土星、山羊座。この辺りは「時間」が絡んでくるでしょう。
あとは「責任感」ですかね。
誰もが皆責任感がない状態で取り組んだたら、それこそ「カオス」になりますし
時間を無視して仕事に取り組んだら、何もかもいい加減な状態になってしまう。
土星のエネルギーというと窮屈なものですが
そこに宇宙の普遍性によるイレギュラー要素を害し、
安定感や秩序を持ち込むのが土星をルーラーとする山羊座が役目。
もくじ
土星がもたらす堅牢な基盤

アストロマップでも火星とか土星の場所が好きという人は
あまり見かけた記憶がない感があります。
冥王星もマレフィックだけど厨二病心をくすぐるせいか
土星ほどやいの言われない。
土星は「頑張れば認めてくれる」という特殊性が売りではありますね、ただし「頑張れば」。
土星に位置付けられる神はサターン、農耕神。
すなわち農業であるとか土建のような時間がかかる事業も示す。と考えます。
農業は荒地から畑を作ることもあるわけだし作物が育つまで時間もかかります。
ようやく育ったところで虫や鳥から保護しながら、というのをやって
やっとの思いで、その作物が私たちの食卓に運ばれるのです。
ちゃんとその作物が評価されるまで、どれだけ労力がかかったんだろう?
そう考えると、時間をかけて地道に「形」として作った土星のありがたみというのは感じるはず。
宇宙は元々カオスで無法地帯なもの。
ルールも存在しない自由度があるが
物質世界で車を速度無制限で走って困るのは、その世界に住む人々。
そこで暮らす人々のために「制限」を設ける必要があります。
土星や山羊座の強い人というのは、宇宙がカオスなのをしばきに来たと言えばそうかもしれません。
その様に時間が掛かっていいから、土星は堅牢な基盤を構築するのです。
土星原理における「手放し」

7ハウスから8ハウスに至る過程というのは
交流する相手が誰でも彼でも良いというお話でない、というところ。
天秤座から蠍座の過程というのは
関わる相手を限定的にして深みをもたらして骨の髄まで理解し切るもの。
ある意味人間関係的な手放しが起きて、
必要な人とのみの関係性がクローズアップされるということ。
そんな具合に誰もが12サイン、ひいては12ハウスを経験していってるはず。
それこそ「手放し」とか土星とか山羊座っぽいものですね。
余計なものを削る作用があるわけだから。
前段階の木星がどんどん増やしていく役割があるので、
ここではその次段階の土星が収縮していく。
必要なものだけ実用レベルで残すことで土星期の集大成に備える。
土星は社会を示すのである種の社会適応力にも繋がるのでないか。
それだと狭い世界しか知らないものだから自由を求め、蠍座から射手座に飛んでいく。
射手座の段階で色々やることを広げるのはいいが
しかし適当になったりするものだから、山羊座の段階で「時間」という概念を持ち出す。
山羊座の土星エネルギーで行き当たりばったりの「適当」さがなくなる。
役に立つ形で人に教えたり、適当さをなくしていく、ということが行われる。
総括

収縮して必要なもののみの基盤構築に集中する。
余計な横道に逸れず、必要なことだけをやらせる。
宇宙という不規則性な空間に秩序をもたらす、
という難しいことをやろうとしている土星。
組織の運営であるとか、土星は現実世界の最適化能力をもたらすワケです。
何が一般常識で何が変なのかっていう線引きももらたす。
そうしないと「変な人」であるとか、最低限のしきたりを守らない人が溢れかえってしまう。
窮屈だけど必要であることに変わり無いのが土星のルール。
と言うのもそうだし、広がるだけならいくらでも広がるもの。金星も木星も海王星も、
その守護を受けた人たちはたくさんいるわけだから際限なく増えてゆく。
必要なものだけに煮詰める調整者は確かに必要なこと。
土星が天王星以遠の新たな影響を受けるかどうかのフィルタ役をやっています。
新たな常識をよしとするかどうか??
太陽系外に連なる世代天体との最後の架け橋的存在と言えるでしょう。
