金星は自分の美意識というところにまつわる個人天体です。
その人の興味の方向性がどこに行くか?
どんな愛の形があるか??
「恋愛」というものを連想させることもあって、
みんな大好きな惑星というところである金星。
個人天体のために大きく個性を彩ることになります。
個性を彩る金星について。
もくじ
金星が司る「愛情の形」「美的感覚」

例えば私のネイタルだと射手座金星なので、興味の対象が、
どうしても日本に目が向かないことが多い。大和撫子よりも海外の方だったり。
だから日本文化のトレンドに乗り遅れることもしばしばだったりする。
横文字の方が好きだったりしますね。
だから占星術というのもアストロロジーって言いたがったりするし
海外の文化の方が面白みがあるし、
洋画や海外俳優のムーブメントの方が面白いと思ったり。
逆に邦画をあんまり見たことない。
そんな感じで美的なものに対する傾向というのが見て取れるのが金星です。
個人天体なので個性への影響が強く、和服より洋服が着たいというように
個人意識というところに大きくアピールしてくるものです。
ちなみに和服とか自国の文化であれば山羊座、もしくは蟹座になる?
蠍座とかだと自分の聖域を主張したがるかも。
金星がライジングプラネットとかだと人の良さとか見た目、
美的感覚の良さを寄与するでしょう。
金星が司る「物質的な幸運」

金星というのは幸運の星として有名で、約225日間の公転周期から
約1年に1回、自分のサインのもとにやってくる幸運の星、ともされます。
木星が12年に1回のペースですので、行く分こちらの方がチャンスがある、と言えるでしょう。
木星は社会的なところを示す天体とされるので
自分のビジネスの広がりとか社会に対しての可能性を広げる、
という意味での「幸運」で、金星よりも大掛かりな感じで、
金星というのは物質的な領分で「幸福」を満たそうとします。
物的なものでギフトがもたらされるとか、物的に着飾るとかで満たそうとする感じ。
金星と言うのはその人の楽しみというのを寄与する惑星ゆえに
アバンダンスの惑星として有名であり、
美点が多いので、悪い点が食べ過ぎとか浪費くらいしか思い当たらない、
優良な惑星として知られています。
事実16〜25歳ごろとされる金星期と言うのは人によっては楽しい時期で、
手放したくないと感じることもあるでしょう。
青春が終わったら、あとは義務が連打されるような時期になるから。
太陽期の年齢になったものの金星期の感覚が忘れられずに
取り残されてしまったり。
その与えられたアバンダンスというのは、自分が向かっていく「太陽」という未来、
そして「土星」という社会的ゴールに向けて役立てないといけないところでしょう。
ここに甘えすぎないのが肝要、と言えます。
総括

金星というのは物的な豊かさを持って幸せを創造する惑星。
1年に1回ラッキーチャンスが来る、とされており
何かしら得るものがあるとされるが、
豊かさゆえに甘えてしまうところもある金星。
先述のように金星期の心地よさからなかなか抜けられない人も少なくない。
いつでも思春期、というのは悪くはないのだろうが
自分の人生をあるべき方向に持っていかないと、宝の持ち腐れになってしまいます。
そのアバンダンスは「太陽」の方向性に走るときに使うこと、
そのことによって金星によってもたらされる実りを活かせるでしょう。