水瓶座冥王星時代が2024年11月20日より入りました。
何しろ水瓶座冥王星時代が2024年11月20日以降からしばらく続くので
水瓶座に関わるものは大きく変わるだろうし
これから天秤座冥王星とか風の星座持ちの人が活発化してくると考えられる時代。
その水瓶座というのはどういう性質を持つのか？
この性質がわかれば、水瓶座冥王星時代というのはどういう時代になるか見えてくるでしょう。
もくじ
水瓶座の社会における立ち位置
水瓶座の基本的なデータのおさらいをしましょう。
2区分：男性星座
3要素：不動宮
エレメント：風
定位ハウス：11
エッセンシャルディグニティ
とても強い（ドミサイル）：天王星、土星
強い（エキザルテーション）：なし（海王星という説も）
弱い（フォール）：冥王星（こちらが「強い」という説も）
とても弱い（デトリメント）：太陽
エキザルテーション、フォールは占者により説が異なる部分もあるのでここでは明言せず。
ポジションとしては12星座中11番目とセミファイナルの位置付け。
変革のルーラー・天王星の影響を受けて、社会に対して「宇宙の意志」をもたらす麒麟児。
元になったのはギリシャ神話の美少年、ガニュメデス。
水瓶座冥王星時代ですが、ディグニティ的に言えば
強いという説もあれば弱い、という説もあります。
変革の惑星であるが故に得意に見えますが、
冥王星が示すのは強大な権力であるが故に、水瓶座はそれに反発する勢力であると考えると
やや不得手なところもあるという見方もあるでしょう。
水瓶座というのは「電波」を示すように壁を貫通する性質があることから
枠組みにとらわれない「自由」さというのを求めます。
発明家の気質もあり、0から新たなものを作るというより
既存のものを組み合わせて新たなものを作る独創性があります。
既存のものにとらわれない独創性から「変わり者」と見られることも。
風エレメントであるが故に、一つのことに対するこだわりというのがそこまで高くないのも特徴。
社会から一歩外に出て、世間や組織に反発をする水瓶座
世の中には必要でないものが、さも必需品であるかのように大名ヅラをして出回っている。
お金を定期的に使うおかしな仕組みが出回っているのが世の中というもの。
私の昔の友人に水瓶座の人がいたのですが、
その友人はそのことに常に疑問視しており、
そうした世の中の矛盾を見てことごとく切り捨ててきました。
その人はよく政治に対する不平不満を言っていました。
「社会」に対してよく切り捨てていた感じ。
水瓶座の特徴というのは外部の目線から組織体の矛盾を追求します。
射手座も自由を求める星座ですが、水瓶座とは「自由」のベクトルが異なる。
射手座は蠍座のフェーズで同化してまとまった集合体から
抜け出して自主性を取り戻し、あちこち駆け巡り知識を得る。
火の星座なので開拓目的で自由になります。
水瓶座というのはこれまで作り込まれてきた体制、
つまり山羊座の世界から一歩飛び出して縛られない領域から社会を是正するような感じ。
しかしながら結局は社会に帰属するところも。
国とか自治体とか会社といった領分の価値観から離れて
個性を発揮するその有様が奇抜とも取れるということだろう。
まるで俯瞰したかのような視点で世間や組織に対して反発します。
一つ前の星座の山羊座の絡みから見るサブルーラー土星
水瓶座といえばかつてのルーラーが土星でした。
それは一つ前の星座である山羊座に由来するところがあると思います。
山羊座は世間に対して枠組み、法律を敷いて普遍化を図るサイン。
山羊座の支配する世界というのが、いわゆる「普通」になる。
一見完璧そうに見える山羊座の法律や仕組みに対して
水瓶座はその山羊座社会から一歩外に出て物申す感じ。
どんな形にせよ社会に帰結する部分があるから
社会を示す「土星」という性質の強さがあるのかも。
いわゆる「ご意見番」的なとこでしょうか？
社会に対して反抗的な性質ですが、
社会から一歩外に出て、本質が見えてしまうから
歯がゆいが如くに色々言ってしまいたくなるというところ。
水瓶座は社会から外に出て、山羊座の不足部分を補完する役割を持ちます。
それが言葉を変えると「革命」というところなのでしょう。
会社などの組織に帰属しない、自分たちだけの集まりを作って、そこで活動する「友愛」の星座。
一番「社会」というものを見ているから土星が強い、と言えるのでないか。
天王星の影響で「分離」の性質を持つ水瓶座は必要以上にベタベタしません。
距離感というものを大事にします。
「自由」な性質で組織に縛られず社会と程よい距離感を保ちつつ、
社会に対して革新していきます。
総括
既存の枠組みから離れた自由な世界を創出し、意識改革を促していく水瓶座。
独立性は高いが、かと言って孤独というのでなく
「私たち」という感覚を持ち合わせています。
社会に依存せず「一歩離れた」距離感を持つ性質というのが
このサインの1番の特徴かもしれないですね。
