蠍座における光と闇の修験道。不死鳥の如く蘇る再生力があると信ずるが故の生命力が光る。

数字の「8」は、見える世界と見えない世界、
すなわち「物質界」と「霊界」のバランスをこと。

蠍座は「8」番目のサイン。
それにちなんで言えば「見える世界(物質界)」と「見えない世界(霊界)」を扱っているし、
相手からもらうものや遺産という物質の流れと、
魂の流れという霊界の流れの両方が入り混じった8ハウスの原理も頷けるというもの。

その流れから蠍座はスピリチュアリティであるとか宗教じみたサイン、
という風に見られるのでないかと考えます。

蠍座における「死と再生」の流れを改めて考えましょう。

蠍座のキーワードである「私は変容する」

蠍座

ここにおいて言えば、結婚して生活が変わるように
また近親者が亡くなったことによって遺産が継承される流れのように
新たな可能性を受け入れて、自分が変わっていくこと。

蠍座は物質界と霊界の2つのバランスをとる
「8」という数字に因む、と言いました。

蠍座の性質を持つ8ハウスにおいても「お金」の意味合いもあるし
「終わりと始まり」の意味合いで「死と再生」もあるところ。

その流れによって変化変容がもたらされます。
8をひっくり返すと「無限」、エタニティループが生成される。

この「無限の可能性」を秘めた8のサインは
死を示すことから時に不吉な象徴であり、
再生を示すことから不死鳥のように蘇る奇跡性を示す、この両面があるサイン。

とりわけ蠍座とか冥王星が効いてしまうと、なんの変哲のない退屈な日常は
まるで幽体離脱してるみたいに、結構ぼーっとしてる感じではないでしょうかね。

劇的なものでなければ好みようがないのと、
物体よりも感覚を重視するので、日常から上の空という感じ。

社会においての生命危機なのか、あるいは本当の生命危機なのか?
「急死に一生」のような体験が覚醒をさせ、内的な「破壊と再生」をもたらします。

「死と生」というのは平凡な日常を超えている感覚で、非日常と言っても良いでしょう。

平穏が日常を崩してしまう「死と生」という非日常の事象が
人の人生観、死生観をガラリと変えてしまうのです。

まるで吸い寄せられたかのように、急患の勤務や引継ぎ案件など、
「死と生」の魂のサイクルが描かれる現場に配属されるのでないでしょうか?

蠍座を何かしら持っている方で、例えば医療においても
生命の危機が関わる部門に関わる方も少なくないでしょう。

蠍座は「不死鳥」の如く再生する強さゆえに試練も並外れ?

蠍座

蠍の尻尾には猛毒があると言われています。
それと同じように時に毒気付くようなところがあるように
裏の裏すら見通すような力を持っています。

毒を以て毒を制するのが蠍座のやり方。
なのでありとあらゆる毒を知らねばならぬというもの。

他者よりも強力な能力を持つためだろうか、
平凡な生活をしている者以上の強烈な体験をさせられる、
と感じることもあるでしょう。

それは蠍座というのが並々ならぬ破壊力がありながら、
不死鳥のように再生する力強さ、再生力があるから。

毒を制する活路を開くために並大抵の体験でないものをぶつけられる、
と言っても良いでしょう。特に29度は。

蠍座の29度だともう辞表出す一歩手前の会社なのに、
新しいプロジェクトにアサインされたから付き合わされてる、的な状況。

ある意味「最終段階」とも言える度数で、奈落の底に堕ちた者すら助ける慈悲。
片方は光を見に纏い、もう片方は闇に身を染めるかもしれない。

それでもなお、手を差し伸べるか否か??
その愛着を切り離せるかどうかというところをいつも闘い、
物事の決着がつくまでそこに居座ることになってしまう。

奥歯に物が詰まりながら新しいことをやりたいのにやれない、
ということの歯痒さはこの上ないことでしょう。

まぁ、蠍座はパラサイティングする先を変えることで
「破壊と再生」が起きて、それを繰り返すわけだから、
いずれは抜けるのかもしれないのですが。

光を知るには闇を知らねば全く話にならぬ、と言えば物騒であるのだけども

日常より「魔」に触れやすいゆえ、ありきたりのものではつまらない、

という性質がやはり拭えないというべきでしょう。

総括

蠍座

蠍座は人のことにおいては光も闇も全部網羅しておかねばならない宿命なので
裏の裏、この世界の知りたくなかったようなこと、「魔」に連なることもあるでしょう。

「理解」の飲み込みが良くも悪くもある。
「ここで見捨てたら後がない」のが蠍座のサイン。

愛の前には沼など無いも同然。
面倒な業すら背負うかもしれないが、その先に光があるから。

このサインは0か100かという価値観が際立つところで、
中途半端さがない方が良い、ありとあらゆる光と闇を知るからこそ、
闇を抱えてやってくる人が多いであろうカウンセリング関連には
一番向いてるのかもしれません。

それというのも不死鳥としての自分の可能性を信じて
新たな外への扉を開く才能があるからです。

この記事を書いた人