水瓶座冥王星時代においては既存の「枠組み」を超えて融和してゆく新たな「風」が求められている

2023年3月24日から冥王星が水瓶座入りしました。
ここからが「風の時代」の本領発揮というところですが
それまでは物量的、地位などが物差しであった「地の時代」でした。

水瓶座冥王星になる前は、山羊座に冥王星がいた時代、
すなわちバブル経済に代表されるような「地の時代」の名残を見せていたであろう時代。
そのため「新たな風が吹く」ということに
少し「待った」が掛かるような時期がしばらくあったわけです。

冥王星は「地」から「風」のサインに移り変わっているわけで
考え方、価値観といったものの変容を余儀なくされますが
どのようにすれば、「風の時代」に乗っていけるのでしょうか?

堅牢な「枠組み」の必要性を求められた山羊座冥王星時代

冥王星

水瓶座冥王星時代の話をする前に、まずは前身の山羊座冥王星時代について。
山羊座といえば国家や政治といった、目に見える枠組みを構築し
そこで時代を反映させていくイメージですね。

山羊座の示す「秩序」が重んじられるようになった背景としては
山羊座の前のサインの射手座で「個」というものが強化されたのは良いが
その「個」を取りまとめができておらず、スタンドプレーが目立つから。

どのようなワークでも、チームワークというものが大事になります。
個性を取り集めてチームを作り、決まりというものを設けて
スムーズに運用する、という形態を取ったのが
「国家」であり「自治体」のような枠組みというわけです。

無政府状態ではやりたい放題で無法地帯になりかねない、
だからこそ「ルール」という敷居が設けられた。
山羊座という「統率者」が救世主として現れたわけです。

誰しも人は一人で生きていくことは叶わない。
社会貢献、大いなるゴールを目指すためには

「個」を統率して一つのチームにする必要があり、
同じ志を持つ者同士で団結して、ゴールに向かう必要があります。
その結果生まれたのが「学校」とか「会社」といった組織体でないでしょうか。

一つの目的に向かうものが、「会社」とかの組織体に入っていく。
組織体においては画一したルールで運営するために
「秩序」のもと、統制者による統率がなされる。

山羊座の性質においては、ともすれば無法状態だったものに対して
組織体という枠を設けて統率をできる、
運用にスムーズなルーティンを作り、理念として掲げる一つのゴールに対して向かっていく、

ということに重きを置かれるわけです。

山羊座冥王星時代においては、ビジネスの観念が見直され
起業ブームといった新たな働き方であったり、あるいは新国家のような枠組みが出来る、
「枠組み」「秩序」のあり方について様変わりした時代でありました。

山羊座的「枠組み」から一歩離れた、水瓶座的「革命」へ

水瓶座冥王星

組織体で運営することによって、安定感というものをもたらします。
しかしその「秩序」というのが時として理不尽に感じられたり
組織体の中の構成員同士での不和が生まれるのもまた事実。

「会社」という枠組みが設けられたのも近代の話で、これが10世紀以上続いた仕組みというわけではない。

その多くが「個人事業主」だったような時代が長いはず。
「秩序」の作り方としても「軍隊」のそれを倣ったケースも少なくないでしょう。

それゆえ時として「秩序」に理不尽さがあり、不平不満が生まれる。
そこに不満を持った者が、外の世界に一歩飛び出して

革命を起こすのが水瓶座、というフェーズです。
水瓶座冥王星時代になってからか、様々な大企業で
内部告発という形で業務の不正が露わになったケースがいくつかの企業でありますね。

大きく取り上げられているのが新興の企業でなく、古くからあった由緒正しい企業で発生した事案です。

こうした業務の不正問題というのは「地の時代」なら通っていた「秩序」が
時代が変わるにつれ「理不尽」と判定された、
あるいは「理不尽」と思っていても、それを表に出さないのが
これまでは会社での集合意識上は「常識」とされていたから出せなかったが

しかし時代が変わって「理不尽」と言っても良くなった、という事情もあったことでしょう。

水瓶座的な要素としては、組織体や社会の理不尽なところを見つけては
社会に物申す、と言った風潮。

2023年3月以降からそうした風潮が少しずつ強くなった、
と感じた方もいらっしゃるのでないでしょうか。

「風の時代」に即した働き方が加速するであろう水瓶座冥王星時代。

冥王星

また水瓶座冥王星になる前に働き方については会社やオフィスに行かなくても良い
「テレワーク」という働き方が生まれましたね。

そのことによって今までみたいに
わざわざ毎日満員電車を堪えながら会社に行かずとも働くことができるし
子育てや家事と並行しながら、仕事が出来るようになった。

このテレワークのおかげで、「地」のサインが示す場所において
指定されずとも行動できる選択肢が増えましたし
働き方の基盤においても新たなものが生まれました。

こうなるとだんだん会社のオフィスが要らなくなる、という話も出てくるでしょう。

人を一箇所に固めて作業させる必要が本当にあるのかどうか?
そこに疑念も生まれてくるでしょう。

テレワーク主流になったところで、通常出社に戻そう、という世間的風潮も現れましたが…。

「風」の働き方的に自由気ままに働ける流れに水を差す流れが
果たしてどこまで押し通せるだろうか、という疑念もあります。

先をいく会社ですでに実践されているケースもありますが、一人一人がフリーランスであり、
同じ目的を持つもの同士でプロジェクトを結成して業務をする、
という形態を取り入れているところも中にはあるようです。

会社という枠組みにとらわれないスタンスが少しずつ広まっていく時代になるかもしれません。

というのも、水瓶座は「電波」をも示すサインでもあります。

電波は場所とか関係なく、遠いところにいる人とも通信ができます。
壁もすり抜けて乗り物に乗らなくても、海を遠く離れた海外の人と交信できる。
地で固められた枠組みをどこまで無視していくか?

これも水瓶座の示す「テクノロジー」の成長具合で
境界線を超えていくことを可能にするでしょう。
テクノロジーが発達すれば、それだけこれまでの不便な部分を解消する、

そして枠組みお構いなしに活動できる、ということを加速度的に進化成長させるからです。

テクノロジー、友愛精神、仲間。
冥王星は長い年月をかけて、水瓶座の持つ要素を徹底的にまで組み換えていきます。
水瓶座冥王星が終わる頃には、国だとか会社だとか、
そんな枠組みを超えたやり取りが当たり前になっているでしょう。
山を越え谷を越え。時代を乗り切るため枠を超えていく、制限を超えていく。

水瓶座冥王星時代であるということは
風のように枠にとらわれずスピーディーになるということ。
この水瓶座冥王星時代には他人との関わり方、とりわけ友人や仲間との関わり方も、
阻害する枠組みを乗り越えることが大事。

旧時代のオンボロな仕組みはそぐわない。
月並みですが「枠組みを超える」ことが大事です。
こうした枠組みを度外視する時代性というものが

水瓶座冥王星時代の一つのあり方であり、
求められているものでもあります。
新たな時代を作り出す「風」がテクノロジー、あるいは人との関係性。

そういった水瓶座が指し示す事柄一つ一つである、ということです。

総括

冥王星

山羊座の示す「秩序」は組織体に統一感をもたらせて整理する反面、
「束縛」による窮屈さが弊害となってしまう面もあります。

山羊座を示すタロットで「悪魔」があるのは
こうした「束縛」の面があるからでしょう。

組織体による「秩序」による「束縛」で生まれるのは、同調圧力。
反対意見があっても圧殺して目立たなくさせる面があるのもまた事実。

学校や会社といった組織体では、革新的な考え方を持っていても
邪魔になりうることが多々あるから、押し殺すことも少なくない、
組織の中においては「自分は悪くない」アピールをしたいが故に
自分を殺す行動を余儀なくさせてしまう。

「秩序」は組織体に関わる人に「組織で通用する汎用性をもたらすこと」が目的でもあります。
組織で生きる上で汎用的であることが大事と、お国柄のルールであれ、会社のルールであれ、
「秩序」が浸透することによって、組織体に所属する人々は空気を読みます。

そうして人は「汎用的」になります。

「教育」という仕組みは本当に合理的で、よくできていると思います。
マニュアル通り生きていれば問題ない、安定したレールに乗っかることで、生きていける。

水瓶座的性質を持つ人からすると
汎用性を持たせる合理的思考は「つまらないこと」。
この水瓶座冥王星時代において、風の時代において、マニュアルや教科書などというものは
もはやバイブル(聖書)でもなんでもない。

マニュアルにない、自分の言葉を持って生きることこそが、自分の宇宙を作って持つことこそが、
今この時代で最も求められていること。

新たな合理性を、革新的なテクノロジーにてもたらすこと。
粗大ゴミみたいな要素が、あたかも生活必需品であるかのように
大名行列している状態を切り捨てていくこと。

そうした気概と技術が、この水瓶座冥王星時代に求められていることなのです。

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