5ハウスが「自分の楽しみ」「自分を輝かせること」に終始すれば
11ハウスは「他人と関わって何かする」という対比になります。
とりわけ3、7、11ハウスは他者との交流が関わる
風エレメント定位のハウスで
11ハウスは社会から離れたフィールドでの有志の集まり、という感じ。
仮に11ハウスに何も入っていなくても
どういった人が自分の人間関係を形成するか、
というところをカスプからも追跡できます。
11ハウスカスプが獅子座の例で行きます。
もくじ
11ハウスの示す「友達」

11ハウスは社会から外れた世界において
他者との関わりを持って、現行の世界に対して
何らかの改革を目指して行動して行きます。
11ハウスに惑星があったりすると人と関わることが多い、とも言えるでしょう。
11ハウスの意味合いとしては「仲のいい友達」というよりは
「志を共にする同志」の方が近いですかね。
会社や学校の友達とはまた一線を画すような感じの。
11ハウスに何かしら入っていると、
人といることが居心地が良かったり、人脈がある、という見方ができます。
一説では、11ハウスカスプの示すサインのような人が
自分が事業をやっていたりするときのクライアントさんになりうる、
というものもあるようです。
11ハウスに感受点がない場合は
カスプを追跡して、その意味合いを追跡します。
どの星座が11ハウスカスプか?
それによって集まってくる人の性質が見えてくるでしょう。
たとえば金星をルーラーとする牡牛座や天秤座が
11ハウスカスプだと、11ハウスに天体が何もなくとも
若干ではあるが、金星の影響を帯びていると言えるでしょう。
品のいい友達が多い傾向があったり、友達を通して芸術活動の推進や金運を得たり、など。
11ハウス獅子座の効果か、「自分の王国で一旗あげた人」が知人に多い

11ハウスが獅子座だと、獅子座ルーラーは太陽なので
若干ではあるけれども、友人や同志との関わりを通して
社会的な改革であるとか、何かを成し遂げる、といった意味合いが出てきますね。
獅子座であることから社会的になんらかのポストについていたり
王様的な存在、太陽として輝いている、
すなわち「目立つポストにいる人」が友達となりうる、ということ。
私は11ハウスカスプが獅子座のためか、
ある程度の地位についた人が私の友人に少なからずいた、
それはすなわちビジネスオーナーで、かつ自分で回せているレベルの人、という存在の人を指します。
あるいは今ビジネスオーナーでなくとも
これからビジネスオーナーになって一旗上げる人だったり。
今はテレビに出ているが、当時は起業家の駆け出しだった人を見てきたこともありました。
変に見る目が肥えているのが、
自分の長所でもあり短所でもある、くらいに思っていましたが
ハウスカスプが獅子座ということで納得。
手前味噌ですが、そこそこビッグネームの人と関わる機会もありました。
もう少し深読みすると、太陽が3ハウスなので
出張先や近場の勉強場で出会った人で「太陽」っぽい人が
友達となりうる可能性がある、ということ。
3ハウスでいえば国内に限定されますかね。
総括

獅子座カスプということはビジネスオーナー的存在のような人と
関わり合いになることがあり得る、ということ。
関わり方としては、自分で人生を切り開いてきたパワフルな人、
「自分はさほどでもないが、自分と関わる人はすごい」
というのを体感として感じやすいかも。
11ハウス獅子座カスプであると、性質としては平均的な感じではなく
何かと目立つ才能を持つ人が人間関係の中にいるということ。
人間関係は割と濃密かもしれません。