インターセプトした感受点は大器晩成型。開花して本来の人生を生きること

ホロスコープを見ていると、まれに惑星が挟まれた、
「インターセプト」されている人の図を見ることもあります。

ホロスコープのハウス算出においては均等になり得ないので
まれに1つのハウスの中にサインが丸ごと隠れてしまうケースがあります。

俗に「インターセプトされた」と言いますが、その惑星は
通常よりも機能が弱っており、
発揮されるまで時間がかかるような状態を指します。

しかしそれだけに、インターセプトされた惑星はその人にとって
大事な惑星とも言えるでしょう。

インターセプトという「隠されたポイント」

インターセプト

インターセプトというのは、あるハウスのサインカスプに挟まれた状態のこと。
例えば4ハウスのサインカスプが射手座で、5ハウスのサインカスプが水瓶座だとしたら。

その間に山羊座が挟まれて、山羊座に配置された惑星が効力を失うことになります。

人は10の惑星で個性が構築されますが
インターセプトされていると、
まれにどれかが欠けて見えるようなケースもあります。

火星がインターセプトされていたら、ここが肝心というときに押しが弱かったり。
私も様々な事例を見聞きしてきましたが
インターセプトで何らかの惑星がスキップされていると
気持ちにムラがある人がいるケースが多いと感じてきました。

と言うのも、インターセプトされた惑星が本来はそこを補うべきだからです。

その人にとって隠してしまうほど大事な惑星、
あるいは何らかの理由で向き合いたくない惑星とも言えます。

ある意味では自分の影の部分(シャドウ)とも言えるでしょう。
松村さんの本では「表紙は地味だが、中身は苛烈」というような表現をされています。

隠してしまっているということで、才能開花、
本来の力を発揮しうるにはとても時間がかかります。

インターセプトされた惑星を解放させることが、その人の人生の解放の鍵です。

インターセプト事例

4ハウス海王星

インターセプトの場合は人によっては持っていないことが多いので
なかなか見づらいかもしれません。

私の場合は山羊座、蟹座がインターセプトしており
海王星、ベスタ、パラスが隠されていました。

4ハウス海王星、4ハウスベスタ、10ハウスパラスが隠されており、
パラスはカルミネートしていることもあって
小惑星とは言え見逃せない点です。

山羊座、蟹座と女性星座がインターセプトされていて
乙女座、魚座というダブついていて
妙に夢みがちだったり、あるいは仕事意識が強くロジカルな面が極端だったりしましたね。

人を「こういう性格の人」として見るのでなく
「こういうスキルができる人」としてみる仕事人間思考。

4ハウス海王星が欠けているので家族に対する理想というものも
いまいち描けていなかったし、

海王星が欠けているので他人がどう思うのか想像力の無さ、
「相手に対しての思慮に欠ける」面が私の行動において目立った記憶があります。

パラスは独自性を示す惑星で、10ハウスパラスなら
独自の理論を用いて社会で台頭することが考えられますが
若い頃は独自色を打ち出そうという指針はありませんでした。

出そうとしてもどこか騙し騙し、隠しながらやっていました。
誰かの見様見真似だったり、誰かの意見に従っているのがずっと楽でしたね。

アデプトになってから以降、スムーズに出せるようになった記憶。
海王星はスピリチュアルの星であることから、ある意味私にとっては海王星は非常に重要な存在。

いかにこれまでの自分を乗り越えて、新たな自分を取り入れられるかが
インターセプトされたポイントを開く否決。

総括

インターセプト

開花に時間がある部分だけに、じっくり向き合うことが必要。
長い人生生きてきてなかなか開かなかっただけに、
インターセプトがわかったからとすぐに開くことはないでしょう。

インターセプトで「なぜ隠してしまったのか?」
そこが重要なところ。

どれかの惑星で何らかシャドウが出ているのだとしたら?

その惑星が示すことが苦手意識を感じていたりするでしょう。

インターセプトされた惑星はその人のシャドウでもあるが、
同時にその人の覚醒に必要な部分でもあるのです。

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