んでいく。
大きな世界樹があり、そこに新たな生きる希望が伺える王国を築くために。
魚座から牡羊座ということは、新たな世界に行くための調整が魚座の時点で行われる。
魚座の時に牡羊座で見た夢を叶え、そうでなかったものは「浄化」し
次のサイクルへの新たな夢を見る。次の開拓のための調整が行われたというわけだ。
誰も見向きもしない未到の場所に王国を築く夢を見ているようでもある。
誰もが見向きもする場所はもう飽きたから。そういう時代になってくる。』
魚座から牡羊座になる、ということは。
牡羊座の段階で夢に向けてスタートして、
水瓶座の段階までにあらかた整理してきました。
最後の魚座というところでは
これまでの歩みにおいての「疲れ」や、「夢と思ったけど違ったこと」を流したり、
これまで歩んできた社会とはまた違った領域と「溶け込み」したり
そして次のサイクルに向けての「夢」というのを生み出していく。
なのでこれまでの歩みでの「膿」というものも出てくることがあれば
それらが「病気」という形で現れ、洗い流すべく「癒し」が行われる。
そして次のサイクルに向けての「夢」が出てくる。
そういったところが求められてくるのでないかと思っています。
魚座というのは、新たなサイクルに向けた調整段階です。
その調整が牡牛座海王星になるまでに行われているがゆえに
様々なスキャンダルが浮上したり、次のサイクルにいけない
都合の悪いものが次々と現れている、という一面もあるのでないかと。
そして牡羊座というところで「生まれたばかり」のタイミングに戻ります。
新たな夢が生まれ、そこに向かって歩いていきます。
魚座のタイミングで周到にまで「調整」して、
新たなサイクルへの一歩を踏み出そう、というところ。
未知なる世界というものはとても怖い領域。
右も左も分からない世界。
その未知なる世界に到達したら、何かと戦うかもしれないし、
ひょっとしたら未知の病気もあるかもしれない。
だけども新たな旅に出るのは「今までのことはやり飽きた」
「前に見た夢は達成し得た」から。
これまでの道に戻ってもしようがないのです。
ですから新たな大陸に旅に出て、そこを開拓していき、
新たな王国を築く、という夢が創出されるのです。
そういったことが人の目立つ場所である5ハウスにあるということ。
新たにそういったエンタメの世界を目指す世代に
都合の悪いことが洗い流される、というような感じですかね。
そして新たな夢を起こすにおいて、
これまで目を向けなかった場所に新たな世界を「開拓」すべく調整が入る、とありました。
「情報の入らない世界に対して情報を入れるムーブメントがある」
これは双子座天王星の時も似たようなリーディングでした。
天王星と海王星、繋がってるんでしょうね。
目立つ場所と繋がりのない世界にもどのように接点を持ち込むか、見ものです。
総括
「一度行った場所はもう行かなくていい」
過去にわき目を振る必要はないが如くに
次の夢を叶えるべく、次の理想が生まれていくこと。
風の時代をさらに煽るべく「火」のエレメントに海王星が向かいます。
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