水瓶座土星時代が2023年に終わりを告げました。
次の水瓶座土星時代は2050年1月になります。
水瓶座にとって土星はサブルーラー(かつてのルーラー)なのでとてもパワフルでした。
「風の時代」と今の時代に対して輪をかけるように
水瓶座に土星が入って行ったわけですが。
さて水瓶座土星はどんな時代だったでしょうか。
ティターンを介してどんな課題を出されたのか?
試練を乗り越えて、どんな結果を出したのか?
そして魚座土星時代がやってきました。
土星が居心地の良さを発揮する水瓶座を抜けるので、
土星の縛りがマイルドになったと感じる人もいるでしょう。
水瓶座土星時代の新旧比較、そして、魚座土星時代はどんな展望になるでしょうか。
もくじ
水瓶座土星時代 2020年12月17日〜2023年3月7日

主な出来事を上げていきますと
・緊急事態宣言でリモートワークが活性化
・総理銃撃事件
・スリランカ大統領邸へデモ隊侵入
・西九州新幹線開業
・同性婚の成立に向けて一歩前進
水瓶座の特徴で言うと「革命」「テクノロジー」「ジェンダーの垣根を越える」「人道主義」
こういったことが挙げられます。
まず、コロナ禍による緊急事態宣言でリモートワークが主体となって、
テクノロジーが進化した時代でもありましたね。
水瓶座のキーワードである「革命」「テクノロジー」
それらにおいて制限のかかる出来事があり、
また行動が起こることも考えられるわけですね。
これまでの当たり前だった出社しての仕事をリモートワークという
これまでやらなかった形態を考えざるを得なくなる。
土星が入ってくると、新たな法の整備のもと動かねばならない、そういう転換期でもあるんです。
前回の水瓶座土星時代 1991年2月7日〜1993年5月2日

ここでも主な出来事を上げていきますと
・ソ連でクーデター
・ユーゴスラビア紛争
・山形新幹線開業
・福岡ドーム完成
・横浜ランドマーク竣工
日本の球場もドームの施工を増やして行ったり、新幹線も普及。
ソ連でクーデターが発生しソ連は崩壊、現在のロシア連邦設立に至りました。
ユーゴスラビアにおいてはクロアチアが独立のために紛争。
「革命」「テクノロジー」にまつわる制限、
あるいは抵抗といった行為がこの時代も見受けられました。
水瓶座のあるところに革命あり、というところか。
水瓶座土星時代のギフト

水瓶座土星晩期で、同性婚が可決されたというニュースを見ました。
水瓶座と言えばゼウスが美少年ガニュメデスをさらった逸話もあるように
性差を度外視する考えない自由さがあります。
性差もいわゆる「枠組み」なので、風の星座は枠組みを通過します。
良く言えば画期的、悪く言えばドライ。
同性愛についてはこの水瓶座土星の間はまず理解が難しい問題だったところが
それが水瓶座土星の晩年になってようやく理解に落ちた、そんなところでしょうか。
同性愛という新たなルールがあって、それに慣れるまでの期間が
水瓶座土星の期間だった、ということです。
土星は法律とか規則の星でもありますので、
その星座にまつわる法律とかの見直しも入るでしょう。
水瓶座土星の終わりに差し掛かるあたりで可決に入った、
というのもまた考えさせられます。
水瓶座のサブルーラーなのでハイパワーだったはず。
人によっては、変えたくても変えられない、
そんなプレッシャーが強かったのでないでしょうか。
水瓶座土星時代を抜け、魚座土星時代に向けて

2023年3月8日から魚座土星時代が始まります。
ここから2〜3年は魚座土星時代が続きます。
魚座が示すものがかなり多岐に渡るので影響が読みづらいものがあります。
魚座、スピリチュアル、奉仕、医療、健康、薬、お酒、水全般、芸術。
ジャンルで言えばかなり多いです。
医療関連は過渡期になり、法律の見直しが入るかもしれない。
水難もあり得る。魚座海王星も入ってるしそれとのアスペクト次第。
魚座の人は結構きついかも。
しかし土星が入ったということは、何かしらの新たなルールが設けられるということでもあり、
そこに慣れるまでに2、3年の月日を要する、という見方も取れます。
だからものすごく大変なのですね。
だからこれまでのルールのものは見直しを図らねばならない。
これまでのやり方では、未来通用しないから変わらねばならない。
そのために、新たなルールに合わせるために「束縛」を受けることもあるし
そのための「試練」がやってくるとも取れましょう。
人によっては転職とかで環境変わる時期かもしれないし、まさに変わってる最中かもわからない、
だからこそ古いルールを脱却し、新たな仕組みを定着させる必要があるのです。
土星は私たちの教師のような星です。
魚座や土星とハードアスペクト組む人は
ここから2、3年かけて、何かしらの完成点を求めなくてはならない時期だということ。
魚座土星をどう過ごす?って言われたら
基本的は「断捨離」としか言いようがないと思います。
自分の中に抱えた古い仕組み、あるいは古いものを持っているなら
それらを捨てて、新たなルールを受け入れる自分になろう。
新たな自分を受け入れるための身軽な自分になることです。
この土星の学びが終わったときは、より奉仕の心構えを持った自分として、
より癒しの学びが深まって生まれ変わるでしょう。
無償の奉仕的な流れが強まるのかもしれません。
総括・「制限」を乗り越えた先に新たな「世界」が見える。

土星というとマレフィック(凶星)と言われるのでできればやってきて欲しくない、
ハズレくじのような立ち位置であるかもしれません。
どんなところに束縛や制限がかかるか。
この試練を乗り越えてどうなって欲しいか。
それは、土星に入っているそれぞれの星座が示しています。
そして土星が示すものは「試練」「制限」でもありますが
「完成」の意味もあるので、やっていかなきゃいけないことでもある。
大アルカナ「世界」が示すように、一つのゴールでもある。
2023年3月8日に土星が魚座に入りました。
医療についても受難であったり、法律が見直されるかもわかりません。
成人年齢が変わったことで、アルコールに対しての対処もより変わるでしょう。
過去の魚座土星時代は災害などの影響もあって
まさしく医療やスピリチュアル系統が大変だった時代でしたが
ここはなんとか一丸になって乗り切っていきたい、
いや、乗り切って行きましょう。